先週末の土曜日に留守録
しておいたFM番組のAVANTIを携帯電話の音楽プレーヤーに同期して、今日通勤電車
の中で聴い
ていた
。
今回のネタは、
お酒を飲むための器
の話だった。皆さんそれぞれのTPOと飲むお酒に合わせて、カクテルグラスだったり、グイ飲みだったワイン・グラスだったりをこだわって選び使うという話だ

。

この話題を聴いていて、考えたことを今晩はここに書いておこうと思う。
私も当然お酒が好きで、しかもいろいろなお酒をその日の気分にあわせチョイスして飲むので、グラスもいろいろ持っている

。
こんなふうに、過去ログにも、
私がグラス・フェチ
?であると書いている。
だから、
グラスや器によってお酒の味わいが変ることも(むしろ味自体が変る)ことも知っているから、その今日のそのの見方のそのお酒にベスト・マッチのグラスを用意しようとするし、いろいろな器でのみ比べてみたりするのがまた物凄く楽しい
!
そこで思い出したのがこれ
最近はまっている真空管アンプの
真空管だ。ガラスで出来ているところがグラスに似ているな

。と思ってよくよく考えてみると・・・
酒の器とまったく同じではないかという事に思いが至った

。
まず酒

の場合~原酒の味をそれこそ忠実に楽しもうとしたら・・・化学の実験で使うような蒸留水で洗浄され、無菌の乾燥機で乾燥されたビーカーや試験管を使い、体温を伝えないように試験管はさみでつまんで飲んだなら完璧なんだろうけど・・・そんなのお

酒じゃない

!

音楽を楽しむときもレコードをデジタルリミックスしてCDを超える音質で、最新のデジタル・アンプを使って聴くのがもっとも忠実な再生という事だろうが・・・どんなにがんばって再生しようとしてもスピーカーやそれこそ試聴しようとする部屋によって変わってしまう

。お酒もたとえばワイン

はそのワイナリーで飲んだ味と持ち帰って飲んだ味ではまったく違うように、ライブの演奏と家での再生音は基本的に異なる。ならば
器を使って自分の好みの音を作り出すことに心を砕いた方がよいだろう

。そこで登場するのが
真空管というわけ。
音楽という酒に合わせて真空管を器のように選んで楽しもうということなのだ。
なかなか面白いアナロジーでしょ
といっても今日は休肝日なのでシラフで・・・007を見ていたりします。
なので
BGMは

に出てくる
TOYOTA 2000GTの爆音だったりします

。もちろん真空管アンプの音で・・・