カテゴリ:投資
大昔から言われていることに「専業投資家と兼業投資家、どっちのほうがいいのか?」という議論があるけれど、これは個人の価値観に因るということが大前提である。ただ、私は兼業の方が精神的に良いと思う。
理由は2つある。 1)収入の口が複数あったほうが余裕が持てる 自営業でも会社員でも、事業収入でも年金でもいいのだが、金融資産からの収入以外に複数の収入口を持っていたほうが、精神的に楽である。これは会社員一本でやっていて、会社にしがみつかないと、途端に生活がヤバくなるということで、社畜になっている人を見れば明らかである。会社員は収入の保証がある程度あるが、専業投資家は下げ相場になれば、順張り投資していたらマイナス収入となるし、たまったものではない。 2)ものの考え方、捉え方に偏りが生じずらい 会社勤めをしているとついつい会社の人や、業界の人どうしてつるんでいたりすることはないだろうか?そうすると必然的にタコつぼ化し、考え方が偏りがちになる。専業になると投資仲間との交流が「情報交換」の名目で主体となるが、エッジの効いたカネの価値を持っている人と会う機会が増えるほど「世間」というものから遊離して、その「際な考え方」が自分の常識となってしまう。これは投資に役立つことはあるかもしれないが、社会性の担保という点では、かじ取りが難しくなる。 投資以外の価値に何かを見出している投資仲間の割合が減ると、儲かる、儲からない以外の公益的な視座も減りがちになってしまう。 ということで、私はFIREよりは、小さくでも仕事をしたり、何か社会とコミットすることは続けていきたいなと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023年09月29日 15時14分48秒
コメント(0) | コメントを書く
[投資] カテゴリの最新記事
|
|