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カテゴリ:如歌~百年の誓い~ 全52話
烈火如歌(Lie huo ru ge)The Flame's Daughter 第47~48話ダイジェスト 烈火山荘率いる門派と暗河(アンカ)宮の全面対決が始まりました 天下無刀城(ブトウジョウ)の助太刀に向かった雷驚鴻(ライケイコウ)は戦火の中、愛する刀冽香(トウレツコウ)と再会 しかし2人は旧情を温める間もなく、この戦を勝ち抜こうと誓って再び戦いの渦中へ… 一方、烈火山荘は撤収するふりをして暗夜絶(アンヤゼツ)たちを山荘内までおびき寄せ、待ち伏せていた弓隊が襲いかかります たまりかねた暗夜絶は配下に流火を使うよう指示しますが、慕容堂主が弓隊を下げて総攻撃 「腕を斬れ!」 慕容堂主は暗夜絶と直接対決となりますが、使い手の碧児(ヘキジ)が駆けつけ、ここは女同士でケリをつけたいと交代します 碧児は愛する主人の目を奪った暗夜絶に怒りの鉄剣! 最後は飛び蹴りが炸裂して暗夜絶を吹き飛ばしました ୧(๑•̀ㅁ•́๑)૭ ウォォォ!碧児!カッコイイ! 剣戟(ケンゲキ)の音が次第に静かになり、姫驚雷(キケイライ)が集賢(シュウケン)堂から出てきます 慕容堂主は姫驚雷を暗夜絶の前まで案内、ついに復讐を果たす時が来たんですね~ すると暗夜絶は薫衣(クンイ)の母である自分を殺せば、娘との縁はこれ切りになると揺さぶりました 「そもそもあの子は私のためだけではなく、お前を守るために烈如歌を裏切ったのよ…」 暗夜絶に挑発された姫驚雷は激情に駆られ、思わず碧児の剣を奪い取ります しかし碧児は姫驚雷に怨讐を背負わせないよう、松院へ帰ろうと言いました 「姫少爺は目が不自由で出歩かれません、この場にいるはずがない」 慕容堂主も納得し、残ると言い張る姫驚雷の首を突いて気を失わせます 結局、暗夜絶を片付ける役目は慕容堂主が果たすことに… ( ๑≧ꇴ≦)碧児は完璧かっ! 一方、天下無刀城も戦いに勝利、刀冽香は尽力してくれた凌(リョウ)堂主たちを屋敷に招いて酒宴を開いていました しかし暗夜羅(アンヤラ)がこのまま黙っているとは思えず、刀冽香は早々に宴を切り上げ、凌堂主と一緒に烈火山荘へ向かうことに ちょうど門前にいた雷驚鴻は刀冽香が出かけると知って、当然、同行します 歌児(カール)こと烈如歌(レツジョカ)、銀雪(ギンセツ)、玉自寒(ギョクジカン)、戦楓(センホウ)があえて人質になる計画が功を奏し、暗河宮は惨敗 これは玉自寒の計画だったんですね~ 実は暗夜羅に自分を脅す材料を与えるため、カールたちに人質になって欲しいと頼んでいました そして暗夜羅の信用を得たら朝廷と江湖の人脈を探り、根こそぎ排除しようと考えたわけです 銀雪たちは最初の暗殺であえて失敗、そこで捕らわれの身になりました しかし問題はこれから4人がどうやって無事に脱出するか… 玉自寒はそろそろ作戦の成果が分かると考え、暗夜羅に会いに行くことに しかしカールにはただ″出かけてくる″とだけ伝えます カールは心配しますが、玉自寒は必ず戻ると約束 そこで暗河宮を倒したら隠棲し、カールの好きな竹屋を建てると話します そして再び母の形見である玉扳指を渡すことにしましたが、カールはもう何も受け取ることはできないんですね~ 「私と銀雪は終生を共にすると決めたの…」 すると玉自寒はカールの心に誰がいようと、いつまでも愛しい小師妹に変わりないと言って指輪を託すのでした (๑ŏ_ŏ๑)玉師兄… 襲撃の報告を待つ暗夜羅、そこへ何食わぬ顔で玉自寒がやって来ます すると命からがら逃げて来た配下が駆けつけ、暗河宮が全滅、暗夜絶も死んだと報告 その時、暗夜羅はようやく玉自寒の陰謀だったと気づき、烈火のごとく怒って玉自寒の肩をつかみました 玉自寒は内力を奪われ、再び足が動かなくなり、耳も聞こえなくなってしまいます 暗夜羅は配下にすぐ敬陽(ケイヨウ)王への訴えを止めるよう指示しましたが、間に合いませんでした 洛陽では敬陽王が七弟の密告ですでに暗河宮の間者を一掃 再び功を譲ってもらった敬陽王は七弟に会って感謝したいと希望しますが、玄璜(ゲンコウ)は静淵王が山荘で静養中だと嘘をつきました 敬陽王は烈火山荘にカールがいるからだろうと笑い、手を緩めず暗河宮を根絶すると約束します 実は玉自寒は玄璜に自分が隠棲したと伝えるよう命じていました そして数年後に病が悪化して亡くなったと噂を流せばいいと頼んでおいたんですね~ 暗河宮の勢力を削いだところで、黄琮(コウソウ)はようやく姫驚雷に玉自寒の計画を明かします 姫驚雷は実は密かに暗河宮の撲滅計画が動いていたと知り、呆然 しかも玉自寒、カール、銀雪、戦楓が自ら餌となり、暗夜羅に網をかけたとは… 驚愕した姫驚雷は早速、堂主や刀冽香、雷驚鴻と一緒に4人の救出作戦を練ることにします 集賢堂に一同が集まり、黄琮が玉自寒から託された暗河宮の地形図を広げました 厄介なのは暗河宮の森に迷霧幻陣(メイムゲンジン)という奇妙な陣が敷かれており、破る方法がないということ 玉自寒も限られた時間の中、この地図を描くだけで精一杯だったんですね~ 途方にくれる姫驚雷でしたが、刀冽香は行動あるのみと奮起、とにかく暗河宮の森へ行くことに決まります 雷驚鴻は愛しい刀冽香と接触しようとしますが、取りつく島もありません そんな中、烈火山荘で死んだ暗夜絶の亡骸と対面 育ててもらった恩があるものの、父の敵を霹靂(ヘキレキ)門へ連れて帰るわけにもいきません 裏山で悶々とする雷驚鴻、そこへ姫驚雷が現れました 姫驚雷にとっても暗夜絶は愛する薫衣の母、複雑な境遇同士、慰めに来たんですね すると雷驚鴻は自分の気持ちを吐露します 以前は兄をかばう刀冽香に善悪の区別ができないと憤ったものでしたが、いざ暗夜絶の死に顔を見てみると、確かに自分も恨むことができないと… 「私はずっと刀冽香を誤解していた」 雷驚鴻は気配を感じて振り向くと、刀冽香が立っていました しかし姫驚雷に気づかれそうになり、刀冽香は逃げるように戻ってしまいます 追い詰められた暗夜羅は歴代宮主の位牌と遺骨が安置されている地下宮殿へ移動すると決定 そこで銀雪と戦楓の牢に出向きます 「どうやら玉自寒の策が成功したようだ(ふっ」 銀雪の言葉は図星でしたが、暗夜羅は術を放って気を失わせます こうして暗夜羅は生き残った配下とカールたち4人を連れ、洞窟を離れました カールは母の侍女だった老婆から聞いていたあの地下宮殿にやって来ました ここから生きて帰れたのは暗夜羅と暗夜冥(アンヤメイ)だけ 遺体を運んだり、掃除をした者はここで自害させられていました 薫衣はカールを部屋へ案内 しかし今回の大戦で暗河宮が多くの弟子を失ったため、以前のように厳しく監視されることはないと安心させます そしてカールはこの戦いで薫衣の母である暗夜絶が亡くなったと知ることに… 当たって砕けろの精神で暗河宮の森までやって来た姫驚雷たち しかし霧の中へ入ると途端に矢の雨が降って来ます 陣を解くには木を一掃するしかありませんが、火をつけて燃やせば己の身も危険にさらすことに そこで慕容堂主が目をつけたのが霹靂門の火器でした 雷驚鴻は直ちに近くの支部へ向かいます 暗夜羅は右腕だった暗夜絶を失い、娘の薫衣を重用します すると烈火山荘の一行がふもとに現れたと急報が 暗夜羅は敵の気勢を削ぐため、見せしめに戦楓の首を斬って投げ捨てろと命じます 弟子たちは早速、戦楓を牢から出すことにしましたが、銀雪は危険を察知し、宮主に合わせて欲しいと懇願しました 銀雪が暗夜羅に交渉を持ちかけていると、薫衣から知らせを聞いたカールが駆けつけます しかし暗夜羅が結界を敷いてカールが近づけないようにしました 銀雪は暗夜羅の心にまだ残っている暗夜冥の記憶をよく似たカールに持たせれば身代わりにできると教えます 実はカールが生まれた時に3年封じ、深手を負った時にも記憶を封じた経験があるとか それはカールを100年前の思い人にするためでした 「この方法を使えば、お前の悲願は成就する」 暗夜羅は了承して結界を消しますが、カールは銀雪が愛しているのは自分ではなく、100年前の思い人だったと知って深く傷つきます カールは利用されるのは嫌だと拒否、死んでやるーっ! すると暗夜羅は玉自寒や戦楓たちが道連れになると脅します 暗夜羅は着替えを牢に届け、身なりを整えた銀雪はカールのもとへ にわかに信じられないカールは暗夜羅をあざむくための作り話かと確認しますが、銀雪はもう死ねないと言います 寒咒(カンジュ)が解けないまま東海でカールたちを助けたせいで身体はもろく弱い、今度こそ死んだら霊魂まで砕け散ってしまうとか 「私は生きて思い人と一緒にいたい…」 それはかつて魔道に堕ちた銀雪を目覚めさせ、己の命を以って銀雪の罪を償い、銀雪を正道に戻らせてくれた人… 「私の最愛の人だ」 銀雪はカールを暗夜冥にして生きてここを出たいと訴えます そして誰かに思い人の記憶を継がせ、添い遂げたいと… カールは銀雪に利用されたに過ぎないと知って衝撃を受けますが、玉自寒や戦楓、仲間たちを守るため、暗夜冥になると決心します 「あの人と幸せになってね…」 「…それは本心なのか?私たちは…」←イヤイヤ…本心も何も…何これ?w 「もう終わったのよ」 カールは最後に銀雪の頰に口付けすると、銀雪は必死に涙をこらえます カールは暗夜羅に暗夜冥の身代わりになると了承 その代わり玉自寒と戦楓を殺さないと誓わせ、玉自寒に会いたいと懇願します すると暗夜羅は10日後に会わせると約束しました 暗夜羅は待ちきれずにフライング カールの寝所に押しかけ、まだ暗夜冥ではないと知ると八つ当たりです 「私は怖くて夜も眠れぬのに、お前はのんきに寝おって!不公平だ」←いや知らんがなw 暗夜冥は本当に帰ってくるかな~ダメだったどうしよう~とちょっと乙女な暗夜羅なのね 暗夜羅はすでに自分と暗夜冥の位牌を準備してありました 当時、暗夜羅と2人で地下宮殿に来た暗夜羅は、自分たちの位牌をここに並べようと言います 「僕は将来、姉上と一緒に死ぬんだ」 約束通り位牌を準備した暗夜羅、なのになぜ暗夜冥は戻って来てくれないのか… ( ˘ω˘ )って不毛過ぎるw 牢に戻った銀雪は酒をあおります ←戦楓にも飲ませろーw 「初めて暗河心法を習った時、どれほど驚喜したか…世を超絶した心法だった だが魔道に存在する、まさか正道はどれもいかさまに過ぎぬのか 己こそ正当だと主張するが、皆、暗河宮に及ばぬ その後、分かったのだ…理由もなく暗河心法を学ぶ者はいない 皆、事情を抱えている、お前のように敵討ちのため、私は命をつなぐため… はあ~黄泉路では誰も何も覚えておらぬ…」 つづく (  ̄꒳ ̄)動物の森ならぬ暗河宮の森~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.05.29 14:01:41
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