2016/10/17(月)00:10
奏楽と演奏会。
雅楽の予定が2件入っている日・2日目。
まずは名古屋市のある神社さんの例大祭へ。
ご一緒する篳篥はA先生、龍笛は雅楽演奏家のIさんで
私なんかでは完全に力不足だよ?と思うメンバー。
(ただし、Iさんとは初対面ではありません)
しかも、式次第の中に開扉が…
そこでIさんが笙1管で、と話されるではないか
1人で調子吹くの嫌だよー、と
1人焦ってじたばたしてもどうにもなりませぬ
で、平調の調子、吹き始めたは良いのですが、
なかなか「警蹕(けいひつ)」に入らなくてですね、
三句を3度も吹いた訳ですよ、
そこに1番苦手な左手の親指の側面→人差し指→薬指を
順番に押さえていく手移りがあるのですが、
3度とも上手く吹けなかった。
後でA先生に「音、途切れちゃったね」って言われてしもた。
緊張でガチガチになって指がスムーズに動かないのね(言い訳)。
吹いてて同時に落ち込んでるからダメージ半端ないです
その他に吹いたのは
参進「五常楽急」、献饌「鷄徳」、玉串奉奠「皇じょうの急」、
撤饌(略式)平調音取、退出「陪臚」でした。
あまりのんびりする事なくその神社をあとにして地元に戻り、
午後からは旦那主催の演奏会の準備。
演奏会場は開演前も普通に開いてるスペースなので
午後3時過ぎからは公開リハーサル状態。
前回の七夕演奏会もそうだったから慣れてるけどね。
午後4時少し前、旦那の喋りで開演。
1曲目の平調「越殿楽」が始まるまでに13分も喋ってた
お客様に拍手貰っといてまた喋り出した時はずっこけたよ。
2曲目は同じ曲でも調子が変わると
全然別物に聴こえるという事で盤渉調「越殿楽」。
この2曲は私は太鼓だったので全く同じ事してましたけど。
3曲目は3管だけで「ふるさと」を1コーラス。
4曲目は神楽「其駒」。
この時の私は舞人のサポートをしていたので
舞台上ではなく会場の端っこで唄ってました。
7人の唄声はとても迫力が出ちゃいまして
神楽笛が負けてしまったかも。
そして、締めは太食調「長慶子」(舞楽吹き)。
ワタクシ、この曲だけ笙で主管でした。
ちゃちゃっと吹き終わるから張り切って吹きました
終演後は笙に興味があるという方から質問攻めに。
実際に音を出してもらったりもしました。
どこで習えるの?と訊かれたので
名駅近くにある某スクールを紹介しておきました
午後6時、お疲れさん会として食事を頂き、1時間ほどで解散
この3日間の疲れは明日以降、どひゃ〜っと出るでしょうね。
って、まだまだ今月は予定がいっぱいなんで頑張らないとね