モールスキンの手帳・メモ帳の妖しい魅力
●前から気になっていた文具にモールスキンの手帳・メモ帳があります。文筆家やジャーナリストに人気があるそうです。●宣伝も、やれ「ヘミングウェイが愛用していた」だの「ゴッホが愛用していた」だの「ピカソが---」と思いっきり格調が高く、まるで、モールスキンを使えば誰でもヘミングウェイになれるかのようです。●ネットで調べてみると、確かにいくつもの優れた特徴があり、私のような文具マニアには垂涎の品です。http://allabout.co.jp/mensstyle/mensfashionitem/closeup/CU20040630A/●現在は「イタリア製品」ですが、もともとはフランス製とも、スペイン製とも、言われています。●ハードな表紙に、ほぼ同じサイズの用紙。立ったまま書き込むにはとても便利なようです。しかも日向でも光らない用紙が使われている、という決め細やかさ!●「信頼文具舗」(http://www.wada-denki.co.jp/bunguho/ctlg0245.html)さんのサイトによると次のようなラインナップがあります。「 ■ルールド ノート 96枚192頁/しおり/ポケットあり 「横罫線」のベーシックなノート。6ミリ間隔の極細罫線。 大量購入されて毎日のメモに使われている方もおられます。 ■スクエア ノート 96枚192頁/しおり/ポケットあり 多目的用途の「方眼」。ページ全面に5mm方眼の印刷。 黒色の極細罫線がカバーの雰囲気と相まって堅実な印象です。 ■プレーン ノート 96枚192頁/しおり/ポケットあり 自由な空間、いちばんベーシックな「無地」。 MOLESKINEならではの「生成り感覚」を味わえます。 ■スケッチブック 40枚80頁/しおり/ポケットあり 厚口用紙がたっぷり綴じられた希有な仕様のスケッチブックです。 ほんのり淡いクリーム色の用紙は水彩にも対応。用紙40枚の両面を使って全80ページ。鉛筆画の場合は片面に描かれることをおすすめします。 ■アルバム 1枚を30折り/60頁/ポケットあり 正式名称:「ジャパニーズポケットアルバム」長い厚口用紙をジャバラ状に折りたたんだので「ジャパニーズ」と呼称されているのかもしれません。 使い手のイメージ次第で用途が広がる楽しくて不思議なノート。 ■アドレス 96枚192頁/しおり/ポケットあり A~Zのインデックスが付いたアドレス帳。 とはいえ、ページレイアウトは横罫線のみというきわめてシンプルな仕様のため、アドレス以外の用途にも活用が可能。インデックス部分は透明なラベルでカバー&補強されています。 ■インフォブック 96枚192頁/しおり/ポケットあり 「MOLESKINE INFO-BOOK」は旅の手帳です。 旅先での出来事を「bed,food,people,sights,facilities」の5つのインデックスに分けました。インデックス部分は透明なラベルでカバー&補強されています。 ■メモポケッツ ポケット数:6 クリーム色の厚口の用紙で精密に折り込まれた6つのポケット。欧州製品の魅力あふれるモデル:「メモ・ポケッツ」です。 名刺や各種カード、出先でのレシート類を収容するなどに利用。メモ用紙や無地の情報カードを収めればこれ1冊で手帳の代わりにもご活用いただけます。」●ただ、難点は値段が高いこと。一番安いポケット版でも1,890円もします。大きいサイズもあり、そちらは、なんと2,730円もします。単なる手帳やメモ帳ならダイソーなどの百円ショップに多彩な商品がいくらでも置いていますしね。しかも、作家の片岡義男さんなどは「一ヶ月に一冊使うような使い方をして始めて良さがわかる」なんて仰ってるそうです。すると、メモ帳に年間二万円!?●私のような草莽のサラリーマンにはちょっと贅沢過ぎるかな。でも文具マニアの血が騒ぎます。方眼紙風のスクエアやメモ・ポケッツあたりを一度試してみようか。どうしようかな。いま迷っています。<レポーター(=ルールド)><方眼紙ノート><ポケット・メモ>