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(旧)信州伊那谷~笑顔あふれる家づくり

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2008.12.27
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カテゴリ:駒ヶ根市Mi邸新築

 

 
まずは上の2枚の写真から
12月24日に、JIOの検査員さんが図面の通りに出来てるか?欠陥は無いか?って検査に来てくれたときの写真です。
住宅瑕疵担保履行法ってのが来年10月から施行され、住宅を造ったり、販売したりする人間が必ず瑕疵担保保険に加入しなければならなくなりました。
詳しくはこちらをご覧下さい

私が気に入らないのは、何でもかんでも義務化ってところ。でもこんなご時勢ですから仕方ないんでしょうかね。以前少しだけ書いたことがありますが、保険に入ったからって新しい事をするって訳じゃなく、今まで通りの家づくりをさせて戴くだけなんですけどね・・・でも事務的な仕事は確かに増えちゃいましたね。

ようするに、10年以内に欠陥が見つかったら、修理するための保険金を支払いますよって事なんですが、誰も保険金が欲しいなんて思わないですよね、一世一代のマイホームですから、欠陥住宅なんてあってはならない事ですし、手入れをしながら長く住んでもらうって事は、地球環境に与える負担だって格段に減ってきますよね。

下の2枚の写真は、翌25日にあった気密測定の様子です。バズーカ砲にジャバラが付いたような機械で、建物内部の空気を強制的に排出し、内外の『気圧差』を作り出すことで、建物の隙間を測定するって仕組みのようですが、詳しい仕組みは私には判りません・・・(汗)

右側のモニターの左下の方に、『C=0.33Cm2/m2』って数字が見えますかね、次世代省エネ基準では、隙間相当面積は『2.0cm2/m2』以下にするべし?って基準がありますが、このC値は、高気密高断熱住宅の性能を表す一つの目安になるって思ってくだされば結構です。

自分で言うのもなんですが、この『0.33』って数字、結構良い線行ってるじゃないですか(汗)

☆冷暖房費を1/2にするのも夢じゃない・・・
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建物内部の温度差を少なくして、俗に言う『冬暖かく夏涼しい』って謳い文句を良く目にしますが、隙間があるって事は熱が出入りするって事、熱が出入りするって事は結露が発生する可能性が高いって事です・・・結露は最悪の場合大切な躯体を腐らせてしまったりなんて事もあるので、窓などの場合と違って、壁の中なんかに発生する場合は困っちゃいます。

高気密高断熱の住宅が全ての方にとっての答えじゃないでしょうが、冷暖房の効率が格段に上がりますし、家中の温度差を抑えられ冷暖房コストも下げる事が出来る・・・なんていい事尽くめのようですが、どんなモノでも一長一短あるのは世の常ですよね。
短所とすれば、建設コストが高くなりやすいって事でしょうか・・・

結露に付いては透湿抵抗や、絶対湿度と表面温度の関係など難しい言葉が出てきて、結構難しい話になりますし、詳しく書かれているブログなんかもありますから、興味のある方はネットサーフィンをしながら探しって見てはいかがでしょう。 

家に求められる事柄の一つとして、快適であることが挙げられますが、地域によって比重は変わるものの、多かれ少なかれ冷暖房が欠かせなくなりますよね。信州伊那谷は標高も高いので、今の時期は暖房が欠かせません。
最近はオール電化のお宅が多くなって、直接灯油を補給してなんて場面を目にすることも減ってはきましたが、目の前で化石燃料を燃やさないってだけで、オール電化だって大元をたどれば火力発電や原子力など、結構な環境負荷をかけていることに変わりは無いと思います。

建設や解体などで発生する環境負荷はどんなモノでも避けられませんが、しっかりとした構造と、定期的に行うメンテナンスで家の寿命はかなり延ばすことが出来ます。
今回行ったJIOの躯体検査も、少しでも建物の寿命を延ばして、大切な家が長持ちしてスクラップ&ビルドのスパンを伸ばす為の検査だと思えば、何だか環境に対しても良い事のように思えてきちゃいます。

石油製品を使わない家づくりが環境に優しいんだ!っておっしゃる方もいらっしゃいます。住宅に関わる一切の材料から石油製品を排除して、木や古新聞で出来た材料を使う・・・確かにそれも一理あるんでしょうね・・・

もう一つの気密測定に関しては、今更私が説明する必要も無い事かもしれませんね・・・少ないエネルギーで家全体を包んでくれます、吹き抜けやリビング階段など、開放的な間取りを採用する場合にはとても適しているんじゃないでしょうか?と言うよりも、開放的なプランに向いていると私は考えます、昔ながらの部屋と部屋を廊下でつなぐようなプランの場合には、どうしても温度差が生じやすいです。

もっとも、暖房が無いからといっても、水道が凍っちゃったり部屋の中で息が白いなんて事とは無縁にはなりますけどね。

いずれにしても、住む人それぞれに家に対する考え方や、求める生活のスタイルが違いますし、これが正解ってモノはありませんから、じっくりと膝を交えて相談できる人を見つけることが大切なんじゃないでしょうか。

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最後までお読みいただきありがとうございました
最後の最後に↓↓をどうぞ・・・

我ながら長い日記になっちゃったって驚いてますが、最後に一つだけ・・・
以前の日記で『グリムスの樹』が植林されるって書きましたが、ようやくブルキナファソに植林されたようです。

しっかり管理画面にも『ブルキナファソへ植林済み』って書かれていました。
私の育てた樹の変遷も同時に確認できます。
今年の2月から3本の樹を成長させ、最後の一本は成育途中です。楽天ブログは植林されないかも?なんて疑問がありましたが、何とか無事に植林して貰える事が出来ました。

興味のある方は、この機会に『グリムス』の樹を育ててみませんか?






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Last updated  2008.12.27 12:19:13



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