リコのスロット日記+α

2006/08/29(火)10:41

7月16日「宝探し」

その他(81)

とある日の昼下がり。 うちの部長が「ヤバイ、どうしよう」と騒いでいるところに出くわした。 「どうしたんですか?」 「例の景品、もう隣の会議室に置いてあったんだけどよぅ」 この夏行われる会社のイベントで、何やら豪華景品が当たる抽選会があるのだけれど、 数日前というコトもあってか、その景品の数々がすでに用意され並べられているらしい。 話の途中の部長を差し置いて、その廊下からすぐ入った会議室を覗いてみると… 特賞と思われる32型のテレビやら、録画のHDDを始め、豪華景品がイッパイ。 リコは用事があって欠席と出したイベントだけど、こんなのがあるなら行けば良かったよ! テレビもイイけど、HDDもイイ!うわッ、DSもある! 目をキラキラさせて見ているところへ、さっきの部長が部屋に入ってくる。 「これじゃあなぁ、どうすっかな。困ったな!」 「何がですか?」 「何がって、車だよ車」 「?」 意味不明なコトを言いながら、32型のテレビの入った大きな箱をポンポンと叩く部長。 「え、車がどうしたんですか?」 「当日だよ。軽トラで行くしかねーな。どう考えても俺の車だと乗らんだろ、コレ」 「コレって…?」 「テレビだよ、こんなのデカイんじゃヤバイだろ」 Σ( ゚д゚) なんか、テレビが当たる予定らしい。 きっと当たっちゃうらしい。 引きたくなくとも引いてしまうらしい。(兵藤?) 冗談で言ってるならまだしも、 「うちは地上派は大丈夫か確認しておかないとな」なんて終始本気顔で言ってるのを見ると、 まんざら冗談でもなさそうな勢い。 「別に軽トラじゃなくても、後で取りに来るとかすればイイんじゃないですか。  それか奥さんに取りに来てもらうとか…」 真剣に悩む部長に真剣にアドバイスをしていたリコに、近くでやり取りを見ていた先輩が一言… 「まともにアドバイスすんなって、本気にするから」 その後も部長は自分の抽選番号をリコに見せてきて、 「だって、この番号すげー当たりそうな番号なんだよ。見てくれよ、ちょっとこれを!!」 一生懸命話してたよ。(笑) まぁ結局テレビは当たらなかったようなんだけど、テレビ正直うらやましい。 もうリコんちのテレビ、23型くらいの普通のブラウン管のテレビなんだけど、 1年前くらいからフジテレビ系列の映りがめちゃ悪くて、どうにもこうにもならんだよ。 もうジージーで、よく見えない。 リコの住んでるアパートの人たちもみんなそうなのかなと、 前に駐車場で一緒になったアパート住人の女の人に、 「すみません、フジテレビ系列のチャンネルって映り悪いですか?」 っていきなり聞いちゃったモン。 「え…そんなコトないと思いますけど……」 「あ、そうですか!?」 今思えばかなりの不審者だったと思う。(汗) 聞く前にせめて、うちのテレビのフジテレビ系列の映りが悪いコトをカミングアウトすべきだったよ。 (どっちもどっちだよ) 3年前くらいにひとりで買いに行った我が家のテレビ。 映りは悪いわ、DVDなんか見たりする時、 音声がステレオじゃなくてモノラルだから聞こえも悪くて最悪なんだけど、 買った時、家電屋さんからショッピングカー乗せて駐車場まで運んで来て、 後部座席のドア開けて、テレビ両腕に抱えて載せようとしたらテレビにぶつかってドアが閉まっちゃって、 もう1回開けようとしたらインロックしちゃってあって、 真冬の超寒い時に、テレビとリコだけ駐車場に取り残されて、 そんな異様な光景のまま、JAFの救助を待った…なんて切ない思い出ありのテレビ。 だから、液晶テレビ買おうと思っても、 この思い出のテレビに情移っちゃってさ、なかなか買い替えの気持ちの整理が… …とか言うのは言い訳で、ウン十万も出してテレビを買う気になれず、 今の放送が見れなくなるギリギリまでこのテレビを見ようとしている貧乏性リコなのでした。 その頃には恐らく、フジテレビ系列は真っ黒だな。 (・ε・`) 16日、日曜日。 この日の朝、T店の前であのメンバーが大集結していた。 リコ、Sちゃん、みかん姫、おにいの4人。(大集結って言うな!!) 最近あまり朝いちのスロットにも来なくなったリコたちも、 6のつく日というコトもあって、 おにいらに誘惑させられ、この日は早くからやって来たのだ。 と言いつつ、昨日は昨日でみんな揃って番長のイベントに同じT店で打ってたのだけど、 3分の1で導入されているらしい番長の6を探すために、4人して苦戦。 「6っぽいんだけど…」とか言いながら、出ない自分の台に苦しんだり、 はたまた「これ違う!」と台を捨てて、移動してまた探したり、 そんな中、唯一SちゃんだけがBIG34回のオバケ16回というなかなかの成績で5千枚抜き。 そんな中夜になって行われた高設定発表の時間の時、 なんとリコとみかん姫のおにいの3人が朝座った台にはすべて6の札が刺さり、 Sちゃんの台にだけ…刺さらず!(爆) 6に座ってた3人は出なくて、6に座らなかったSちゃんだけが唯一勝利…みたいな。 番長の設定がいかなるものかを物語る事件となった。 一方のリコは出ない番長の6にコテンパにされ、 今日はそのリベンジをしようかと思っていたのだけど… 開店前、お友達のみかん姫が「一緒に秘宝伝打とうよー!」と勧めてくる。 秘宝伝、新台で入った頃Sちゃんがちょっと打ってたけど、リコはまだなのだよ。 なんせ前に日記で書いた通り、 機種名を「秘宝館」だと思ってたくらいだで。 (ノ∀`*) 「えぇ~、だってアレ扉がちょっとしか開いてないモンでやだモン」 「確かにそうだよね、全部開ければイイじゃんねー」 みかん姫とそんな主婦っぽい会話をしているところへ(どこが!?)、 Sちゃんも「そうだよ、リコ~秘宝伝打ってみなよ」と薦めてくる。 すでに秘宝伝を打ったコトのあるSちゃんたちの話だと、 時折、俺の空の時並みのイライラが生じるコトがあるらしいけど、 俺の空程ではないから大丈夫…だとかなんとか。 「結構おもしろいよ、ねぇおにいくん」 「オゥ」 「教えてあげるで隣で打とうよ、ねぇねぇ」 みんなに背中を押され、今日は番長でのリベンジを諦め、その噂の秘宝伝を打つコトに。 こうなったら、まだ新台の秘宝伝を取るためにも早めの番号の整理券を取らなければ!! そうこうしているうちに開店20分前になり、 みんなで整理券の抽選の列にイソイソと並び始めた。 「Sちゃんは何打つだ?」 「俺?俺は…やるのか、オイ」(モノマネつき) 「猪木打つだ!?」 「おにいと一緒に打つ約束しただよ」 猪木にも高設定が入るかららしいけど、 だったら尚更5台くらいしかない猪木取るためにもイイ番号取らんとね。 リコたちの番になった! まずは…おにい。 「おぉぉっ、4番だ!」 「すげぇ!」 おにい、80人はいるだろうこの状況下で、強運の一桁!! 続けて、みかん姫。 「うわっ、38番…」 そして、リコ。 「うわっ、45番…!!」  なんだよぅ、全然ダメダメじゃんかよ~ 相変わらず、イイ番号の整理券って引けないなぁ~ がっくりする中、1番最後に我が家の期待の星Sちゃんが…引くっ! 「ろ、ろくじゅう…68番だって、オイ」 ( ゚Д゚)ポカーン こうして、4番エースのおにいを除いて他ズッコケ3人組のリコたちは、 泣く泣く順に列の後半部分に並んだよ。 よくよく見たら、最後尾が72番だったよ。(Sちゃーん) そんなすべり出しだったものの、 新台で入った直後に増台されえ40台ある秘宝伝は無事確保。 Sちゃんもかろうじて猪木のラスト1台を取るコトができたらしく、 何とか予定通り、本日の勝負スタートとなった。 はてさて問題は…下調べもな~んにもしてない、秘宝伝だよ! 前デモ画面で見たけど、 このツンツン頭の男の子が、 彼女なのか友達なのか幼馴染なのか、はたまた微妙~な関係のこの女の子に(細けぇよ!)、 宝探しに強引に誘われて連れてかれて、 その先でドロンジョ様に追いかけられるってストーリーまではわかってるんだけどサ。(違) これ、どうやって打つの?! 「チャンス目があるんだけど、まずそれを覚えんといかんのだけどね…」 隣同士で座ってくれたみかん姫に、 打ち方を伝授してもらいながら、早速打ち始めるリコ。 「とりあえず、左はバーを狙って~これが滑ったら~…」 「ふむふむ」 「左はバーね」 「ね、狙ってるよ」 と、話してる先からどうやらリコの左隣の人がそのチャンス目とやらを引いたらしく、 こないだSちゃんも引いてた、吉宗で言う高確率みたいなのに突入し始めた。 「あれに入ると、毎ゲーム16分の1でボーナス引くの!」 「えっ、そんな確率いいだ!?」 「でも高確率は10Gか20Gくらいで基本的に終わっちゃうから、  これがなかなか引けないのだよ」 「あぁ、ほいだモンでー俺の空みたいにイライラするって言ってたのか!」 じゃあ、とにかく高確率を引くのが鍵なんだね。 なぁ~に、所詮16分の1なんて…俺の空でリプレイの女王と呼ばれてたリコには(呼ばれてない呼ばれてない)、 高確率入ればこっちのモンだに! そして、しばらくして… 突然連続演出がガヤガヤと騒がしくなったリコの台。 「あれ?リコ、チャンス目引いた?」 「えっ、わかんない」 「引いたかもだよ!チャンス目引くとこうやってなんか演出が続いて騒がしくなる」 「あ、じゃあ引いた…かも」 大丈夫か、オイ。 とりあえずみかん姫いわくチャンス目を数えろとのコトだったので、 ちと自信もないながら、カウント用のコインを1枚台の脇に置いた。 しかし、思わせぶりの演出が続いた後…高確率には入らず。 その後100Gくらいして、 またそこでチャンス目らしきものを引いて(怪)、スルー。 「これ、どのくらいの確率で高確入るだ?」 「それがね、通常チャンス目だと~6でも38%とかなんだよ」 「そんな悪いだ!?」 設定1でも31%くらいだってんだから、 高設定だから入りやすいって大きな違いはあまりなさそうな気がするけど、 設定差はチャンス目を引く確率の違いにもあるらしいから、 引いたチャンス目の数&その内高確率に当選した数のどちらもカウントせんといかんね。 そして… 打ち始めるコト、200G過ぎ。 突然「♪チャチャチャ チャー」という音楽と共に、 男の子が道の真ん中に落ちた原稿用紙みたいなヤツを発見する演出に。 そこですかさずみかん姫が「それ、チャンス目確定の演出だよ!」と口を開いた。 そのおかげでやっと、チャンス目引いた!!と堂々宣言できる正真正銘のチャンス目を引き、 このチャンス目からようやく初の高確率ゾーンに突入だ! 「何コレ、どうやって打てばいいだ!?」 「普通に打てばいいよ!」 あたふたしていると、開始3Gくらいで狙ってもないのに青い長丸の絵柄が揃い、 次のゲームで「100%」の文字。 「入ったよ、リコ!」 言われるがまま、7を揃えて… 初BIG、キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!! どうやら高確率入っていきなり3Gめで、16分の1を引き当てた模様。 俺は男だ、男だぞーーー!(番組、違) 浮かれてBIGを消化し始めようとするリコ、みかん姫がまた一言… 「リコ、BIG中にはずれの回数も数えんとだよ!」 「なんで!?」 「設定差あるの!ナビ何もなかったら、チェリー狙って外れたらそれがはずれだで!」 「あ、そうなんだ」 「あと、スイカも数えて!」 「まーだ数えるモノあるだ?」 チャンス目も数えんといかんし、 これじゃあ台の脇に、カウント用のコインで新都庁が建ってしまうじゃないか。 「お、リコBIG引いたのか」 様子を見に来たSちゃんも、ひと安心。 結局1回めのBIGでははずれは1回も来なかった。 <つづく>

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