044328 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ココロ。

ココロ。

2006年 春のワタシ

「自分再生」は、きっともう終了(かな?)。
一度辞めた会社に5月から復職。

会社を辞めてからの8ヶ月の間。
のんびり静養しつつ、今まで見逃してきたこと、大切にしてこられなかったことにたくさん気がついた。

今、ワタシの胸には「譲れないもの」「守りたいもの」がしっかりと根付いている。
そして何よりも、ワタシがワタシのままでいられて、しかも大好きな人の存在が近くにある。
それだけで、ワタシは「再生」というよりも、ある意味「生まれ変わった」ような気がする。

ワタシの過去の数々の出来事は、決して綺麗なことではなく、順風満帆な人生ではなかったけれど、だからこそ今、見えること、感じることがたくさんあるってことに気がついた。
だから過去のことは、全て今日のため、明日のため、そして未来のために、なくてはならないコトだったのだと。
やっとそう思えるようになった。

頑張りすぎてしまうワタシ
あまりにも痛々しかったワタシ
泣きたくても泣けなかったワタシ
無理していつも笑ってたワタシ
ホントは弱虫で泣き虫なのに 強がり続けたワタシ
素直になれなかったワタシ
甘えられなかったワタシ
言いたいことはいつも飲み込んでいたワタシ
自分を責めてばかりいたワタシ
自分で自分を傷つけてばかりいたワタシ
不安だらけだったワタシ
負の妄想ばかりだったワタシ

過去のワタシは、どこか自分の中に「歪み」を感じて、でもそれを見ないフリをしてきた。随分と長い間。
そのせいで、さらに悪循環にはまってしまっていた。
でも、過去の「ワタシ」は、今は愛おしいとやっと思える。
今日のために。明日のために。未来のために。
大事なことを気づかせてくれるために。

きっと、同じことは繰り返さない。
この春。春の訪れと共に、またしてもいろんな転機が訪れた。
また、新たな道を歩もうとしている。

カウンセリングを卒業した時に、先生から言われたこと。

「あなたは、本来生きるべき場所で、生きるべき。
 いつまでもここに来ていてはダメ。」

途中、ブランクはあったけれど、3年近くもの間、ワタシの一番近くでワタシのココロを見続けてくれた先生。
ワタシが一番安心できる場所であり、甘えられる場所であり、泣ける場所だった。

だけど、見渡してみたら、そんな場所が、そんな人たちが、ワタシにはたくさんいてくれる。
何よりも、ワタシが一番求める人に、「ワタシのままで」安心して、甘えられて、泣くことができる。

同じ会社に戻ることにはなるけれど、今度は自分の足で、いろんな人の力を借りながら、やっと自分の足で、「ワタシらしく」歩いていけそうな気がする。

この春。
いろんなことが、タイミングよく重なって、ワタシの歩み行く道に光をもたらしてくれた。
偶然のように見えて、たぶん必然だったのだと思うけれど。

まだまだ厄介な「ココロ」だけれど、きっと大丈夫。
これからは「再生」ではなく、「進化」し続けようと思う。

ココロのままに
ワタシらしく
焦らずに

そして、誰かの何かになれるように…

まだまだ不安定になることもないことはないけれど、大切なもの、ワタシに愛情を注いでくれる人、泣ける場所、ココロから安心して「ワタシ」でいられる場所が、こんなにも側にあるから、きっと大丈夫。


© Rakuten Group, Inc.