すっぱいスパッツ

くさい。
くさい。脇がくさい。

仕事中、キーボードを軽快に打っていると、
ふと、自分の体臭が気になりだした。

そういえば、今日はケミストリーカットソーを着ている。
こいつだ犯人は。
またか。。

そう、このカットソーは、
とにかく汗を吸い取らない。
そして、汗を異常な臭いと変化させる。

コットンとシルクって書いてあるのに。
嘘だ。絶対うそだ。

く、くさい。

隣の席のたまちゃんに気づかれやしないかとハラハラする。

たまちゃんはかわいい28歳。
ピンク色が好きで、とても温厚で、素直で。
とにかくカワイイ。
仕事で、怒っているところをみたことがない。
どんな理不尽なクレーム対応をした後だろうが、
いつも冷静で落ち着いている。
っと思っていたら、
先日私が主催の合コンでキレていた。

何でスイッチが入るがわからない娘である。

どうしよう私の体臭でキレてしまったら。

そう思うと余計汗をかく。

そして脇の下で、また、科学反応を起こす。

く、くさい。

お願い、たまちゃんキレないで。。。