FAX日記原稿置き場　（10/3　10/4）

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┃2005年　10月3日 ┃
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昨夜9時過ぎ
突然　スマーフの目が左右に揺れ出した。

1秒間に2回の速さで　クル！クル！　クル！クル！

発作後のスマーフ

前回の発作は　
’ヒキツケ’のようだったが

昨日は
眼震以外はほとんど変わりなく
”静かに目が回っている”　
という感じだった。

ひどい眼震は
気がついてから5分ほどで収まった。

脈拍80/分　平熱。

日曜で、まして夜だったが
すぐM先生に電話をして状況をお話しし
一応の判断をしていただき

あらためて今朝　診てもらって来た。

MPクリニックのスマーフ

右下で横になっているスマーフの顎を引き上げ、頭をゆっくり持ち上げ
左下にしてまた同じようにする。

その間M先生がスマーフの目を追いながら
じっと覗き込まれる。

そして
やはり特発性前庭疾患でしょう。
今もほんの少し揺れてるけど、ほとんど心配はありません。

脳腫瘍でも同じような症状が出るけど
もし腫瘍があったとしても
高齢のスマーフに手術などの治療をするかどうかは難しいね。

昨日　考えていたんですが
もし仮に脳腫瘍だったとしても
この歳なので、手術などをするつもりはないんです。

だから、検査などはしていただかないでおこうと思っていました。

うん、そうだね。
腫瘍であってもなくても
手術などをしないなら
治療方法としては前庭疾患の場合と変わりません。

それに
この程度なら、今回は積極的な治療（ステロイド投与）はしない方がいいね。
と、丁寧に説明してくださり

点滴や投薬はしないで
今後の対処などをお聞きして帰ってきた。

今日のスマーフ

スマーフの目は
まだすこぉ～し揺れているが
吐き気はなさそうで

水も食餌も
受け付けてくれる。

いつ何があってもおかしくないんだから
と、いつも思っているけど

いざとなるとやっぱりオロオロ・・・。
今回は軽くて本当に良かった。

お風呂上りのチッチ

　おかえり～。
　
軽くてよかったッチ～♪

安心チたから
お風呂に入ったチッチ～♪

そうね、今夜はゆっくりお風呂入るね。

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┃2005年　10月4日 ┃
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昨日は大変ご心配をおかけしました。

今日のスマーフ

スマーフはその後
いつものように食餌を摂り
いつものようにバナナんコ

いつものように時々抱っこされ
発作前とあまり変わらず過ごせています。

目の揺れはまだ少し残っていますが
本犬はあまり気にしてないように見えます。

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前庭疾患は
老犬になると結構頻発する病気で
中枢性のもの（脳の問題）と末梢性のもの（三半規管の問題）に分けられるようです。

症状としては
眼球が左右（末梢性に多い）や、前後･回転（中枢性に多い）に振れ

歩ける犬は、
ふらついたり、立てなくなったりして
どちらか片方に首が傾き（斜頚）
丸く円を描くように進みます。

吐き気を伴うことが多いので
末梢性の（比較的予後は良い）の場合でも
前庭疾患そのものより
食餌が摂れずに衰弱してしまう事のほうが深刻だそうです。

早期治療が一番ですので
”目玉がキョロキョロ動いておかしいなぁ”
と思われたらすぐに受診されることをお勧めします。

以上
これはあくまで素人のsmatiが
先生にお聞きした事や経験上の事ですので
その点をご了承くださいませ。
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暖かい励ましを
本当にありがとうございました。

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