|
カテゴリ:カテゴリ未分類
備忘なんで読む価値ないです。
セミナーに出席して17時終了直帰だったので、名画座で 木下恵介監督の喜びも悲しみも幾年月を見てきました。 神宮球場のヤクルト×中日もいいなと思いましたが、 まあ聞いたことのあるタイトルだし、神宮の先発がイマイチだったんで。 中日の河原・岩瀬が出てきたので、こちらに行った方が風も気持ちよくてよかったかな。 灯台守新婚夫婦が嫁ぐ娘を灯台からの霧笛で見送るまでの30年弱を昭和七年から三十年代の日本の世相をちょっと映しつつ温かく描いた作品といえばよいのでしょうか。 うーん。つまらなかった。 佐田啓二は初めて見ました。子供の頃から中井貴一がテレビに出る度に「この人はサタケイジの息子だよ」と母親に言われ続けても、なんだかよくわからなかったですが、中井さんに雰囲気近いですね。温かみのある二枚目というのか。 灯台守という大変な仕事の中で夫婦助け合ってということなんでしょうけど、灯台守の仕事の大変さが伝わらない。そりゃ、真冬の石狩では町に行くにも老いた馬の橇が必要だし、長崎の離島女島での生活は寂しいでしょう。その辺愚痴ったり夫婦喧嘩するんだけど。最初に出てくる観音崎には、いきなり灯台生活で精神に異常をきたした同僚の奥さんが出てくる(き〇がいという表現で)し、石狩では同僚の奥さんが病院に行けずに亡くなるのですが、灯台の仕事シーンは、機械を雑巾で磨くところしかないんですよね。 灯台はスイッチ入れたら、後は機械がぐるぐる回るだけなので、苦労するシーンとか描きずらかったのかな。でも、雑巾でぴかぴかのシーンが3回だけってのは。 交代で夜勤があるので、そこはすごくしんどいとは思います。工場での新人研修で3交代のシフトに2回転入って、シフトの仕事の生活リズムの大変さの一欠けらくらいは分かるつもりなんですが、そういうところを想像で補わないといまどきの日本の「ブラック会社」というか社会そのものが「ブラック社会」な状況から見ると、僻地にいるのは大変だけど、死ぬほど残業することもないし、いい仕事じゃんと見えなくもない。 イーストウッドづいた後に、こういう映画を見ても、残念ながらいいとは思えないのはしょうがないかな。 その他 セット多用。せっかくだから、灯台で撮ればいいのに。 昭和十四年 世界大戦開始というテロップあり。 1939年のナチスドイツ、ポーランド侵攻のことなんですね。一瞬、分からなかった。昭和で言われると。 昭和二十年には空襲で各地の灯台守の方がなくなっているようで、〇〇岬 □□殉職というテロップを数回流しながら、灯台を攻撃するシーンあり。 そう、攻撃されるシーンではなく、B29目線で上から灯台に近づき、バババババと音を出すシーン。防空壕シーンの後にこのシーンでびっくりしました。本土空襲はいろんなドラマ・映画でたくさん見てきていますが、B29目線は初めてかも。あらためて戦争で亡くなった方の冥福を祈りつつ。 灯台なので電話はあります。昭和29年のシーンで電話使ってましたが、同時期の東京物語では電話は近所にあって借りるものでしたから、電話への距離感がちょっと違うんだなあと思いました。 中村 嘉葎雄さんが出てるようでしたが、若すぎて分かりませんでした。 と、とりとめもなく、所感。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月29日 00時07分23秒
コメント(0) | コメントを書く |