カテゴリ:投資
世界保健機関(WHO)が「ゲーム(障害)依存症」を病気認定した。オンラインを含めゲームに没頭して健康や生活に深刻な支障が出る状況を「国際疾病分類(ICD)」に加えたのだ。
これはあくまで「ゲーム」に限定するものだけれど、株中毒者、為替中毒者というのは、機関投資家を含めて相当数いるから、根深いんじゃないだろうか。「寝ても覚めても株(為替や債券、先物)のことばかり」というのを含めれば、相当数いると思う。取引時間が限られているとはいえ、場が引けてもそういった金融商品の勉強はできるし、海外マーケットやPTSを触ればいつでも取引は可能だ。 別にずっと株(を含めた金融商品)と戯れるのは個人の自由だと思うけれど、対人トラブル(他人に八つ当たりしたりする)、不眠症、胃痛、躁鬱など心身に影響を及ぼしたりする人を時折見かける。WHOはゲーム依存症を有害なことが起きても執着をやめない行動障害の一つとして分類している。定義づけとして以下の3つを挙げる。 1)ゲームの時間や頻度をコントロールできない 2)日常生活でゲームを最優先する 3)上記の行動が1年以上続く 「ゲーム」を「株」に置き換えればまさに同じで、10ウン年株をやって個人投資家を見てきたクチとしては「これって病気だよね」という人の顔を思い出せといわれれば複数の顔を思いだすことは出来る。相場が悪くなるたびに心身のバランスを崩しておかしくなる人もいる。お金を稼ぐこととリンクする依存症だから、それを止めようとしても暴れるので性質が悪い。 ここまで書いていると、不思議とジェシー・リバモアの顔が浮かぶ。希代の投機家である彼がピストル自殺をするまでを描いた小説『欲望と幻想の市場―伝説の投機王リバモア』は私の好きな1冊。だけれど、女好きで、酒呑みで、うつを患っても投機することを止められなかったリバモアは、まさに株依存症の典型だったといえる。 「相場に魂とられてどないすんねん。『カイジ』のキャラクターじゃあるまいし」とは思うのだけれど、リアルの世界でもこういう人はいるわけで。 清涼剤としての投資はかまわないけれど、人生を追い込むような運用とか、株式投資とか。そんなのはちっともカッコいいとは思わないので、私はのめり込まずにほどほどに株と付き合って生きたい。 みなさまもお気をつけくださいませ(^o^)/ <お酒メモ> 6月20日火曜日続き ラ・コリーナ(全量国産りんごシードル・長野豊岡村) グラスで3つ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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呼びましたか?爆笑
(2018年06月20日 18時00分36秒)
落ちぶれ株死さん
病気自慢は不健康ですからお止めください( -_-) 落ちぶれさんは冗談だってわかるけれど、本当に日常生活でいきなり怒鳴りつけるとか、癇癪起こすとか、大声あげるとか、ドタキャンして逃亡するとか、暴力奮うとか、いろんな人見てるんですよ…。笑えないですよ。。 (2018年06月20日 19時00分49秒)
落ちぶれ株死さん、おはようございます。
いえいえ、謝ることではないのですが、病気自慢をし始めると、承認欲求が強い人が同じようなことをし始めるので、別の意味で不健康ですので(笑) 落ちぶれ株死さんの信用好きは存じ上げていますし、ジョークなのはわかっていあます。精神的には健康で、外部への暴力に向かわないし、日常生活のコントロールは至ってできているようにお見受けしているので、違いますよ、と申し上げたしだいです^^ また遊んでください。 (2018年06月21日 10時30分46秒) |
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