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カテゴリ:雅楽
午後からある先生の雅楽講習会を受けてきました。
私が受講したのは最後の2時間枠の笙部門のみですが、 習えなくても勉強になると思い最初から見学してました。 まずは「胡蝶」の舞の型直しから。 受講するのは小学3年の女の子。 舞台にも出ている子ですから舞う事は出来るので 足の運び方や手の位置や角度を直されていました。 先生が「若いから直るのも早い」と仰ってました ただ、次の楽箏の時間では右手の修正に手間取ってました。 でも、そこまで雅楽に入り込んでる事はすごいとしか…。 続いて「納曽利」の舞の手直し。 この舞は2人の距離の近さが売りみたいなもんですから、 出来るだけ足の動きを浅めにするようにと。 舞人が前へジャンプするのは遠ざかってる証拠だと。 本来は上にジャンプするものなんですって。 私は舞は習えてないけど「ほー」って感嘆したのでありました。 次は、神楽「朝倉」と「其駒」の唄と和琴の時間。 すいません、遠くで聴いてるだけでした 「其駒」の揚拍子だけはこそっと唄ってましたけど。 そしていよいよ笙の時間。 内容は壱越調「蘭陵王」の管絃吹きと舞楽吹きの違いです。 管絃時の手移りは丁寧に、舞楽時は遅れないように、 気替えはきちんと1拍目に決める事、等 たくさん言われたような気がして頭に入り切りませんでした あと、壱越調音取と沙陀調音取を この先生の授業では恒例の1人ずつ披露もありました。 壱越調音取は受講生8人の最後に回ってきちゃって 「最後は上手くて当然でしょ?」ってプレッシャー掛けられまくり 吹き終えると「いいじゃん」、とお言葉を頂きましたが 沙陀調音取は厳しいお言葉を頂きました。 譜面見て吹いてたらそりゃダメですわね。 約5時間半の講習会はこれで終了、その後は先生と懇親会 飲みの席になると先生は“普通の酒好きおじさま”になられるので 特に難しい話もなく賑やかで楽しい時間となりました。 ただ、空きっ腹にいきなりビール流し込んだから酔いました〜。 余談(独り言)。 勉強しに行ってるはずなんですけど、 受講するたびに笙の奏法に迷いが生じてしまってます…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.08.29 13:31:50
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