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2008/08/01(金)06:15

牛乳などのカルシウム食品で、脳卒中が起きにくくなる?

運動・健康・ダイエット(70)

ヨーグルトや牛乳などのカルシウムを含む食品を多く食べる人ほど脳卒中になりにくいことが、厚生労働省研究班の調査で報告されました。 対象者は岩手、秋田など4県の40~59歳の男女約4万人。脳卒中などの病気と食事との関連を13年間調べ、カルシウム摂取量に応じ、対象を5グループに分けて分析したものです。 その結果、摂取量が最も少ないグループ(1日233ミリ・グラム)と比べ、最も多いグループ(同753ミリ・グラム)では脳卒中の比率が30%少なく、3番目に摂取量が多い中間のグループ(同439ミリ・グラム)でも21%低かったとしています。 なお、同時に調査した心筋梗塞(こうそく)などの心臓病は関連が見られなかった。 研究班のメンバーは「カルシウムが血圧を安定させ、脳卒中を起きにくくしている可能性がある」とコメントしています。まあ、カルシウムには精神安定作用もあるので、血圧もあまり上がらなかったのかもしれません。 また、牛乳をよく飲む家庭は、食生活が洋風で、食塩摂取量も少ない可能性があります。この場合は、原因は食塩なので、カルシウムをとっても無意味ということになります。 健康にいいといっても、なかなか単純ではないようです。

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