雅の日記～お気楽生活をめざして

熱海市伊豆山で起こった土石流の爪痕が痛々しい。
先週末のサロンFUJIYAMAは決行、という言葉がぴったりなくらいの中で開催された。私も行きの新幹線が東京駅から全然出発しなくて、1時間半以上座席で仮眠をとりながら待っていた。

今から思うとそんな異常事態なのだから、中止にしてもおかしくなかったのだが、講師のユーラシアの風さんも、朝7時台から車での現地入りを試みてくださったりした（途中道路が通行止めになり、動き出した新幹線に、途中駅から車を乗り捨てて駆け付けたという、本当に骨の折れる格好でお越しいただいた）。
三島-沼津の電車が運休し、車用の橋もこの間、崩落して…と言った感じで、私も途中から、どうしたらいいのかな、とにかく沼津にたどり着かなきゃという気持ちだけで、正直、後先を考えていなかった。到着する間に、いろいろな方から電車の状況とか、サロンFUJIYAMAキャンセルの連絡も入って、混乱という言葉を頭に浮かべることすら忘れていたのだった。
人間は、あまりに想像を超えることが起きると、目の前に一つのことしか考えられないのだなあ。

そんな中、講師をはじめ、意地でもという言葉がおかしくないくらい、お越しくださった方々にはお礼申し上げます。本当に「こんな日にはるばる来てよかった」と思えるくらい、とてもいいお話を聞くことができて、私にとっては非常に思い出深い回となりました、

今回、土石流があったところは、何度も通った道だった。映像を見て「あ、ここが壊れてしまったんだ」とわかるくらい。そばには神社があり、パワースポットと呼ばれているところだ。
だいたい古くからの神社というのは、災害が起きやすいからこそ、その禍を鎮めるために建立されたところが多い。昔の火山灰でできた地質と言う軽い土壌の条件に、大雨や長年かけてできた別荘地で表面にそれなりの建物が建っていたという悪条件も重なった。
被害に遭われた方、心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。熱海市長も大変だろうけれど、頑張って欲しい。斉藤さんは国土庁出身だから、結構地盤云々については知見があると思う。何回か食事したけれど、しっかりしている人だから、多選で首長にしているのは、地元の人にとっては心強いファクターだと感じている。

先日、不動産会社からマンションの売り込みがあって、おすすめされたとある場所について「そこは地盤が気に入らないからいや」と断った。「人気エリアですよ」と相手も食い下がるのだが、資産価値って、壊れないことが前提だと思う。
武蔵小杉も少し前にえらいことになったけれど、地盤や自然災害リスクを考えると、とてもじゃないけれどそこは買う気になれない。私は豊洲とかそことか、そもそも水辺や低地が嫌いなんですよ」なんて言ったけれど、今回のことも鑑みるに、やっぱり、家に関しては意見は曲げなくていいと思ったのだった。

地盤のゆるいところの高層物件は私は怖くて買えない。

＜お酒メモ＞
7月2日金曜日
蒼空　おりがらみ　2合半　そのた日本酒2種類
カタヒ　ソーヴィニヨンブラン　白　NZ　グラスで2つ
GINESTET　ボルドー　2019　赤　グラスで2つ

7月3日土曜日
アサヒスーパードライ　瓶　コップで1つ半
開運　涼々　1合
黒澤　きもと純米　夏生　半合
バルヴェ二―　ダブルウッド　ストレートで1つ
SCAPA　12ｙストレートで1つ

7月4日日曜日
若竹　鬼乙女　夏酒　2合弱
開運　涼々　1合ちょっと