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カテゴリ:次男のはなし
この日の夕方、アパートの駐車場で次男が車と接触して救急車で
運ばれた。 事故はおきた。それも我が家を目の前にして。 状況は↓のとおり。 この日買い物から帰り駐車スペースに車をいれてから運転席を出た。 長男は自分でベルトをはずしワゴン車のドアを開け外に出ていた。 この時点では駐車場には私たちしかいなかった。 いつも見ているテレビ番組がはじまりそうで焦っていた長男は ひとりで先に家に向かって歩いていった。家までほんの10メートル。 そして長男が玄関のドアの前に着く頃ちょうどお隣の奥さんと 娘さんが出てきた。二人で外出するみたい。我が家の車の 斜め向いに停めてある軽ワゴンに乗り込むのが見えた。 発進する。。と分かっていた。なので次男に ”あの車が出てからママと一緒に帰るからね。ちょっとそこで 待っていなさい”と声をかけてから娘をチャイルドシートから 降ろそうと次男に背を向けて車に乗り込んだ・・その瞬間。 ドン。。という鈍い音がしたようなしてないような(覚えていない) そして次男の ”ママ~~!!いたいよ~!助けて~~” という泣き叫ぶ声が聞こえた。 信じられない・・信じたくない気持ちでその声をほうを見ると お隣の軽ワゴンがうちの車の前に停まっていた。 次男の姿はない。声がするほうを見ると軽ワゴンの下の狭いスペースに 次男が寝転び泣き叫んでいた。 お隣の奥さんは状況がわからないみたいで運転席できょとんと していた。 私はパニック状態。うわぁぁ~~~~という声にならない声を あげながら”救急車呼んでください!救急車呼んでください!”と 泣き叫んでいた。 奥さんが慌てて降りてきてすぐに携帯で119に電話してくれた。 ”子供が車の下敷きになってます!駐車場でぶつかって!!” その間も車の下の寝込んで”痛い痛い!”と泣く次男。 動かない頭で考える。変に動かして出血とかひどくなったり脳とかに ダメージがあっても困るし、 車を動かして逆に脚とか踏んでも困るし。。とか考えて考えて・・・。 そう考えるともう怖くて体が動かない。次男を助けてあげないといけない んだけど体が全然動かなくて。気持ちは焦るけど現実は何も できない。どうしよう!どうしよう!って思うばかりで役立たずな母。 そうこうしているうちに救急車のサイレンの音が遠くから聞こえてきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.03.23 22:22:29
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