カテゴリ:リコスペ
![]() ![]() 言葉では言い表せない程感動した、グランドキャニオン。 帰りのセスナではぐっすり眠り、 目が覚めると、そこはノースラスベガス空港だった。 今日1日で仲良くなったカナダ人のカトちゃんケンちゃんたち(まだ言ってるヤツ)ともお別れ。 「別れ際、なんて挨拶する?」なんてSちゃんとモジモジしてたら、 挨拶どころか、2人はリコたちに見向きもせずに帰ってしまった。 (´・ω・`)ショボーン 日本人と違って欧米はあっさりしてるのう。 そうそう… このグランドキャニオン観光の中で何個か書き忘れてるエピソードがあった。 朝ホテルからバスに乗った時から、 日本人観光客で10人くらいのおじさん団体がずっと一緒だったんだけど、 セスナも近くの席に座って、 現地での観光バス内でも、ちょうどそのおじさんたちの前の席に座ったリコたち。 その観光バスでしばらく走ってから、とあるコトに気づいたリコ。 延々とおじさんたちがベラベラしゃべってたんだけど… 「あれが○○だら?」 「そうじゃないら~、こっちが△△だに」 「それで合ってるだ?」 「いいら~」 ( ゚∀゚)・∵. ガハッ!! ちと待てちと待て! よくよく考えてみれば…すんげぇぇ聞き覚えのある言葉だよ、オイ!! 聞き覚えがあるどころか、 馴染みすぎて、むしろ全然気づかなかった。 ここは米国だというのに… しかもグランドキャニオンというものすごい観光地であるのに… バスの中に響きわたる、母国ニッポンそして我らの遠州弁。 (・∀・)/ 馴染みすぎて気づかなかったのはリコだけじゃなく、Sちゃんも。 ずっとおじさんたちの遠州弁コテコテのおしゃべりは耳に入っていたはずなのに、 それに気づいたのは旅の中盤。 それっからはもうおじさんらがしゃべる度に、 なつかしいのと、なんかよくわからんけど恥ずかしいのとで、 「~ら」とか「だに」とか出ちゃった日には、アメリカンコーヒー吹きそうだった。(汗) あまりにも親近感沸いて、リコ聞いちゃったモン。 「あの…どちらから来たんですか?」 「お?俺らは静岡県って所からだよ」 静岡だってのは顔中に書いてあるに。 「静岡のどこですか?」 「浜松の方」 めっちゃ近くじゃん!ここがアメリカってコト考えたら、もうご近所さんレベルじゃん! しかも「浜松の方」って言い方からすると、 うちらも同じ遠州弁を話す仲間だとは知らないおじさんたちにしたら、 地名言ってもわからんと思って、 あえてそこそこ知られてる浜松を挙げたのかもしれんね。 世間は狭いって言うか… 日本、せめぇぇ! それにしても、自分たちの方言を地元以外やテレビで聞くと恥ずかしいのはなんでかね。 観光中、お昼を食べてからそのダントツトップで静岡県人の割合が高いバスに戻った時、 カウボーイのおじさんがバス内で点呼を取ったんだけど、 リコたちの座席の前に来た途端… 「…!!!オクサン!?」 リコを指して、Sちゃんにそう突然尋ねたカウボーイ。 「え!?いっ、Yes…オクサン」とSちゃんが頷いた途端、 「ビューティフォーーーー!!!オクサン、ビューティフォーね!!!!」 工エエェェ(・д・)ェェエエ工 あまりにもデカイ声で言うから、バスの中でみんな振り向いちゃって、 めっそうもないリコは笑っちゃったんだけど、 散々リコを褒めちぎった後、 「オクサン、ビューティフォー!You're ラッキーボーイ!ラッキーボーイ」 カウボーイいわくビューティフォーなオクサンをもらったSちゃんを、 ラッキーボーイだとまた騒ぐ。 大勢乗客がいたバスの中でカウボーイに絡まれたのはリコたちだけで、 帰りにバスを降りる時にも、「ラッキーボーイ、Thanks!!」と言われちゃったりなんかして、 気をよくしたリコたちは帰り際、みんなより多くチップを渡しちゃったよ。 騙されてる?!騙されてるのか!? てか、ビューティフォーどころか、 朝寝坊寸前のドタバタ劇のせいで、お風呂にも入ってないだけんね。(汚) バスでホテルまで戻って来た時には夜6時近く。 一旦部屋に戻り、まずはお風呂に直行したよ。 昨日苦戦したシャワーヘッドはSちゃんに教えてもらって動かすコトがわかったし、 快適快適。 (´∀`) すっきりした後、ちょっとおしゃれな格好に着替えて、 街へと繰り出すコトに!! まずは…ここベラージオホテルに昨晩から泊まっていながら、 まだ見ていない、噴水ショーを見るため、ホテルの玄関を出て外へ! ベラージオの噴水ショーというのは、 ホテルの前にある5万平方メートルある大きな湖で、 音楽に合わせて噴水が舞い上がる、無料で見られるショー。 午後3時から30分置きに、夜8時からは15分置きに行なわれる。 これが、ラスベガスで1番人気の無料のショーらしいのだよ! ホントにすごいみたいだに!! 今ならちょうど6:45のに間に合うはず。 軽い足取りでホテルの玄関を出ると、ハマーのリムジンを発見。 「すげェェ!」 Sちゃんが興味津々で近づき、写真撮りたい!と騒ぐ。 ハマーリムジンをバックに正面から撮りたかったけど、 運転席に人影が見えたモンで、こそこそと後ろの方で急いでシャッターを押して、退散。 だって怖いじゃんね、いきなり「何してんだ!」って黒人が出てきたりしたらさ。 エディマーフィーとか。(愉快じゃん) 噴水ショーは大きな湖を囲って、どこからでも見られるのだけど、 とりあえずリコたちは向かいのホテルバリス側のストリップ通り沿い側へと出た。 始まりまでにあと数分というコトもあってか、湖を囲うように人たちがあちこちで噴水を待っている様子。 一体どんなんなんだろうとそわそわしていると、 BGMが聞こえ始め、ついにスタートした!!! 夜景モードで撮ったせいで恐ろしくピンボケしてるけど、これがその時の写真。 ![]() ![]() ![]() 曲名はわからないけど、聞いたコトある音楽と一緒に始まった噴水ショー。 …! !!!!! もうすごいのだよ。 。・゚・(*ノД`*)・゚・。 感動。 何がどうなってるのか、 自由自在に水が上がったり下がったりウエーブしたり曲がったり… 水が踊ってるみたいで、すっごくキレイで! バックに見えるベラージオのホテルも、まわりの景色も、 キラキラした噴水も、それを反射して映す湖も…うっとりするくらいキレイ。 圧巻。 これが無料で見られて、しかも15分置きとか30分置きでやってるなんて信じられない。 すごいね。 明後日までベラージオ宿泊だし、またイッパイ見に来よう。 噴水を楽しんだ後、夕ご飯をどうしようと2人で相談し、 何か買って部屋で食べるコトに決め、とりあえず歩き出した。 少し歩くと、テレビで見たコトのある光景ハーレーダビットソンのお店が! お店の入り口の上で、ドでかいハーレーが飛び出しているのだよ。 「わぁ、これがそうか!」 「すげ~~~!」 ![]() ![]() 「コレ、ずっと置きっぱなしで草生えちゃっただかね?」 「んなワケねーだろ!?」 お店の前でパチパチ写真を撮ってはみるものの、 実際入る勇気がわかない。(汗) だってコレ、リコずっとバイクのお店かと思ってたけど、 聞いた話じゃ、カフェだかバーみたいなお店なんだって!?(オバタリアン風) お店の中がどうなっているのかも見えないし不安じゃんね。 入らない勇気。(By稲中) また後日来てみるコトにして、その先へとまた歩き出した。 それにしても… ラスベガスは夜出歩いても怖くないとは聞いてたけど、ひとつだけリコが怖いと思ったのがチラシ配りの外人たち。 ストリップ通り沿いのあちこちで通行人みんなにチラシみたいなのを配ってるんだけど、 なんかピンクチラシって言うだ?アレ。 とにかく怪しいヤツなんだよ。 しかも「ペッペッ」とかって指ならしながら近づいてくるモンだから、怖い怖い。 せめて「お願いしまーす」って言って欲しい。(無理) あと怖かったのが、道の途中エルヴィスプレスリーがいたコト。 もうリコが生まれるより前に亡くなったはずなのに、 白いスーツみたいなのを着て、ウロウロしてたよ。 そっくりさんだろうか?(当たり前だ) 他にはロボットみたいな動きをしている人もいて、 そういう人たちの前には決まって見物料のチップというか、 コインを入れる箱が置いてあって、 目の前で見るとコインを入れないワケにもいかなくなると思い、 あえてリコたちは離れたところからこっそりと見た。 その後コンビニを見つけて興味本位で入ったリコたちは、 おいしそうな、やたらデカいドーナツを1個ずつおやつに買って、 その先に見えるマクドナルドへ。 「マックならメニュー指差して頼めば大丈夫だら」 「そうだね、買ってって部屋で食べるか!」 何だか閑散とした店内に進み、レジから少し離れたところでひそひそとミーティングを行なった後、 いざレジへ…!! こういう時は無難が1番と、普通のハンバーガーのセットを注文。 メニューを見る限りではポテトとドリンクがついてくるみたいだから…と、 ドリンク名を言った途端、 「ドリンク、ナントカカントカーー」(解読不能) 「?」 「?ナントカカントカ ナントカドリンクナントカー カントカナントカ!」 ドリンクしか、聞き取れねェ!! とにかく早口すぎて聞き取れず、適当に笑ってごまかしていると、 一応会計するところまでたどりつくコトができた。 Sちゃんと2人で変な汗をかきながらお金を払って商品を待っていると、 どう見てもお持ち帰りの袋ではなく、すべてトレイの上に置かれる商品たち。 なんか店内で食べてくコトになってるやんけ。 。・゚・(ノд`)・゚・。 「ここで食べてくのか?」 「ううん、持って帰るつもりだったよ」 「ちゃんと言ったか?」 「そう言えば聞かれてないら?」 ヒソヒソ(*・д・)(・д・`*)ヒソヒソ もしかしたら聞かれたのかもしれんけど、 もうワケわからんわい。 「テイクアウトで!」と言うのも苦労しそうだったモンだから、 仕方なくそのまま渡されたトレイを受け取ったよ。 と、ところが…! トレイの上に置かれた飲み物の紙カップが2つとも空。 やっぱドリンク頼んだのに、通じてないやんけ。 。・゚・(ノд`)・゚・。 世界共通であると思っていたマックでも言葉の壁にブチ当たり、 肩を落としながら、ガラ空きのテーブルへと向かうと、 その途中で、ドリンクの機械があるのを発見。 コーラやらソーダやら色々ある! そこでようやく店員さんの言ってたコトを理解したよ。(汗) しかし無事夕ご飯にありつけたのはよかったんだけれども… 同じく店内にいるのが、ホームレスみたいな超怪しい格好のおじさんがひとりで、 いざ食べてると、何だか店内が不気味な雰囲気であるコトに気がついた。 そういや、誰も店内で食べようとしないじゃん… ホームレス風のおじさんがこっちをチラチラ。 ((((;゚Д゚)))) 途中から2人とも落ち着かなくなって、ハンバーガーやポテトを飲み込むように口に入れて、 そそくさとそのマックを出たのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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