突然ですが
「地理」とはどんな教科ですか?
一般的に言うと、
日本や世界の国や地域について学ぶ教科ですね。
そして大体の生徒は
「暗記科目」と答えます。
「覚えることが多すぎて何から覚えたらいいのか分からない。。。」
なんて意見もよく聞きます。
地理の基本は
“広く浅く”
です。
世界地理に比べて、
日本地理は少し細かいことが問われることもありますが、
一般常識内のものです。
「ここはどんな所なのかな?
旅行するとしたら何食べよう?
何が特産品なのかなー?」
と興味を持って勉強しましょう。
①覚えるのは「基本」から!
「その『基本』が分からない」
とよく言われますが、
地理の「基本」は下記のものです。
・世界の主な国・都市
・日本の場合、47都道府県に加えて県庁所在地も覚えておきましょう。
※もちろん位置も!
世界地理・日本地理の、
・主な山・海の名前
・地域ごとの気候
・地域ごとの農業・工業
・地域ごとの宗教・文化
これが地理の
「基本知識」です。
挙げてみると多いように感じるかもしれませんが、
世界史、日本史よりも覚える量は圧倒的に少ないです。
ただ、歴史と違う点としては、
ストーリー性に乏しいところです。
歴史では、
「誰が、どういう状況でどう考えてどう行動したか」
という流れがありますが、地理にはありません。
そのまま地名を丸暗記・・・厳しいですね。
そこで「地図帳」が大活躍!
地図帳は、地図以外の資料がたくさん詰っています。
地域の写真や特産品等、
実際の写真やデータを見ることによってつながりのある記憶となり、
より忘れにくくなります。
覚える際には旅行気分、
「地図帳」はパンフレットとして取り組むと楽しくなるはずです。
②問題演習
インプットの次はアウトプット。
問題集にも取り組みましょう。
地理は、
資料やグラフを読み取る問題も多く出されます。
数値が変わっても答えを導き出せるよう、
解き方を覚えるという意味でも問題演習は必要です。
③復習
間違えたらもちろん「復習」です。
復習の際は、
必ず手元に「地図帳」を置いておきましょう。
声に出しながら書いて覚えるのが効果的ですが、
資料集も加えてあげましょう。
文字だけではなく、
ビジュアル面で脳に印象付けられます。
●ワンポイントアドバイス●
家で自分がくつろぐ場所に地図帳を置くのも一つの工夫です。
日常的な家族同士の会話で地名等が出てきたら
“地図帳”。
テレビ番組で地名等が出てきたら
”地図帳”。
「どんなところかな?」
「特産品はなんだろう?」
日常生活に、地図帳を取り入れてみてください。
やり始めは、断片的な知識でしかないですが
続けていくとその知識がつながっていきます。
つながった時、
地理の知識がより一層深まり、
より一層、楽しくなりますよ。
ぜひ試してみてください!
地理は勉強中の小旅行♪
捉え方を変えて、楽しく地理と付き合っていきましょう(^^)
~社会の勉強法について(先輩からのメッセージ)~
東京大学工学部K先輩
社会科のポイント
"重要語句に関しては自分で説明できるくらいにきちんと覚えられるようにしましょう。"
京都工芸繊維大学工芸科学部A先輩
授業(学校)の受け方のアドバイス
"文章でよりも、図で解説されることが多いと思います。
先生が書いた図は必ずノートに写しましょう!
見開きの半分をメモ用のページにしてもいいくらい、
メモは重要です。"
早稲田大学文化構想学部O先輩
社会が苦手な生徒へのアドバイス
"社会は、用語を友達同士でクイズ形式などで答えあうなどすると
効率よく覚えられるので、
友達と一緒に覚えましょう。"
北海道大学歯学部I先輩
社会が好きになるモチベーションの上げ方
"歴史の漫画や小説を読み興味を持ち、
世界地図などを見て、そこを旅行する想像などをして
少しでも興味を持てるようにする"
北海道大学歯学部I先輩
予習復習について
"予習では教科書に目を通しましょう。
復習では習ったことを、
自分の言葉で他の人に話してせるようになることを目標にしましょう。"