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三生三世十里桃花 Eternal Love
第33話「卑劣な企み」

阿離(アリ)と一緒に茶館で講談を聴きながら夜華(ヤカ)を待っていた白浅(ハクセン)。
しかしいつの間にかうたた寝してしまい、ふと目を覚ますと阿離の姿が消えていた。
そこで銅鏡を出して行方を探してみると、なんと阿離が青楼の一室にいるではないか。
白浅は慌てて茶館を飛び出し、仙術で阿離を連れ戻した。

白浅と阿離は賑わう街に出た。
阿離から話を聞いてみると、茶館の前の通りで太った男に絡まれている女人が見えたという。
どうやら阿離は青楼の客引きを誤解したようだった。
「助けに行ったら姿がないのでおじさんに聞いてみたんでししゅ
 そうしたら、その女人なら″花楼″という店に入ったって…
 だから僕も行ってみたけど、″花″なんて見つけられなかったんでしゅ」
「ぁぁ~それはね~人間界での呼び方で…って、そこは深く追究しなくていいの(汗」
「それから太った男を探し回ったけど見つからなくて、それで廂房の一間に入ってみたんでしゅ
 中には男の人と女の人がいて、はっきり見えなかったけど~そこへにゃんちんが来たんでしゅ」
「あ~この事はにゃんちんとあなたの秘密、父君は言わないことにしない?」
「阿離、みんばいら!」
すると白浅と阿離は指切りした。

その頃、紫宸殿(シシンデン)ではちょうど夜華が灯したろうそくの火が消えたところだった。
夜華は席を立ち、西海二皇子・疊風(チョウホウ)に茶を飲み終える頃に戻ると言い残して出て行く。
一方、夜華が戻ったと知った素錦(ソキン)は早速、紫宸殿を訪ねた。
しかし伽昀(カイン)からまたすぐ出かけたと言われてしまう。
実は人間界にいる青丘白浅に付添うため、戻ったというのだ。
傷ついた素錦は天君の祝いの宴に出ないつもりかと戸惑ったが、伽昀は宴には必ず行くはずだと安心させた。

夜華が人間界に戻ると、ちょうど白浅と阿離が酔っ払いの公子にからまれているところだった。
酔っ払いは白浅の手を握りろうとしてわずかに触れると、突然、夜華が現れ、腕をひねり上げられてしまう。
「私の妻に何をする気だ?!」
激高した夜華は仙法で男を消した。
白浅は思わず吹き出してどこへ飛ばしたのか聞いたが、夜華も怒りに任せて飛ばしたため、分からないという。
「(ふふ)もしあなたがいなくても、同じことをしていたわ」
「触られそうになったのに、避け方も知らないのか?」
「ちょっと触られただけじゃない」
その言葉を聞いた夜華は急に白浅の腰に手を回して抱き寄せ、仙術で時を止めた。
白浅は静止した周りの景色を珍しそうに見回すと、夜華は改めて白浅を引き寄せて口づけする。
「ちょっと口づけしただけだ」
夜華はいたずらっぽくそう言って術を解くと、恥ずかしそうな白浅の手を取って歩き出した。


その夜、白浅たちは人間界の客桟に泊まることにした。
しかし空いている部屋が一部屋しかないため、3人は同室で寝ることになってしまう。
夜華は戸惑う白浅の気持ちを察し、すでに熟睡している阿離の横で寝るよう促した。
白浅が眠るまで書物を読んでいた夜華は、やがてそっと寝台に腰掛けて2人の寝顔を見つめる。
…私は君の一貫性がある性格を理解していた
…それでも君がこれほどきっぱり決別するとは思いもしなかったよ
…過ぎ去った昔のことなど、すっかり忘れてしまったんだな
…君に思い出して欲しいと願いながら、やはり永遠に思い出して欲しくないとも思うんだ
その時、窓に怪しい人影がうごめいた。

皇太子の護衛・天枢(テンスウ)が大通りで黒装束の曲者と応戦していた。
すると駆けつけた夜華が仙術を放ち、刺客を退ける。
男が皇太子だと気付いた刺客たちは一瞬で煙となって消え失せ、焦った天枢は追いかけようとした。
しかし夜華は後追いするなと制止、所詮は妖法で作られた傀儡(カイライ)だと教える。
「殿下、そろそろ天君の寿宴が始まります」
「分かっている、先に戻ってくれ」

翌朝、夜華は白浅のため、客桟の厨房を借りてわざわざ粥を作った。
「どおりで、あなたが作る味だと思ったわ」
「俊疾(シュンシツ)山にいた時、東海の公主が僕にご飯を作ってくれたけど口に合いましぇんでした
 でも僕には別のご飯を作ってくれましぇんでしたね?」
夜華はバツが悪くなり、話題を変えてごまかした。
「私はまた天宮に戻る」
「父君、行っちゃうの?成玉(セイギョク)から聞いた″小別勝新婚″ってやつでしょう?
 にゃんちんと300年振りに会ったのに、また離れ離れになるんでしゅか?」
「忘れたのか?今日が何の日か?」
阿離はようやく今日が祖父の誕生日だと思い出し、自分たちもお祝いに行かねばという。
しかし夜華は母上が宴を好まないので1人で行くと話した。

疊風が紫宸殿でちょうどお茶を飲み終わる頃、夜華が戻って来た。
すると夜華は報告で聞いた曲者に人間界で遭遇したと教える。
狙いは他の上仙だったが、運悪く天枢と自分に出くわしてしまったのだろう。
「しばらく様子を見よう、まずは狙われた神仙たちの身元を調べるのだ」

一方、素錦は辛奴(シンド)から夜華がひとりで回宮したと聞いた。
青丘白浅がいないのは好都合、これで夜華を天宮に足止めする計画は上手く行く。
標的となったのは桑籍(ソウセキ)の長子・元貞(ゲンテイ)だった。
最近は天君の態度が軟化していたが、本来は少辛(ショウシン)の息子である元貞を嫌っており、もし元貞が自分を辱めたとなれば絶対に許すはずがない。
何より各分支部族の頭領たちの顔を立て、天君は必ず自分に味方をするはずだ。
「私は夜華の側妃、彼の堂弟(従弟)が私に手を出したとなれば一大事だわ
 これで夜華を天宮に引き止められる、この計画は夜華を天宮に留まらせることよ
 青丘にさえ行かなければ、九尾狐から誘惑されることもないわ(ふふ」
すると素錦は辛奴に準備を任せ、自ら元貞を探しに行った。

元貞が蓮池でひとり待っていると、通りかかった仙娥たちの噂話が耳に入った。
「(ヒソッ)見て?かわいそう~天孫なのに拝謁できないなんて…」
「(コソッ)だって母親が巴蛇(ハダ)だもの~」
すると気落ちする元貞に素錦が声をかけた。
素錦は仙娥の陰口など気にするなとなぐさめ、それより天君のところへ行こうと誘う。
驚いた元貞はまだ許しがないと断ったが、素錦は自分と一緒なら大丈夫だと安心させ、ちょうど洗梧宮にいると嘘をついた。
元貞はすっかり素錦を信じ、何の疑いもせず素錦の寝殿に入ってしまう。
そこで素錦は仙術で元貞を眠らせ、辛奴と2人で無理やり酒を飲ませると、寝台まで運んだ。
あとは元貞の衣をはだけてから、梁(ハリ)に白綾(シラアヤ)を掛ければ準備は整う。
「行って、私が元貞に辱められ、自害しそうだと泣き叫ぶのよ」
「はい」
辛奴は外に出ると、大きな声で助けを呼んだ。
「誰か~誰か来て!」

夜華は宴で久しぶりに二叔父と顔を合わせた。
桑籍は夜華が青丘で暮らしていると知って肩の荷が下り、実は後になって少辛から東海の宴で夜華と一緒にいた女子が白浅上神だと聞いたという。
すると夜華が元貞を連れて来たのかと尋ねた。
桑籍は天君に″聡明な子″と褒めてもらったと喜んだが、どんなに聡明でも水君の子では九重天と無縁だと落胆する。
そこに慌てて連宋(レンソウ)が駆けつけた。
「夜華、二哥!早く洗梧宮へ!元貞が大変だ!」

夜華たちが素錦の寝殿へ到着すると、天君の前に素錦と元貞がひざまずいていた。
素錦は元貞が自分の寝殿に忍び込み、もう少しで貞操を失うところだったと涙ながらに訴える。
すると夜華に向き直り、身の潔白を証明するために縊死(イシ)の白綾を与えてくれと同情を誘った。
夜華は素錦の悪事だと見抜いて無視すると、仕方なく素錦はさらに大げさに泣きわめき、死を賜りたいと叫んでみせる。
驚いた桑籍はあえて元貞を蹴り飛ばし、ひざまずいて天君に嘆願した。
「元貞はまだ子供です、せめて命だけはお助けください!」
しかし天君はかつて寵愛して来た桑籍に裏切られ、今度はその孫に傷つけられたと憤慨する。
身に覚えのない元貞は調査を嘆願したが、これがかえって天君の心象を悪くした。
「己の名誉を汚してまで誰かを陥れる女子がいるものか!」
結局、元貞は人間界で60年の歴劫(リャッコウ)を言い渡され、その場で仙鎖で捕われてしまう。
桑籍は幼い頃から温和な元貞が女色にふけるなどあり得ないとかばったが、天君からかつて桑籍も同じように不名誉なことをしたと言われ、返す言葉がなかった。

寝殿には夜華と素錦だけが残った。
素錦は少しでも長く夜華を引き止めるため、自分に死を賜って欲しいと懇願する。
夜華は黙ったまま背を向けていたが、やがて重い口を開いた。
「…今日はまたどんな芝居なんだ?」
「?…君上、それはどういう意味でしょうか?
 まさか君上は私が自ら汚れされたとでっち上げたとお疑いに?
 この世の中にそんなことをする女人がおりましょうか?!」
夜華は再び素錦の茶番を目の当たりにし、思わず当時もこうして素素を陥れたのかと聞いた。
驚いた素錦は濡れ衣だと訴えたが、夜華はなぜそんな素錦を生かしているのか教えてやる。
「ひとつはそなたが結魄灯(ケッパクトウ)を差し出したからだ、そして2つ目…」
夜華はわざわざ身を屈め、ひざまずいている素錦の顔をのぞき込んだ。
「そなたの目の中にある素素の目を守るためだ、そなたが死んだら素素の目も死んでしまうからな
(ふっ)しかし、もしまた墓穴を掘るようなことがあったら…
 私も情け容赦はしないからそのつもりでいろ、素錦、そなたが死んでも本君には方法がある
 その目の新しい主人を見つければいいだけのことだ」
「君上、君上~」
素錦はすがりつくように膝行(シッコウ)したが、後ずさりする夜華に近づくことができない。
「君上?私が長年、君上のおそばに寄り添ってきた情誼には一文の価値もないと?」
「その通り、一文の価値もない」
夜華はそう言い残して出て行った。


紫宸殿では連宋が待っていた。
夜華はこれが素錦の計略だと暴露し、天君の二叔への憤りをうまく利用したのだと呆れる。
しかし連宋は確かに二哥も不注意だったと漏らした。
巴蛇が理由で水君に降格されたにも関わらず、桑籍夫婦の情は深まり、しかも四番目の子供まで生まれるとなれば、天君の面目が立たない。
つまり元貞は両親の犠牲になったも同然だった。
連宋は桑籍に子供への愛情を隠し、これ以上、騒ぎ立てないよう忠告するという。
さもなければ桑籍は普通の生活さえ失ってしまうだろう。
夜華もその意見に同意だったが、急に連宋がさも意味ありげに夜華を見つめた。
「何か私に言いたいことでも?」
「どうも変だ、すでに素素が白浅だと分かったのに…
 なぜ早く天宮に迎え入れない?許嫁じゃないか?」
「…彼女は完全に私のことを忘れていると言いませんでしたか?」
「本当だったのか?…きっと折顔(セツガン)上神の忘情薬だな~
 忘れたかったんだろう、お前に両目を取り出されたことを…
 だから記憶からお前を消し去ることにしたんだな」
「・・・」
「で、青丘に住んでいるのはどんなもくろみだ?」
「…思ったんです、最初に戻ろうと」
「最初に戻る?」
「彼女が素素だった頃の天宮に良い思い出などないでしょう、だったら忘れたままでいい
 私はゆっくりと彼女の心の中へ入り込みたいのです
 今回は何ら障害はない、晴れて彼女を妃として娶ることができますから」
「そうだな、それがいい」(´;ω;)ウンウン@管理人

一方、人間界で陳(チン)貴人(キジン)となった白鳳九(ハクホウキュウ)は、皇帝である東華帝君(トウカテイクン)に会えないまま2年が経っていた。
これでは約束通り真心が欲しいという皇帝の願いを叶えることもままならない。
しかしそんなある夜、突然、皇帝がふらりと現れた。
( ๑≧ꇴ≦)∴ブハッ!コーヒー吹いた!


皇帝は鳳九を隣に座らせ、急に貴妃(キヒ)がどうしても回宮しないと訴えた。
貴妃とは15歳で入宮し、皇帝がずっと寵愛してきた妃だったが、皇太子・元貞を産んだ後、出家したいと言い出したという。
仕方なく皇帝は皇城の裏山の道観を修繕し、そこで貴妃に修行をさせた。
貴妃は元貞とずっと道観で暮らしていたが、元貞が16歳になると道姑(女道士)をつけて宮殿へ戻したという。
それ以来、貴妃は毎月1日と15日に息子の顔を見に来るが、皇帝に会おうとはしなかった。
「ただの一度もな…朕は眼中にないようだ」

鳳九は帝君が人間界へ来たのは人生の六苦を探究するためだと思い出した。
皇帝の様子を見る限り、司命星君(シメイセイクン)がこの物語の編集にいかに尽力したかがうかがえる。
「どうして黙っておる?」
「(ハッ!)その~陛下はご傷心なのですね…
 貴妃ったら皇帝にこんなに寵愛されていると分からないなんて…
 このように陛下の真心を踏みにじるのは、皇帝を愛する女人たちにも失礼です!」
「そなたも朕を愛していると?」
「…私は陛下の妃、当然、愛しております、心を取り出して見せることができずに残念です
 そうすれば陛下は私の心に中に誰がいるのかのぞけるのに…」
「(クスッ)からかうのがうまいな?」
「陛下が笑った〜♪笑うとどんなこともすぐ忘れられますよね
 あ、姑姑が言ってました(^ꇴ^)b
 ″世は移り変わるもの、誰でも最後は塵となる、何を思い煩う必要があろうか″と…」
「ウム…その通りだな」
すると皇帝は鳳九の額のあざにふれ、なぜかこの花を見るとどこか懐かしいと漏らした。
そしてなぜかこの花を見続けたくなってしまい、もしや妖術にかかったせいかと疑って陳貴人を避け続けて来たという。
「見とれて手放せなくなるのが怖かったのだ…」
皇帝は鳳九に顔を寄せて行ったが、鳳九は思わずお盆を顔の前に出して拒否た。
「陛下、おっお茶が空なので、もう一杯入れて来ます!(ピュー!)」

鳳九はうっかり茶坊で茶碗を割った。
これも血筋なのか、どうも愛の言葉は恥ずかしく逃げ出してしまう。
その時、鳳九は思い付いた。
「そうだ!両生呪文だわ!」

白浅と阿離は狐狸洞で夜華の帰りを待っていた。
「にゃんちん、父君はいつ戻って来きましゅか?
 阿離、蒸しきのこと白菜と大恨の汁物が食べたいでしゅ」
「たぶんもうすぐよ」
2人はさすがにビワに飽きていた。
そこへようやく夜華が戻って来る。
夜華は阿離が持っているビワに気づき、白浅に阿離が成長期だと教えたはずだと釘を刺した。
「一日中これだけと言うわけにはいかないんだ」
「分かってるわ、だからあなたが戻るのが待ち遠しかったの、ちゃんとした食事をあげて」
すると夜華は急に白浅に歩み寄って手を握る。
「本当に私の帰りが待ち遠しかったのかい?」
「(あ…)」
「父君、にゃんちん、顔が赤くなってる~」
「そっそうよ、あなたが戻って食事を作ってくれるのが待ち遠しかったのよ」
白浅は急に恥ずかしくなって手を離し、逃げるように部屋を出て行った。

つづく

※廂房=正房の両わきにあって南北に伸びる建物
※小別勝新婚=(諺)夫婦が少し離れてからまた会ってみると新婚以上に新婚らしい
※巴蛇(ハダ)=修蛇、中国の神話に登場する蛇(ここでは少辛のこと)






最終更新日  2020.02.27 12:24:11
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