2006/06/10(土)09:03
芸術家と下半身問題----盗作画家・和田義彦氏に悪質なセクハラの過去!
始めは私は和田氏に同情的だったんです。
「スギ氏へのオマージュである」という言葉を信じたのです。
模写もオマージュも、美術界では当たり前のことですから。
ところが、昨日の日刊ゲンダイの記事を読んで和田氏に対する印象が変わりました。
氏が名古屋の芸術大学に勤務中、こともあろうに入試の面接の場で受験生の女性を誘惑していたというのです。
大学側もこれを問題にし、事実上の解任を断行したというのです。
まったく教育者にあるまじき、無責任きわまる卑劣漢です。
この人はモラルを持たない御仁のようです。
この人物なら「オマージュ」と称して盗作をするくらいのことは平気かもしれません。
ただ芸術家というのは、「芸術家」と崇められるようになったのは、近代に入ってのことで、もともとは、ただの卑しい「芸人」に過ぎなかったのですから、和田氏は「先祖がえりしただけ」かもしれません。
歌舞伎役者のごときは、もともとはタニマチに体を売って暮らしていたのですから、現在、「梨園」などといってふんぞり返る一方、若い時分はもちろん、いい年になっても乱脈な女遊びにウツツを抜かしているのは、「河原者」という悲しい素性のなせる技でしょう。
いみじくも大天才ビートたけし氏が喝破したように「芸人にモラルなんか求めるな!」というのが正しいように思います。
芸人はあくまでも芸の質で判断すべきです。
そこで、さて。
和田義彦氏の絵画の芸術的価値はどのようなものでしょうか。