2009/04/26(日)15:56
とっても不幸な幸運 / 畠中 恵
昨日は、とっても寒い一日でしたが、私は晴海トリトンでお仕事でした。
お仕事は、10:00-19:00まで拘束される割に、やることの合計は30分という、
とっても暇なお仕事でして、本の持参は必須なのです
とっても不幸な幸運 / 畠中 恵
ちょっとひねくれているけれど、料理自慢で世界好き店長のいる酒場。
クセモノ常連客が集うこの店に、いわくつきの「とっても不幸な幸運」という名の缶が持ち込まれた。
缶の中から現れたのは、不思議な幻影やベートーベンの曲や、昔の知り合いの姿...。
いったいどんな意味が?
そして缶を開けた人間にもたらされたのは「災い」?それとも「幸せ」?
じんわり温かく、そしてほんのり切ないファンタジーミステリー。
『しゃばけ』シリーズの畠中さんの、ちょっとファンタジーが入った現代ミステリー。
一見さんお断りな『酒場』は、店長を筆頭に常連客も曲者揃い。
お店は、新宿伊勢丹の近所とかで、内装はアンティーク調で何気にお金がかかっている。
店長の料理の腕は抜群で、みな楽しみにやってくる。
そんな店があるなら、行きたいぞ~っと思うのだけど、
ちょっとたばこの煙はスゴソウダ
そのお店に最初に「とっても不幸な幸運」という名の缶を持ってきたのは、
店長の義理の娘のり子。
缶は本当に、不幸と幸運を招くのだが、不幸はそれなりに重い。
のり子の話が完結した後にも、店の常連たちが過去を抱え缶を持ちやってくる。
畠中節の現代物は、最初の内はちょっと読みにくかったのですが、
4分の1読み終わった後から、サクサク読めて、
この日トリトン在住中に、2回読んでしまいました。
さて、本のお供は・・・
白身胡麻だれ丼 だし付 \1,150 /『築地食堂 源ちゃん』
これは、いつものお約束で必ず食べてしまいます。
半分はそのままで、半分はだし茶ずけでいただきます
ここからは、お茶の梯子。
イチゴタルト(\400) & ホットコーヒー(\280) / EXCELSIOR CAFFE ここのコーヒーの味はあまり好きにはなれず、滅多に行かないのですが、
イチゴタルトは、それなりのお味でした
チョコクロ(\160) & カフェラテ(\250) / サンマルクカフェ
チョコクロは、やっぱり名作ですね