2005/05/25(水)00:08
サラダ記念日。
毎年この初夏の季節になると、
なんとなぁく読み返してみたくなって
本棚から取りだすのが、この「サラダ記念日」。
去年のあたしがすごくいいなと思った歌が
去年ほどココロに響かなかったり、
いままでさらっと通り過ぎていたのに
今年はものすごく共感できたり。
初めてこの本を手にとった中学生くらいから
ずっと変わらず好きな歌も、
ずっと変わらず好きになれない歌もある。
本を「読み返す」ということは、
自分を省みることではないだろうか。
変わりゆく自分、
変わらずにいる自分を確かめることではないだろうか。
それはふるさとだったり、
歳末の年賀状書きだったり、
誕生日だったり、
あたしにとっては初夏に読む「サラダ記念日」だったり
するんだろうと思う。