カテゴリ:その他
奈良に行くのは数年ぶり。奈良在住の友人が何人かいるので、時間があれば声をかけて久しぶりに会って・・・とやりたかったのだけれど、かなりスケジュールが強行軍だったのでそれは叶わなかった。県内ではそれなりにいい宿と言われるところにも泊まったのだが、あんまり眠る時間もなく、客室を満喫できなかったことは残念。 奈良では写真の唐招提寺他、いくつかのお寺さんを訪問。思いがけず仕事の依頼も舞い込んだ。 お寺を訪ねて感じたことは「京都よりも奈良はゆるい」。そう、全体的にのんびりしているのである。京都よりも歴史は古いのに、京都なり新大阪なりで新幹線で降りてから 、小一時間ほどかけてワンタッチしないと行くことができない。だから観光客が京都の10分の1くらいしかない。必然的に泊まるところも少ない。 また、歴史的に奈良の有名寺院は国家仏教として建てられたお寺がほとんどで、信仰する人たちが「まず自分たちが救われる」ことよりも自分も含めたすべての人が幸せに、といった価値観を有している。それゆえ、檀家制度をとっておらず葬式もしない。普段考えている「お寺さん」とは趣が異なるのである。 ゆったりと古都を楽しむのなら、京都よりも奈良のほうがいいなと思ったのだが、久々に訪れて改めてそう感じた次第である。お人よしだから、いろんな意味で聡い京都に「いいところ」を取られてしまうのだろう。リニアが奈良 を通ったほうが、自然災害がおきたときにもリスク分散できるし、奈良にも人が寄ってくるから得なのだろうけれど、奈良人のおっとりした生き方を見るにつけ、やはり京都に持って行かれるのだろうななどと感じたのであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
奈良に行かれたんですね。
私の故郷です。 奈良県の中央部の町で30歳まで暮らしていました。 >お寺を訪ねて感じたことは「京都よりも奈良はゆるい」。そう、全体的にのん>びりしているのである。 ゆるくてのんびりしているのは大好きです(^^) やらなあかん時は、しっかりやりたいと思いますが(^^; 御自愛ください。 (2018年10月19日 21時57分21秒)
翁小僧さん、こんにちは。
奈良は「ゆるい」が故に、度量が広いと感じています。何か大変なことがあっても、受け止める幅が大きいような気がするのです。 やらなあかんときはそら、やると思うんやけど(^^) (2018年10月23日 13時33分14秒) |
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