選挙、行きました?
参議院選挙、有権者のみなさん、行きました?知人から、「投票したい人がいないから行かない。 だから、投票用紙を捨てちゃった」なんて話を聞いてびっくりしたものですが、今の政治を許しているのは、結局、有権者である私たちなんですよね。かくいう私も、権利を放棄したこと何度もありますので、「選挙には絶対行かなきゃいけない」なんて優等生の発言をするつもりはありませんが、それでは今の政治のあり方って変わらないよなあ、って最近思うようになりました。今回も、マスコミで大きく取り上げられていた割には、投票率は50%割れているわけで。選挙権を放棄している人が半分以上いるってことですよね。みんな、他人事なのかなあ。先日、女性誌「BAILA」に載っていた」作家、石田衣良さんのエッセイで、年金問題についてこんなことが書いてありました。~以下、引用~(略)パブリックサーバントは公僕と訳すけど、日本ではやはり正確な訳語は「お上」なのだ。(中略)すみません、「お上」をこんなふうにのさばらせてしまったのは、下々の国民にあまりにも見識がなかったせいです。厚生年金がちゃんと支払われなくても、リゾート施設や株式の運用ベタでどんなに損失だしても、すべて悪いのは国民のほうです。だって、「お上」のやることに間違いがあるはずがない。そう思って、月々の年貢(年金の保険料)を納めさせてもらっているのだから。(以下、略)~引用、おわり~今回の選挙で選ばれる議員の収入は、私たちが日々働いて支払っている税金から支払われているはず。今回、感じたのは、私ももっと関心を持っていかなければいけないなあ、ということ。選挙の結果とともに、個人的には、あまり影響はないのかな、と思ってますが、今回の選挙で為替や株価にどういう影響が出るのか、ということにも注目したいと思います。