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カテゴリ:雅楽
今日は邦楽セミナーに参加させて頂きました。
といっても、私たち雅楽会は呼ばれた方。 音響家さんたちに雅楽そのものを知って頂く事と、 雅楽の演奏の収録方法(マイキング)を試す内容です。 雅楽や楽器についての講座は1時間20分、 旦那が1人でスライドを用いながら喋り、 その他7人は後半の部からの出番でした。 1人ずつステージに呼ばれ、自分や楽器の周りに 4〜5本のマイクを仕込まれて演奏すると。 で、どこに仕込んだマイクで録音した音が 観客席からはベストな音なのかを聴き比べるのです。 1人約15分、ステージにぽつん。 笙や篳篥や龍笛は曲を吹けば良いのだけれど、 太鼓の私、「ずん」と「どう」を打つしかない。 なのに、マイクの位置を遠ざけたりするなどして 意外と時間がかかりましたね。 全ての楽器(3管・3鼓・両絃)でそれをやった後、 ようやく合奏を聴いてもらう事に。 しかし、平調の音取をやったところでまたしても 2種類のマイクの録り方の聴き比べに。 しかも、それで質疑応答コーナーへと セミナーを締めに入りだすではありませんか。 これだけじゃ太鼓と鉦鼓の出番がないので 「越殿楽」の2行を演奏しました。 その後はまた雅楽そのものと楽器についての質問があって、 時間が余ったからと「陪臚」を一帖披露して終了しました。 でも、大体、それで終わらないのよね。 2人の方が私の方に来て譜面を見せて欲しいと。 で、見せるとみんな同じ物を持っているの?と。 その時は笙の譜面を持ち合わせていなかったけど 各管で全然違うんですよとお答えしました。 その質問タイムが終わって片付けて解散。 本番そのものは簡単な事でしたが、 何となく緊張したのか、少し疲れたかも? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.02 23:26:08
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