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カテゴリ:その他
とある人から食事に誘われ、なじみのビストロを指定されたので出向いた。
そのビストロはエレベータであがる必要があるのだが、4人乗れば満杯という超狭い仕様で、冬場はなかなかの密度になる。 乗ろうとしたら先に待っていたおじさんが1人。高そうな生地のスーツを着ていた。 一緒に乗っていて突然「○階は△△(ビストロの名前)ですか」と聞かれたので、「そうですよ」と答え、ああ、このお客さんもやっぱり自分と同じ店に行くんだと思った。でも店のことはわかっている雰囲気なのに、なぜ聞くんだろうなと頭の片隅でツッコミをいれている。 まぁいいやと思って、その階に着き「どうぞ」と先に行ってもらおうとしたが、「いえいえ」とダチョウ倶楽部の譲り合いにみたいになってしまった。諦めて先に出て、店の扉を開けて「どうぞ」と今度は優先して行ってもらった。おじさんは入り口付近のテーブルを案内されて、私は奥のテーブルに通された。 席に着いて、私は食事のお相手さんを待っていた。しばらくしてお相手さんがやってきたら、入り口付近に座ったおじさんが突然「おお」と大きな声をあげて歓談。知り合いだったらしい。 聞けば、かつての仕事のライバルだったそう。高そうなスーツの理由がわかった。このビストロは似た者同士が不思議と集まる社交場の役割もある。今日はそういう日なんだろう。ここで仲良くなったり、連れてきた方が常連となり、一種の輪とか連帯感みたいなものができあがるのを何十年か見てきたから。 会食終わりでお会計をしているときにマスターが言った。「あの方も常連さんなんだよ」。ふーん。なら、なんでやっぱりエレベータでわざわざ聞いてきたのかな。エスタブリッシュはとぼけるのがうまいが、よくあるそれの1つなのかなと思った。 名刺交換をして、また会いましょうと言ってお店を出た。たぶん、またここで会うんだろうなぁ。 <お酒メモ> 2月9日月曜日 ジェイコブズクリーク 泡 小瓶1つ マコンヴィラージュ シャルドネ フランス 白 1/2本 シャトー・マス・デ・タンヌ フランス 赤 1/2本 小布施 イリヤソントン 2合弱 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026年02月10日 13時29分56秒
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