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カテゴリ:本
今夜は静かに一人夕飯と決まっていたので ワインをちびちび飲みながら、少しずつきのこサラダなど食べながら、 「マザー・テレサ愛の贈り物」(五十嵐薫・著/PHP)をゆったりと読んでいたのです。でも… 感じることが多すぎて途中で食べられなくなってしまって。 この本、先日の息子の学園祭で売っていて思わず買ったもの。 不思議な感覚だけど、本自体が「読んでみては?」と私に言ってるみたいな気がしたのです。 『あなたの周りにも貧しい人がたくさんいるでしょう』 この「貧しい」は物理的にではなく精神的に、ということ。 両親は揃っている、食べ物はある、それでも自分は必要のない人間だと感じている、 この世に生れなければよかったと思っている・・・ 家族からも疎外され、職場でも必要とされてない、社会の中で孤立している、 実際には違っていても本人がそう思い込んでいる、 そういう人たちの魂を救ってあげなさいとマザーテレサはメッセージを送った・・・ そう、私たちの周りにも追い詰められた“貧しい人”はいないか、 もしいたとしたら自分は何ができるのか・・・私の出来ること、役割は? そして自分の息子はどう感じながら生きているのか?とてもとても考えてしまった。 『私たちが次世代の子どもに残すべきものは、財産でも立派な家でもありません。 互いにわかち合い、助け合い、補い合う心だと思います。 自分の周りに貧しい人がいないか。もう一度見まわしてみてください』(本文より) 生きていく為には現実問題としてはお金も家も必要ですよね。でもね。。。 一度きりの人生、本当に本当に大切なことは何なのでしょう。 これからの私にできること、私に与えられた役割(私にしかできない役割)は何なのか、 もう一度原点に戻ってよくよく考えてみることにしましょう。 何気に買った本(お告げ?)…今読むことに意義があったのだと笑顔になれました。アリガトウ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010年10月08日 22時49分45秒
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