SMILE DIARY

またもや古い作品ですが。有吉京子さんの作品を二つ。

「アプローズ」

ヨーロッパの女学校で出会った沙羅とシュナック。
演劇部を通じて２人は惹かれ合い、しかしその感情はいつしかもつれ・・。
沙羅は卒業後ＮＹでミュージカルダンサーとなりオフブロードウエイから頭角を現し始める。

繊細な絵と細やかな心理描写で彼女の世界に引き込まれます。
同性愛色も濃いですが心理的に描かれてて普通の人でも(?)違和感無い・・と思います。


もう一つは「ニジンスキー寓話」

有吉さんのバレエ漫画は「ＳＷＡＮ」の方が圧倒的人気でしょうがそちらは私は読んでないのです(^^;)邪道かしら？

バレエダンサーのルシファと振付師のジャン・ベルジュ。
２人の、激しいまでに芸術に挑む姿が壮絶。
ダンスの描写も詩的で哲学的でいいです。舞台のシーンが浮かんできそう。汗びっしょりなのもリアルです～。
ヨーロッパの街並みも繊細な線画でとても好き。

・・と言いつつ、私、最後まで買ってないんです・・。急に思い出して本棚をあさりました(^^;)　読みたくなっちゃった。どこかで探してみよう。