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カテゴリ:本
空いた時間に又本屋さんでうろうろ・・・ 目にとまった1冊の絵本・・・ 「おこだでませんように」(おこられませんように) 「小学1・2年課題図書」と帯が大きくついていたのと 何?なに?おこだでませんように???と 一瞬何のことか理解不能だったこともあり、 何気に手に取って読み始めたところ・・・
読み終えた時には、 主人公の「ぼく」に対して何とも言えない愛しさと切なさと そして、自分も含めた大人の「在り方」を考えさせられ、 胸が熱くなっていました。 どうしても立ち読みで去ることができず 思わず購入^^;
この作品は、 作者である「くすのきしげのり」さんが 実際に書かれていた七夕の短冊をご覧になって書かれた作品のようです。 いつもいつも怒られてばかりいる男の子・・・ いませんか?周りに・・・(女の子も然り) その子が心の奥底はどんな気持ちでいるのか、 本当本当に「怒られる」ことをしているのか、 自分さえ怒られれば丸くおさまると思っていないか・・・など 私たち大人はよく考えながら子ども達に接することが出来ているでしょうか・・・? 大人(親)の勝手な価値観だけでむやみやたらに怒ってないでしょうか・・・?
子どもって(大人もそうだと思いますが)、 怒られたくて怒られてるわけではない・・・ いつも褒められたいし、ぎゅっとされたいし、愛されたいし、 何より認められたいのだと私は思います。 私を含め大人のみなさんには、 大人の都合のよい価値観に捉われることなく そんな子どもの心の声を敏感にキャッチできる 寛容で温かい心と眼差しを持っていてほしいと 心から強く思います。 (注:わざとやっているのではなく悪気は全くないのだけど「やってしまう」という 「軽度発達障害圏内にいる子ども」だとわからずに怒り(叱り)続けていると、 2次障害(自傷行為など)が現れてくる場合がありますので特に注意が必要です。)
興味を持たれた方は 図書館でお読みになってみて下さいね。 「絵」もまた味がある! 「ぼく」のその場その場の表情が何とも言えない・・・抱きしめたくなります 私自身の戒めの1冊にもなり、そして・・・最後には笑顔にもなれる愛しい絵本でした
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