2009/03/03(火)22:01
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて
映画『ジェネラル・ルージュの凱旋』の3/7公開に合わせて発売された、
こちらの本を購入しました。
ジェネラル・ルージュの伝説 海堂尊ワールドのすべて/海堂尊
その新人外科医は、なぜ将軍となりえたのか-
東城大付属病院・救命救急センター部長速水晃一の
若き日を描いた最強の医療エンターテインメント。
映画化&ドラマ化もされた320万部突破のベストセラー「チーム・バチスタの栄光」の、
大人気「田口・白鳥」シリーズ最新刊が登場です。
本作は、シリーズ第3弾「ジェネラル・ルージュの凱旋」のスピンオフ小説。
救命救急医・速水が「将軍」と呼ばれるきっかけとなった事件が描かれます。
また、海堂尊の日々を綴ったエッセイや、創作の秘密を惜しみなく明かした自作解説も収録。
すべてこの本のための書き下ろしです。
さらに広がり続ける「海堂尊ワールド」を徹底解剖した、
登場人物一覧&関係図&年表&用語解説&医療事典付き。
ファン必読です。
映画公開に合わせて発売されたのはいいんですけど、
映画の予告編を見てると、なんだか全然違う作品になっている気がするんですけど・・・
自殺?殺人て何??殺人て・・・???
映画予告を見ながら突っ込みまくっています
(ちなみに、小説では人は死にません!!)
話変わって、『ジェネラル・ルージュの伝説』。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』の本編にも、簡単なストーリーだけ語られていた、
救命救急センター部長速水晃一が、ジェネラル・ルージュと言われるようになった経緯である。
外科医1年生 速水晃一は、勤務中によく屋上で居眠りを・・・
問題児は問題児なんだけど、仕事の速さや経験がないはずの手術の手わざなど、
天才外科医の片鱗は随所に・・・
そこに起こる城東デパートの火事。
主だった医師たちは、学外行事で出払っており、新米外科医の自分一人。
そこに、彼を噴気させるために、助言する看護婦が登場。
さて、彼にルージュを渡したのは誰でしょうか・・・
最終的には、期待以上の大物ぶりを発揮してくれるんですが、
これは、『ジェネラル・ルージュの凱旋』以外にも、
『ナイチンゲールの沈黙』、『ブラックペアン1988』
を読んだあとの方が楽しめるかと・・・
『ナイチンゲールの沈黙』の登場人物の若かりし頃がたくさん登場します。
残り2/3は、海堂尊ワールドのガイド本です。
それぞれの作品を書いた経緯などが盛りだくさんの、
"自作解説"が一番おもしろかったかな・・・
いろんな解説本コンテンツがあるんだけど、
そこは私も海堂さんの作品を最近読みまくってまして、
できたら私もコンテンツ作成部員に加えて欲しかった・・・っと
(細かい突っ込みは、入れまくりです!!)
この本を読んだあとの海堂さんのイメージは、三谷幸喜みたい・・・
(海堂さんも、チーム・バチスタのテレビ版の最後に登場してましたしね・・・)
ひょうひょうとしているけど、けしてすべての事に機用でもない。
計算しているようで、出たとこ勝負的な博打打・・・って感じでしょうか・・・
海堂さんの作品は、すべての作品がどの作品かにつながりがあるので、
まだ読んでいない本も、ますます読みたくなってしまい・・・ちょっとズルイ本です。
ちなみに、映画版『チーム・バチスタの栄光』は、やはり映画公開に合わせて、
3/2(明日じゃん!)にTBSで放映されるようです
この前自分でUPした、白玉屋新三郎さんのからいも白玉ブリュレに悩殺され、
芋系がムショウに食べたくなり・・・
でかまるスイートポテト/芋蔵 \630
芋蔵のスイートポテトは、甘さも控えめで
ボリュームもあり、悩殺された後にはちょうどよかったかな・・・