ひつじのさんぽ

二月から、たてつづけに新刊が出ている、あきやまただしさん。

　　　　　　　　　　　

どれも面白いですよ～♪
まめうしは十周年なんですって。すごいですね！


「さかさのこもりくんとおおもり」

こもりくんはこうもりのこども。
いつもさかさまにぶら下がっているので、反対言葉しか話しません。

今回は、こもりくんのおとうさん・おおもりも登場します。
二人とも反対言葉なので、読むのが大変ですよ（笑）！

反対言葉で読むのがなれないようなら、
一作目の「さかさのこもりくん」を先に読むといいかもしれません。
こちらでは、コドモにもすっと分かるようになっています。

我が家のお兄ちゃんは5歳になったところですが、
言葉をわざと反対に言うのが大好き。
これもひとつの反抗期ですか！？

難しい言葉は「～ない」と否定をくっつけて済ましちゃいますが、
歌をまるまる反対にして歌ってみたり、もうややこしいったらない。
この絵本で、ボキャブラリーが変に増えちゃうかな！？


さてもう一冊、注目の新刊を…。

　　　


表紙いっぱいの大きなくじらに、思わず手にとってしまいそうでしょ？
読み終わったとき、思わずため息が出てしまいました。

うっかり浜にうちあげられたくじら。
ジョーと、町のみんなは何とか海へ帰してあげようと考えます。
ジョーはふくろうに相談します。
ふくろうは風に聞くする事にします。
そして風は、太陽に、太陽は月に、月は星たちに聞くだろう。
だから、みんなは待つ事にするのです。

何だかいいと思いませんか？
この絵本もぜひ、読んでもらいたいなあと思います。

作者のデビッド・ルーカスさんは、

　　　

　カクレンボ・ジャクソンで初めて知りました。
紹介してくれたのは「Enjoy！読み聞かせ＠絵本」のわかなさんです。
細かいところまでとってもきれいな絵と、
読んだあとに何だか「い～い気持ち」になれちゃう絵本です。

ところで…
絵本のあらすじを、どこまで紹介するのか
いつも悩むのですが、私の文才のなさから言って、
さわりしか紹介しない方を選んでしまいます。
その絵本の持つ魅力を、半減させてしまうんじゃないかな、と思っちゃうからです。
というわけで、いつもいつも最後まで紹介しなくてごめんなさい！

といういいわけでした