雅の日記～お気楽生活をめざして

夕飯を食べようという話になって「何がいい？」と聞かれた。

「肉が食べたい」

幼い頃は週に1度は焼肉を食べるくらい「肉食」だったのだが、ここ20年はすっかり草食系で魚中心。なかなか焼肉屋に入りたいという気持ちが湧かないのだが、この日だけは（というか前日から）肉が食べたくて仕方なかった。

理由はわからなかったのだが、先週金曜と今日の月曜の株価を見て、なるほどと思った。
リーマン・ショックで株価が大底を叩いたときや、アベノミクスがはじまる直前のお通夜のような日経平均の時もそうだったなぁ。肉が無性に食べたくなるのだ。この日もそうだった。

誰もがリズムというのを持っていて、運がいい時、悪い時、なんか予感が変に当たる時というのがある。そういう兆しを日常の中で感じ取ると、ついている状態の恩恵を享受できる。いわゆる「フラグ」だが、私の場合は、肉食べたい＝株価上昇という感じなのだ。

焼肉屋にしけこむ。自粛中なので、入店して30分後がラストオーダーという忙しさ。
行ったエリアが焼肉店がひしめき合うメッカだったこともあり、肉の種類、特にホルモン系が豊富だった(*‘∀‘)

週末限定のハツを注文すると、見たことのない厚さとよい鮮度でハツが出てくる。脂部分もダイナミックにカットされており、この部分だけしっかり焼いて、あとはほぼレアでも行ける感じのクオリティだった。
私はあんまり肉をしっかり焼かない。いい肉を仕入れる焼肉屋ほど、レアに近い状態で食べることにしている。鮮度がよければ細菌のリスクも小さいし、火を通す量を減らすことで本来あるビタミンや栄養素を減らさず、かつ焦げによる炭化・酸化を防ぐことができるからだ。

かみしめるたびに人生で味わったことのない弾力を経験する。「あああ、あと2時間、ここで肉を食べていたい」と思うのだが、時計とにらめっこしながらフードファイターになるのであった。
また行きたい。

＜お酒メモ＞
9月3日金曜日
陸奥八仙　特別純米　ISARIBI　2合半

9月4日土曜日
生ビール　中ジョッキ2つ