カテゴリ:生き方
役員が出席する会議に出て、プレゼンをすることになった。
私が勤めている会社はそんなに大きい規模でもないし、役員がいるからと言って緊張することもない。社長から直電がかかってくるくらいだし。昼に呑もうと誘われれば、自分の業務が忙しくない限り、お酒を一緒に呑んだりもする。 要は「酔ってても仕事ができればいい。仕事ができないくらい呑むのは止めなさい」という一種の自己責任で成り立っている部分がある。 そういう会社の非常識さを私は気に入っている。だからこそ自分の生き方や価値観が、同じ世代の人たちと少し異なっているのかもしれない。 ただ、少し気持ちが重たいのは、役員がいる会議の前に下会議をしようと言われたこと。 私が持っている価値観の一つに「会議は極力しない」というのがある。 会議というものはなかなか厄介な存在で、そこに集うメンバーの「準備」と「目的」が一致していないと、どんどん時間が奪われてしまう。また、参加者の中に「なるべく短く終わらせよう」とか「要点だけを整理して、必要な事だけ討議しよう」という意識が希薄な人がいると、そちらのほうに引きずられて、いつの間にか会議がただのブレストになったり、仕事ができない人のためのアイデアフラッシュの場になり下がってしまう。 自由な気風があった会社の中でも、私は特に風変りだということは自覚している。 数字を挙げなければ一気に叩かれることも知っている。だからこそ、後ろ指をさされない人の3倍仕事をしようと思ってそれなりにやっているつもり。そのために大切なのは「時間」。 イケてない会議は私から一番大切なものを奪うから頭が痛いのである。仕事の進め方に支障をきたす。 会議をより円滑に行うために下会議をする。これは私にとって苦痛にレバレッジがかかること。 また、そういう個人的な感情よりも前に、「会議で話す内容を決めるための会議をやる」って、作業効率を下げるし、だいたいダメな会社のやることなのだ。 百歩譲って、私が極度の緊張家で、事前に練習がなければ皆に迷惑をかける人物だったら、そうする必要はあるのかもしれないけれど。とにもかくにも、(上司に敬意は払っているけれど)必要以上にへりくだること、無駄なことは「致しません」という態度の私にそれは必要なのか、疑問に思ってしまう。 だからこそ、会社は大丈夫かな?働き方改革に逆行してないかな?と心配になるのである。 <お酒メモ> 4月8日土曜日 楯野川 純米大吟醸 一雫入魂(いちだにゅうこん)1合 原田 特別純米 1合 五橋 1合 初亀 1合半 小布施 エロティック 4号酵母 1合 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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