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カテゴリ:心理系/心もよう
2010年1月に 朝日新聞の広告に掲載して頂いた 私の記事と一緒に掲載されている記事を 載せておきます。 (精神保健福祉士さんのお話です)
【関係は不安定なもの 「やわらか」でいい】 現代の親子関係は、「過干渉」か「放任」の どちらかに偏る傾向があります。 「こうでなければいけない」から過干渉に、 「どうしていいかわからない」から放任する。 核家族で育った親の世代は、「ほどよい距離」を 体験的に知らないのかもしれないですね。 自分の子どもがかわいいのは、自然な感情です。 ただ子どもは自分の所有物ではありません。 子どもの自主性を尊重しつつ、でも、 すべてを子ども任せにはしない。 規律や社会性をきちんと教えるのも親の役目です。 家族でも親子でも、 その距離は流動的で、不安定なもの。 離れて見守りながら、困っている時は近づく。 距離を固定化せず「中庸」にい続けるからこそ やわらかな距離感が生まれます。 家族も親子関係も「こうあるべき」という 正解などないのです。 個々の力と家族の距離感がかみ合えば、 家族として問題を解決する力が高まります。 《私たちの仕事は、 そんな家族の力を見つけ、引き出すこと。 困った時は、カウンセラーや 精神保健福祉士などにご相談ください》」
子どもとの距離感に悩まれている方々に、 参考になれば幸いです。
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Last updated
2017年04月04日 19時47分59秒
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