2008/11/02(日)19:47
順序良く話したい人、結論から聞きたい人
話し手は、「順序良く、順番に話そう」とするけれど、
聞き手は「結論」に興味があります。
話す方は、自分が言いたいことを、言い残さないようにしたいけれど、
聞く方は、なかなか「結論」の見えない話は、
退屈で、イライラしてきたり、眠くなってきたりします。
私の周りでも、社内外でプレゼン等をするとき、
「落ち着いて、順序良く、上手に話そう」と、考える人がほとんどです。
しかし、聞き手に興味を持ってもらうためには、
「結論」から話した方が良いのです。
そして、なぜ、その「結論」になるのかをプレゼンすれば、
途中で寝る人は、激減するのではないでしょうか。
同様に、報告や紹介も、
話し手は、コマゴマとしたことから話し始めて、
最後のまとめとして、全体的なことを話そうとしますが、
聞き手に受け入れられたいなら、
全体的な報告を行ってから、その中身を解説するという順番にします。
例えば、多くの人が絶賛するものとして、小林製薬のテレビCMが有名です。
「ブルーレットおくだけ」は、もう商品名だけで、
「おくだけでよい」という結論を発信しています。
そして、わずか15秒のCMで、その商品内容のイメージを見せています。
この方法は、聞き手にとても受け入れられやすいのです。