2012/01/16(月)23:14
山盛り
朝起きて
おばあがお墓参りの準備をしていた
お墓参りの日なのか聞いたら
そうだと答えた
そしてお墓参りは一人で行くもんじゃない、だから車で乗せていけという
一人で行ったらいけないなんて聞いたこと無い…
一人で行きたくないから強引にこじつけたと思った
お通夜は夕方からだし、それまではまだまだ時間あるので乗せていくと答えた
部屋の掃除も着替えもまだだったので、それが終わったらというと
それじゃ~9時過ぎに行こうと言われた
いいよと答えた
ドアと窓を開けて部屋の掃除をしていると
軽トラのエンジン音が聞こえた
窓から外を見た
おばあが発進していった
ちょ、ちょ、ちょ、なんで!?と思った
なんだかんだ言って結局一人で行くじゃねーかと思った
少しして帰ってきた
掃除を終わらせて一階に降りるとおばあが座ってうなだれていた
どうしたと聞くと
お墓参りに行こうとして、途中で花を買っていこうとしたが財布を忘れたと言った
そして、お墓参りに来るなって言ってるんだ(ご先祖様?)と言った
はぁ?と思った
忘れたのは自分のせいだし
それを先祖のせいにするなと思った
オトンも一旦帰ってきたので事情を話した
それで三人で行くことにした
途中で花を買って、気づいた
お茶がない…
おばあが自販機でも何でもいいんだと言い出した
お茶に違いはない、ただ心のありようだと思うんだよね
うちで作ってきたものか、ただ買ってやるか
ご不満な点は多々あったが、言いたいことを飲み込んで口にしなかった
そんな疲れた午前
昼寝を少ししてお通夜に行った
たくさんの人のなか自分の居場所がなく
気疲れした