大人げないにもほどがある

少し前、東京のフジテレビでは毎日「山村美紗サスペンス特集」をやっていたが、あれは一体なんだったのだろうか？

映画の宣伝の訳でもないし、何かの権利を山村紅葉から得るためのアピール？それとも紅葉の身に何かあった？とほんの少ーしだけ（あ、ささくれできちゃった、位）気になったが結局理由はわからず。

２時間サスペンスは結婚してからあまり見ないが、印象に残っているものが２つある。

「お師匠さんは名探偵」（主演：山田五十鈴）
山田五十鈴が長唄のお師匠さんで、家元襲名披露の席で毒をもられ、新家元が死んだ事件の真相に迫る、というもの。

新家元は峰岸徹。例の一件以来、石原プロのスケープゴート感が否めないナイスガイ。この２時間サスペンスでは「だめでしょ！舞台上でそんな事しちゃ！」な理由で死んでしまう。結構重要な役どころ。

たまたまこの話を職場の先輩としていたら、数年前の作品だったにもかかわらず先輩もよく覚えていて、大変に盛り上がった。どなたか覚えていらっしゃる方はいませんか？

もう１つはタイトルはよく覚えていないし、どういう内容だったかも実はよく覚えていないのだが、平幹二朗と中野良子が主演。

とにかくこの二人、芝居が大ぶりだ。

声の張りが違う。テレビなのに舞台的。

とっても浮きまくっていた。

作品の内容云々ではなく、

「すげー芝居だな。」と口をあんぐりさせて見た印象深い作品。