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カテゴリ:PC
みなさま、こんばんは。
前回の記事からかなり経ってしまいましたが、 Windows 回復ドライブを手動で作成する方法について紹介したいと思います。 Windows 回復ドライブとは? ”Windows 回復情報が付属しており、デバイスをリフレッシュしたり、Surface を出荷時の設定にリセットすることができます。回復情報は、Surface の回復専用パーティションに格納されています。” (Microsoft Surface の USB 回復ドライブを作成する microsoft.com/surface/ja-jp/support/storage-files-and-folders/create-a-recovery-drive?lc=1041) DELLのPCではこれとは別にDELLのイメージリカバリUSBを作ることができます。 DELLとWindowsのメディアでなにが違うかというと、 Windows:リフレッシュ機能(一部のシステム設定を残したままのリカバリ)が利用できる (リセットはシステムパーティション内のみ工場出荷時に戻す;リパーティショニングは不可) DELL:パーティション構成も含めて工場出荷時へリカバリできる (パーティション構成そのままでのリカバリも可;リフレッシュ機能はなし) (Inspiron 11の場合) という違いがあります。目的によってメディアを作っておくことが必要と言えるでしょう。 さて、本題に移りたいと思います。 PC のリカバリー機能を実行するためのメディアを作る msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh824894.aspx に沿って進めていきたいと思います。 --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 1.起動可能な Windows RE イメージを作る 必要なもの:Install.wim, Winre.wim (Install.wimはInstall.swm, Install2.swmに分割されている場合がある) 1.1 展開およびイメージング ツール環境を開く 参照先通りにWindows ADKを導入してください。 1.2 Windows イメージと Windows RE イメージのコピーを取得する ここは少し異なるところです。Install.wimのマウントなどは必要ありません。 まず、Install.wim, Winre.wimはどこにあるでしょうか? 答えはディスクの最後にある回復パーティションです。 Windowsからは読みだすことができないのでLinuxのLive CD/DVD/USBが必要です。 これについては紹介するまでもないので先人たちの解説をご覧ください。 (Linuxでの操作は慎重に;責任は負いかねます) Linuxを立ち上げてパーティション6か7あたりの中にあるInstall.wim, Winre.wimを探し出してください。 その他の周辺のファイルも念のためコピーしておくといいでしょう。 1.3 Windows RE ファイル用の作業フォルダーを作る ここは参照先通りに(実環境に合わせて)作業をおこなってください。 1.4 Windows イメージを追加する ここは参照先通りに(実環境に合わせて)作業をおこなってください。 Install.wimが分割されている場合は分割されているすべてのファイルのコピーが必要です。 1.5 オプション: ベア メタル回復構成スクリプトを追加する ここは参照先通りに(実環境に合わせて)作業をおこなってください。 1.2でResetConfig.xmlやResetPartitions-UEFI.txtがあった場合はそれを使うといいでしょう。 2.起動可能なメディアを作る 以下は参照先通りに(実環境に合わせて)作業をおこなってください。 (以下省略) --------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 実際の手順についてお分かりいただけたでしょうか? この機能を利用して、自分で好きな時点のwimイメージを作り、オリジナルの回復メディアを作成することもできます。 みなさまがトラブルから救われることを願って。 またお会いしましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.05.17 03:09:44
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