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カテゴリ:演劇
三上博史さん主演のこのロックミュージカルを観てきました。
1960年代に東ドイツに生まれた少年、ハンセルは、 自由とロックシンガーになる夢をかなえるべく、 アメリカ兵と結婚してアメリカに渡るため、性転換手術をする。 ところが手術のミスで「怒りの1インチ(アングリーインチ)」が残ってしまう。 ヘドウィッグと名乗り渡米するが、離婚。 バイト先で17歳の少年トミーと出会い、ロックを教えるが、 彼はヘドウィッグの曲を盗み、ロックスターとして成功してしまう。 裏切られたヘドウィッグは自らのバンド(アングリー・インチ)を率いて トミーの全米コンサート会場を追う。 ここは「ホテル・リヴァー・ビュー」のステージ。 ヘドウィグは奇抜な衣装を身に着け、 自分の生い立ちを語りながら歌う。 観客はそのままホテルのステージの観客、という設定。 まずヘドウィグは右手観客入り口から登場。 客席を通って歌いながらステージへ。(すごく近くまで来てくれましたv) これでまずとっぱなから観客は盛り上がる。 観客との掛け合いも上手くて、笑いが巻き起こる。 きつい下品な冗談を連発しつつ、ステージは進んでゆく。 そしてこの音。 劇場の椅子までびりびり来るほどの爆音。 ミュージカルとしてまずありえないような音量。 しかしそれにも負けぬ三上さんの声量。 彼がこんなに歌が上手いとはちっとも知りませんでした。 時に激しく、時にコミカルに、そしてまた哀しく・・。 昔、人間は顔が二つ、手が4本、足が4本だった。 しかしそれを神様が引き裂いてしまった。 人間は自分の片割れを見つけ、一つになろうとする。 それがメイクラブ。 ヘドウィグは自分の片割れを探し続ける・・。 何度もアンコールに応えてくれ、最後には1曲演奏してくれました。 これには会場総立ち。 とてものりのいい曲で、私も踊ってしまいました。 三上さんはもうヘドウィッグの衣装をを脱いでいて、 普通の黒髪にローブのような衣装。 はにかんだような感じで、とてもかっこよかったですvv こんな役、とても普通の人では出来ません。 三上さんに拍手喝采。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.07.10 00:39:07
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