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スマイリー・ネット

2005.05.03
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○●○ スマイリーの読書クラブ・新版 ●○●
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-スマイリーの読書クラブ-
1.毎月第一月曜日の朝発行です。
2.読書好きの働き盛りの方々に、多彩な書籍の情報をお送りします。
  気に入っていただけたら、オンライン書店で、すぐに購入できます。
3.コンテツンツは次のとおり。
 (1)注目のビジネス書
 (2)「今月のおすすめ書」または「新聞・雑誌の読書コーナーから」
 (3)特集:
 (4)図書館の蔵書から
 (5)今月の心に残る言葉
 (6)スマイリーの日記
4.登録・解除はこちら
http://www.mag2.com/m/0000131354.htm
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     -第3号(2005年5月2日発行)-

0.始めに
本好きの皆さん、こんにちは!スマイリーです。
元気にお過ごしですか。
先月は発行できなくてごめんなさい、今月からまた張り切ってご案内いたします。

(目次)
1.今月のおすすめ書
―平岩弓枝「はやぶさ新八御用旅『日光例幣使道の殺人』」(講談社。1500円+税)―
2.注目のビジネス本
―市田美加「兼業・週末企業から始めて『1年で1億2000万円ネットショップをつくる』」(ダイヤモンド社。1400円+税)―
3.図書館の蔵書から(1)
―斎藤美奈子「趣味は読書」(平凡社。1429円+税)―
4.図書館の蔵書から(2)
―橘玲「得する生活」(幻冬舎。1500円+税)―
5.今月の心に残る言葉 
6.スマイリーの日記

************************** 本誌 *******************************

1.今月おすすめ

-平岩弓枝「はやぶさ新八御用旅『日光例幣使道の殺人』」(講談社。1500円+税)-

●私にとっては待望久しい一巻です。今回も期待にたがわぬ面白さで、一晩で読んでしまいました。
●平岩さんの時代小説のなかでは「御宿かわせみ」シリーズと「はやぶさ新八」シリーズが私のひいきです。特に「はやぶさ新八」シリーズは、タイトルだけみると町人物のような感じですが、実は私好みの武家物捕り物帳です。
●今回は、お公家さんが日光へ公式出張する途中に起こった謎の失踪事件と殺人事件に取り組みます。最近のこのシリーズは東海道に中仙道と長旅ものが続いています。物語については「読んでからのお楽しみ」と言うことにしておきます。
●ただこのシリーズで、私が唯一気になって仕方がないのは、主人公の主君、根岸肥前守鎮衛(やすもり)を描くときの作者の文体です。作家と作品のスタンスと言いましょうか。例えば、「---が余程お気に召したのか---」「お召しかえもなさらず---」「独り言のようにおっしゃった」「お召しかえを始められた」等々。この敬語は何なのでしょう。随分不自然です。高貴な身分の滋野井公敬に対してはちっとも敬語を使っていないんですから。
●主人公の視点で描写されている場面が多いことは確かですが、主人公、隼新八郎の独白体で作品が描かれているわけではありません。作者がなにも、登場人物にすぎない「主君」に敬語を使う必要はないわけです。この点だけが私には、読みながら小骨として引っかかっていました。
●小説作りと言うのは孤独な作業でしょうし、平岩さんぐらいの大御所になったら、周囲の人も気軽に「ここ、おかしいんじゃない?」なんて言えないんでしょうね。でも作品自体はとっても面白くて満足しました。

2.注目のビジネス本

―市田美加「兼業・週末企業から始めて『1年で1億2000万円ネットショップをつくる』」(ダイヤモンド社。1400円+税)―

●「週末企業」に「ネットショップ」。近頃の私の憧れのキーワードがふたつもタイトルに並んでおり、その上表紙の帯に載っていた明るくチャーミングな著者の近影にひかれて、読んでみました
●著者は始め、勤めの傍ら自分でお店を開き、主にネットを通して商売を広げて成功し、ついに独立を果たした女性実業家です。現在は同じように起業を目指す人に、コンサルティングも行っています。
●成功者の実体験談というのは、まことに示唆に富んでいます。この本でも重要な指摘が随所に出てきます。
●例えば、
(1)通販の主役は財布を握る30代~40代の女性であり、女性誌の分析から始めるべき
(2)送料設定が売り上げを大きく左右する
(3)提案型ショップを目指し、その商品のメリットはなにかを訴える
(4)「また買いたい」というお客様の心は買えないから、細やかなサービスが大切
などです。なるほどなるほど。また、女性ならではと思われる、お客様を喜ばせ、信頼を勝ち取る細やかな気配りの事例がいくつもでてきます。
●これらの内容の是非については、自分で事業を行った経験のない私には判断できませんが、こういった指摘は、私のようなサラリーマンにも仕事をする上で参考になります。
●この本を読んでいて感じるのは、同じような仕事をしても、この方のように自分の事業として行うのと、人に雇われてサラリーマンとして取り組むのとでは、仕事に取り組む姿勢が相当に違うな、ということです。お客様の信頼を勝ち取ることにかけての貪欲さ、真剣さが違います。
●例えば、情報収集にかける意気込みと覚悟の厳しさ、一方逆に、苦手な仕事は、お金を払って、得意な人にあっさり頼んでしまう割りきり。こういったことは、同じようにお金を使っても、消費とは異なる、投資になっています。
●一代で大企業を作り上げた大経営者の事跡はもちろんのこと、こういった「お隣の成功者」からも、実践的な智恵が大いに学べるな、というのが実感です。

兼業・週末起業から始めて1年で1億2000万円ネットショップをつくる! オンリーワンを目指す人の...

3・図書館の蔵書から(1)
-斎藤美奈子「趣味は読書」(平凡社。1429円+税)-

●近頃の私は、図書館や書店で著者欄に「斎藤美奈子」とある本を見かけると、書名や目次の確認もろくにしないで、即座に借りたり買ったりしてしまいます。数年前に買った「
文章読本さん江」(小林秀雄賞受賞)の強烈な読後感のせいでしょう。あの本は、文章が分かりやすくて、分析の論理が鋭くて、とても勉強になり、その上、何度も死ぬほど笑い転げて呼吸困難になりかけた本です。
●今回のこの本のタイトルは、著者が「私の趣味は読書です」といっているわけではありません。なにしろ著者は文芸評論家ですからね。この本は、世の「私の趣味は読書です」とやや誇らしげに言う人向けに、この手の人たちが読むのを避けたがる傾向にあるその時々のベストセラー本を彼らに代わって読み、これらの本の長所・欠点を教えて上げましょうという、かなり屈折した趣旨の一種の実用書(?)です。
●想定読者に、私はどうも、かなりぴったり当てはまるようです。お前のオツムの程度なんてこちらは全部お見通しだよと、著者にすっかり見透かされている感じです。なにしろこの本で取り上げられているベストセラー41冊を、私はただの一冊も読んでいないんですから。アハハ。
●と言うわけで、個々の本に対する著者の批評の妥当性については、私は語ることができません。ただひたすら、著者の鋭い分析内容と抱腹絶倒の文章の芸を楽しみました。
●栄えある血祭り第一号(?)になるはずだった五木寛之「大河の一滴」だけは妙に採点が甘かったですな。「大河の一滴」は「古老が語る良い説教集」だそうです。
●二冊目からは俄かに調子がでてきます。大野晋「日本語練習帳」は「インテリゲンチャなじっちゃんのボケ防止のクイズ本」、柴木のり子「倚りかからず」は、これを真に受けて無知な年寄りが「学ばないぞ」と開き直ったら、周囲は迷惑し、本人はボケるぞ。
●この調子で、ともかく面白いです。しかも、あいまいなナアナアのムードの流されず、しっかりとした「生活感覚」、言い換えれば「良識」で内容を分析しています。
●特に印象的だったのは、私も本のタイトルなら知っているB.シュリンク「朗読者」の評です。この作品は、文盲を恥じて、敢えて無実の罪を被った女性を、彼を慕う若いインテリ男性の立場から描いたものです。新聞などの書評で、幾人もの著名人が絶賛した作品だそうですが、これを斎藤さんは、インテリ男性に都合のいい身勝手なお話、とばっさり。絶賛していた書評者たちはインテリの男性ばかりで、そりゃ、あんたたちには楽しいだろうさ、と啖呵をきっています。
●皆さん、「斎藤美奈子」の名をお忘れなく。
(続く)






Last updated  2005.05.15 18:41:18
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