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カテゴリ:中国史
「完璧じゃなくてもいいじゃないか」
「私は完璧ではありません」 というように”完璧”を使われることが多いですね。 完璧 = 完全 でしょうか? 完璧の 璧の字が 壁じゃなくて「あれ!?」と思われたことはありませんか? 土ではなくて玉なんです。 完璧とは、璧を完うする。 というのが語源です。 ある勇敢な1人の男の話です。 【完璧】<前編> 中国の戦国時代 始皇帝が統一する以前の時代です。 いろんな国がありました。 その中で 小さな国 趙は <和氏の璧>という宝玉を手に入れました。 これは、国宝級のものです。 大きな国 秦は 趙が持っている<和氏の璧>がほしくなりました。 大きな国 秦は <和氏の璧>と<秦の十五の城>と交換してほしいと要求しました。 小さな国 趙は 困りました。 秦が約束を守るなら璧を渡してもいいが 秦は信用できません。 だましては侵略していたからです。 交換はしませんと断りたいが 秦は大きな国なのでそれを口実に攻めてこられても困ります。 だからといって 城を渡してもらえず、和氏の璧を奪われるのは なんともくやしい。 どうしたものか・・・。 家臣のひとりが口にしました。 「いい男を知っています。私の家にいます」 それが 藺相如(りんしょうじょ)です。 知勇を兼ね備えた豪胆な人物です。 私は、歴史上の人物の中で特に敬愛しています。 以前 「好きな男性のタイプは?」 と聞かれ 『藺相如です☆』 と答えていました。 ほとんどの人は藺相如を知りませんでした。 藺相如は 「城入らずんば、臣請う璧を完うして趙に帰らん」 城が手に入らないときは、璧を無事に持って帰ってくる といいました。 <璧を完う>が完璧の語源です。 藺相如がどのように 璧を完うしたか後編に書きます。 8月1日 ”完璧”をめざせ!<中編>に続く お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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