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フィルムふせんモニタリング

★ フィルムふせん モニタリング ★

株式会社西脇計算センター様(http://nkc.ne.jp)より、
フィルムふせんモニターのお申し出があり、ありがたく受けさせていただきました。
先日、早速見本品が送られてきましたので、こちらでご紹介してみたいと思います。
ただし、あくまでも一個人の意見になりますので、
それをご了承の上、ご覧いただけますよう、お願いいたします。


<商品について>
<第一印象>
<筆記テスト>
<一般の「ふせん」との大きな違い>
<使用例 「De-Flag」とシステム手帳>
<使用例 「POST MEMO」と文庫本サイズの手帳>
<一通り試してみて>

 
フィルムふせん <商品について>
「フィルムふせん」というのは、
トレーシングペーパーのように、
貼っても下に書いた文字が見える
半透明の「ふせん」で、用紙的には、
トレーシングペーパーよりも
ずっとつるつるしています。
今回送っていただいたのは、次の3種類です。

(左) フィルムふせんのチェックシート
    
De-Flag
    Cont. 10 sheets (9 flags each sheet)

    罫線の入ったシステム手帳用のリフィルに
    白(というか半透明)のフィルムふせんが
    9枚貼り付けられた状態のもの
    罫線2段分に1枚のふせんです

(中) 50ミクロン フィルムふせん
    
POST MEMO
POST MEMO     18 × 65 mm 120 p
    (1 pad 20p) 6cols

    写真()では少し
    わかりにくいですが
    6色のフィルムふせんを
    ポリプロピレンのような
    シートに貼りつけたもの
    シートごと、手帳などに
    はさむことができます
    また、一枚ずつはがして
    見た時の色の方がキレイです

(右) 50ミクロン フィルムふせん
    
POST MEMO
    12 × 65 mm 120 p
    (1 pad 20p) 6cols
 
パッケージ <第一印象>
 パッケージの第一印象は、残念ながら、あまり魅かれるものでは
 ありませんでした。普通のリフィルやふせんとなにが違うのか、
 パッケージからはわかりにくいのと、通常、店舗で並んでいる
 のを想像した場合、CDなどでいう「ジャケ買い」のように
 「パッケージに魅かれて衝動買いする」商品にはならない感じが
 したからです。
 また、POST MEMOの方には「50」という数字が大きく入って
 います。これは「50ミクロンの薄さ」というのを強調している
 ようですが、大多数の人は「50ミクロン」といわれても、
 感覚的にはつかみにくいような気がするのですがどうでしょうか。
 もしかしたら「50枚入り」と間違えてしまうかもしれません。
 
<筆記テスト>
 「フィルムふせん」は「フィルム」とついているだけあって、非常につるつるしています。
 「油性ボールペン、鉛筆で書きこみができますが
  インクの性質によりはじくことがあるのでテストをしてからお使い下さい」

 と商品裏の注意書きにあるように、水をはじく素材のようで、
 
筆記具を選ぶ用紙と言えそうです。
 そこで、手持ちの筆記具を使って、筆記テストをしてみました。
筆記テスト

書いたときのなめらかさ、発色ともに鉛筆が一番です。 
ペン類でいうと、やはり、水性系はまったくダメでした。 
とにかくインクが乾きません。 
書いたものを数日放置してみましたが、 
それでもインクは乾いていませんでした。 
油性ボールペンも、インクはのるものの、 
かなり薄い色あいとなります。 
ペン自体の性能にも左右されているとは思いますが、 
書いた時のペン先のすべり具合(なめらかさ)には、 
ペンによって明らかな差があります。 
手持ちの中では5番目の「uni α-gel」がいい感触でしたが、 
これは好みの問題ともいえそうです。 
透ける様子
貼るとこんな感じに透けます

 
ノリの位置 <一般の「ふせん」との大きな違い>
フィルム状なのでつるつるしているとか、
薄いので下に書いた文字が透けるとか、
いくつも違いはありますが、
とても大きく違っているところは
「ノリの面積」ではないでしょうか。
一般的なふせんの場合、ご存じのように
ノリは先端部分にしかついていません。
手帳に貼っておいたら、いつのまにかペラペラの
部分が折れ返ってしまったなんて経験はだれにでも
一度はあるのではないでしょうか。それが、この
「フィルムふせん」は広範囲に
渡ってノリがついています。

しっかり貼れるので、折れ返りにうんざりして
いた方には、非常に魅力的な利点だと思います。
 
<使用例 「De-Flag」とシステム手帳>
使用例 SAZABY 「De-Flag」は台紙自体が 
システム手帳用のリフィルとなっていて 
はじめから穴が開いているのでそのまま 
システム手帳に入れることができます。 
試しに手持ちのSAZABYのシステム手帳に 
入れてみたら、こんな感じになりました。 
「De-Flag」は台紙に罫線が入っているので 
書きやすい反面、1シートに9枚しかない点や 
半透明の白色であるため、貼ったものを 
見失いやすい点などから、自分が 
使っている姿はあまり想像できませんでした。 
どんな用途が一番合ってるんでしょうか。 
有効な使い方があればぜひ使ってみたいです。 
 
<使用例 「POST MEMO」と文庫本サイズの手帳>
POST MEMO in ほぼ日1
今年、自分は文庫本サイズの手帳を使っているので   
「POST MEMO」をこれに合わせてみました。   
カバーにあるポケットにシートごと入れると   
少しアタマを出したカラフルな色もピッタリ。   
台紙となっているシートがしっかりしているので   
このまま普段通り持ち歩いても問題なさそうです。   
POST MEMO in ほぼ日2 手帳そのものをメモ帳がわりに使う方もいらっしゃいますが   
自分はどちらかというときれいに書いて保存したい方。   

ちょっとした覚え書きは
ふせん           
→少し残しておきたい事項は
メモ帳     
→最後に残ったものを
手帳に転記する   

というわけで、メモ帳も必需品。   
今はたて型のメモ帳を使用中なので、写真のようにセット。   
この分であれば、両者とも充分使いやすそうです。   

 
使用例 ほぼ日手帳
あえてナナメに貼ると
キュートになって本当にかわいい!

<一通り試してみて>
思いついたことなどをパッと書きとめるふせんで
ありながら、書きにくい用紙であるというのは
ある意味、致命的なのかもしれませんが、
下に書いてあるものが透けるなど、
今までのふせんとは一線を画しています。
字を書かず、見出しとして貼り付けるだけなど、
使用の幅を広げる商品なのかもしれません。
「De-Flag」については、残念ながらいい使用方法が
思いつかなかったのですが、「POST MEMO」は
自分的にぜひ使ってみたいと思うような一品でした。
シートに透明なものを使っているところなど、
ふせん自体のシャーベットっぽい色と合わせ、
クリア感が統一されていて素敵な商品だと思います。
ただ、こういったステーショナリーは、パッケージ
デザインを気に入って購入を決めることも多いので、
その辺りはまだ検討の余地もあるでしょうか。
また、6色パックだけでなく、「赤・黄・緑」などの
3色程度のバージョンもあるとうれしいですね。
筆記用具を選ぶ「ふせん」というのも
非常に贅沢な気がしました。

今回、このようなお話を下さった株式会社西脇計算センター 企画担当者様、どうもありがとうございました。


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