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テーマ:ニュース(99457)
カテゴリ:デジカメ
東京女子医大病院で心臓手術を受けた女児の死亡事故で、業務上過失致死罪に問われ無罪が確定した医師が毎日新聞医療問題取材班の書籍で名誉を傷つけられたとして、発行元の集英社と取材班の記者に200万円の賠償を求めた訴訟の上告審で、最高裁は、集英社と記者の上告を棄却する決定を出しました。80万円の支払いを命じた1、2審判決が確定しました。
問題になったのは集英社新書「医療事故がとまらない」で、医師の装置の操作ミスが原因との記載について、東京高裁判決は「2002年の新聞連載時は真実と信じる相当の理由があったが、2003年の書籍発行時では外部学会が否定的な見解を示していた」と判断しました。 この事件は、手術に使われるポンプの目詰まりが原因で起きたのにもかかわらず、医師の操作ミスが原因であるとの内部調査報告書が作成されたというものです。 当初は、操作ミスが起こる背景など、まことしやかに報道されましたが、真実は大きく異なっていたようです。私自身、事件が報道されたころは、操作ミスを信じきっていましたので、大きなことはいえませんが。 この書籍は、医療事故をなくそうとの正義感から書かれた本だとは思います。ただ、その思いが強すぎて、正しく判断できなくなっていた、ということのようです。 医療事故を防ぐという目的のためにこそ、感情的にならず、客観的な視点を持つべき、ということを教えてくれていると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>この書籍は、医療事故をなくそうとの正義感から書かれた本だとは思います。
であればまだ許せるのですが、毎日新聞は、 「医師を叩けば、読者が喜ぶ!」の信念のもと、 日本全国で無責任に医療関係者バッシングを繰り返してきました。 http://blogs.yahoo.co.jp/taddy442000/31219753.html 直接バッシングされた医療関係者や、被害者に祭り上げられた遺族も報道被害者ですが、最大の被害者は無責任報道により医療不信を植え付けられ、さらに医療崩壊で十分な医療が受けられなくなった我々国民です。 (2010.03.20 01:30:46)
http://blog.m3.com/TL/20100320/1
(2010.03.20 02:15:56)
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