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カテゴリ:ブツブツひとりごと
宮沢賢治の童話は、私は大人になるまでひとつも読んだことがありませんでした。
子供が生まれて、子供に読み聞かせるために、始めて「注文の多い料理屋」を読みました。 へえ、こんなに面白かったんですか、宮沢さんの作品は。 その後も、ぼちぼち読んでいます。 なかでも「セロ引きのゴーシュ」は、とぼけた味のユーモラスな作品で私は大好きです。 先月、朝日新聞が読書欄で、「銀河鉄道の夜」の特集をひと月近くもやっていました。 その時、私も初めて、この名高い作品を読んでみました。 す、すばらしい! 悲劇的な結末のストーリーですが、息を呑むほど美しい詩的なイメージの結晶に彩られています。 奇跡のような傑作だと思いました。 これからも、彼の童話を、ぼちぼち読んでゆこうと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.02.05 08:25:24
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