本当ですか?「関西でヌードモデルが女子に人気!?」
出所は、わがインフォーシークさんご紹介の「R25」というサイトです。http://r25.jp/magazine/ranking_review/10004000/1112008091117.html?vos=nr25in0000001本当なら、なかなか楽しいニュースですが、さてこの記事、どこまで信じて良いか。美術系のモデル業の話ですので、男性モデルも対象です。記事の本文は次のとおりです。---------------------------------------------------------------------------------「『関西でヌードモデルが女子に人気!?』(2008.09.11)-初秋だし、アートな気分で ヌードモデルになってみた-先月の関西のとある新聞報道によると、若い主婦や女子学生に“ヌードモデル”の人気が高まっているらしい。…マジ? それはともかく、ヌードモデルって実際に見たことがないからか、一種、神秘に包まれた職業ですよね。いったいどうすればなれるのか聞いてみた。「私たちの場合、ヌードモデルとは言わず“アートモデル”“美術モデル”と呼んでますね。一般的にはモデル紹介所に所属し、美術大学などから受けた仕事を事務所に紹介してもらいます。もちろん最初に審査はありますが、必要な資格などはありません。しかし、芸術を愛していないとできない仕事なのです」(アートモデルの遠藤まどかさん)美術大学や芸術家の家へ行き、ひとコマ3時間で、20分のポーズをして10分休憩をとるのを6回繰り返すのが基本。時間の長さによって、とれるポーズが変わってくるそう。うーん…聞いてもイマイチ感じがわからない。というわけで、実際にやってみようとスケッチ会にモデルとして参加。銭湯でもないのに、衆人環視のなか全裸になるのは…ハ、恥ずかしい。「恥ずかしがらないでください。モデルが恥ずかしがると、描く方も照れますから。服を着ないモデルはとくに感情がすべて描き手に伝わってしまうんですよ」(同)そういうものか…。最初は恥ずかしかったが、描き手の真剣な顔つきと雰囲気に、こちらも素人ながら真剣な気分に。腕を上げたり体をひねったりするポーズを続けていると、筋肉がピクピクと痙攣を…。「ポーズの間動かないのはモデルとしての最低限の心得です。そのうえで、いかに芸術家の創造性を刺激するか…それがモデルの善し悪しを決めます。創作を真剣に愛しているからこそできることなんです」(同)完成した絵を見せてもらうと、おお、カッコイイ。自分じゃないみたいだ。「自分の新しい一面を発見してもらえるのは、アートモデルという仕事の最大の魅力ですね」と遠藤さん。なかなか奥が深いのだ。(堅田智裕/verb) 」---------------------------------------------------------------------------------ちなみに「置屋」(?)のサイトのサンプルを一つ。http://artmodel.five.co.jp/modellists.php絵画のヌードモデルというのは、大昔、売れる前の淡谷のり子さんもやったことがあるという、由緒ある(?)お仕事です。「腕を上げたり体をひねったりするポーズを続けていると、筋肉がピクピクと痙攣を…」慣れないと、肉体的に結構きついかも。プロポーションに恵まれた方なら、若いうちは「慣れ」だけでできそうですが、年齢が進むにつれ、ファッションモデルと同じく、体形を維持するための日頃の節制が必要になりそうです。「体形を維持するための日頃の節制が必要」な仕事というのは、ボクサーに典型的に見られるように、飲食や夜遊びなどの人生の楽しみのいくつかを放棄しなければならず、長期に勤めるとなると、誰でもできる仕事ではないでしょう。女性の中には「自分がきれいな頃の思い出に、自分のヌード写真を残したい」と考える方がいらっしゃるようですが、その延長で考えると戸惑うかも。商売となるとなにごともそれなりの苦労があるようです。なお、この記事は、ごらんのように、収入には触れていません。サンプルとしてご紹介しましたサイトにも、どこにも記載されていません。登録ご希望の方はご注意方。(以上)