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2021.04.09
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梦回 dreaming back to the qing dynasty
第38話「雍正帝」

茗薇(メイビ)を拉致したのは十四皇子だった。
困惑する茗薇だったが、これも茗蕙(メイケイ)の刺客から茗薇を守るためだという。
十四皇子は茗薇を騙したことを後悔し、信頼を取り戻したいと訴えた。
「ここを動くな、何が起きても決して出てはならぬ」
すると十四皇子は全て終わらせると言い残し、出て行った。
驚いた茗薇は慌てて追いかけたが、目の前で戸は固く閉ざされてしまう。

その頃、四皇子は十三皇子と乾清(ケンセイ)宮の前で反乱軍を待ち構えていた。
戦が始まれば十四弟との兄弟の絆も、母との縁も切れることになるだろう。
それでも父との約束や人としての道理は守らねばならない。
四皇子の決意は固かったが、自分に勝ち目がないことも分かっていた。
「十三弟、お前がいてくれるだけで十分だ」ガシッ!(๑•̀ㅂ•́)و✧<譲れない戦いがある!

紫禁城に八皇子たち率いる反乱軍が雪崩れ込んだ。
反乱軍は禁衛軍をなぎ倒しながら、ついに四皇子と十三皇子を乾清宮へ追い詰める。
「四哥、抵抗はあきらめて降参せよ!」
八皇子たちは十三皇子を巻き込むべきではないと説得したが、十三皇子は四兄と生死と進退を共にすると退かなかった。
「はお、ならば手加減せぬが恨むでないぞ」
しかし四皇子が急に剣を納め、どうやら八皇子の仕組んだ策も潰えるようだという。
そこに現れたのは遅れて到着した十四皇子だった。

十四皇子は兵に剣を下ろすよう号令した。
「八哥、皇位争いよりも大事なことがあるのです…どうかお許しを」
すると十四皇子は四兄の前に出た。
「私、胤禵(インテイ)は皇阿瑪の遺詔にのっとり、四哥を新帝に奉じます」
十四皇子は八皇子たちが呆然とする中、兵符を返還してしまう。
「十三哥…私との約束を忘れるなよ」
実は前夜、十四皇子は軍営に十三皇子を呼び出していた…
『小薇が訪ねて来た』
『知っている、兄弟で争わせたくないそうだ』
十四皇子はなぜ2人がそこまで四兄を信じ切れるのか理解できなかった
しかし十三皇子は雪の日に四兄が助けてくれた時から、人の良心を信じているという
『良心か…』
十四皇子は実は全て茗蕙の策だと気づいていながら認めたくなかったと明かした
確かに皇位は欲しいが父が自分を選ばなかったのは事実、嘘で手に入れても自己満足に過ぎない
十四皇子は他人の物を横取りしたところで無意味なだけだと気づいた
『ふっ、どうしたんだ?私の知っている十四弟とは思えぬ台詞だな』
『十三哥…お前は本当の私など知らぬのでは?』
『そうだな、知ろうともしなかった、では明日の戦は…』
『戦うべきだ、戦ってこそ四哥は正当に即位できる』
そこで十四皇子は皇位をあきらめる条件として、八皇子たちを見逃して欲しいと頼んだ…
こうして戦いは終わった。
李(リ)太監は先帝の遺詔を公表、四皇子雍正(ヨウセイ)王胤禛(インシン)が世継ぎであると宣言する。
一方、監禁された茗薇は外の状況が分からず悶々としていた。
しかし突然、戸が開いて眩しい光と共に十三皇子が現れる。
「帰ろう、終わったよ、全て終わったんだ、行こう!」
茗薇は十三皇子の無事な姿に安堵し、思わず抱きついた。

その夜、茗蕙は着飾って十四皇子の帰りを待っていた。
すると家職が主を出迎える声が聞こえる。
茗蕙は喜び勇んで飛び出したが、寝殿に入って来た十四皇子はなぜか申し訳なさそうに茗蕙を抱きしめた。
「…勝敗の結果は?」
「小薇に放った刺客からまだ報告がないんだろう?気がかりではないのか?」
「私はただ勝敗が知りたいだけよ、教えて」
「…君の心には勝ち負けしかないのか?」
十四皇子は愛想を尽かし、他人の物など欲しくないと言い放った。
その言葉で茗蕙は十四皇子が負けを喫し、自らあきらめたのだと気づく。
なんと滑稽なのか。
これまで十四皇子を即位させるべく尽力してきたが、2人で一緒に描いた夢がただの笑い話に終わるとは…。
「君はまだ分からないのか?」
「いいえ、あなたこそ分かっていない!」

茗薇と十三皇子が十四皇子府に到着した。
十四皇子は茗蕙を逃がすことにしたが、茗蕙は十四皇子の手を振り払う。
「私は全てを失った…十四爺、私にどこへ行けというの?」
すると茗蕙は覚悟を決めて跪拝した。
「爺…保重」
外は冷たい雪になった。
寝殿を出た茗蕙は回廊の途中でちょうど茗薇たちと出くわす。
「まさか最後に会うのがあなただったなんて…」
十四皇子は茗蕙の背中を呆然と眺めながら、込み上げる涙を必死にこらえていた。

先帝の27日間の服喪が終わり、新帝の即位が布告された。
雍正帝はまず先帝崩御の真相を究明するため、茗蕙を自ら審問すると決める。
こうして収監されていた茗蕙は乾清宮へ連行され、茗薇と十三皇子、十四皇子が立ち会った。
しかし茗蕙は遺詔の改ざんだけは認めたものの、先帝を殺めてはいないと否定する。
もはや皇帝も十四皇子も信じてはくれなかったが、その時、茗薇が重い口を開いた。
「じゃあ話して、あの日、寝殿で何が起きたの?」
「ふっ、まさかあなただけが耳を傾けてくれるなんてね…」
茗蕙は先帝が自分を呼び出したのは毒薬を賜るためだったと語った。



…あの夜、茗蕙は康熙(コウキ)帝の命で密かに寝殿に入った
すると皇帝は初めから茗蕙の悪事を全て知っていたという
皇太子と妃嬪の密通を知り、これを利用して皇太子を陥れたこと
十四皇子を惑わせ、皇太子を呪った罪を十三皇子に着せたこと
さらに巧言を弄して自分を娶るよう十四皇子を追い込んだこと
貝勒(ベイレ)が自害するよう仕向け、百官の怒りをあおったこと
そして十三皇子の怪我も四皇子と茗薇の醜聞も、全て茗蕙が仕組んだことだと知っていた
『朕が気づいておらぬと思ったか?そちより優れた者は誰もおらぬと?』
実は十三皇子から進言があり、皇帝は茗薇を巡る皇子たちの争いが起きる前から茗蕙に着目していた
当初は貴妃たちの争いをあおるだけだったため、後宮のことゆえ口出ししなかったという
しかし八皇子をそそのかし、十四皇子を利用し、兄弟を対立させて争わせたことが皇帝の逆鱗に触れた
『もはや許しておくことはできぬ』
すると茗蕙は反省するどころか、審理もせずに罰したと知れば十四皇子がどう思うかと脅した
皇帝はこの期に及んで取引きを仕掛けて来た茗蕙に呆れ、さすが八皇子の軍師だけあると冷笑する
確かに兵権は十四皇子の手中にあり、福晋の身に何かが起きれば自分に刃を向ける可能性もある
『だがどうだ?今日、そちをここへ呼んだことを知る者はおらぬ
 己の妻の死に様を胤禵(インテイ)が知ることは永遠になかろうな』
驚いた茗蕙は十四皇子が茗薇に執着するため排除したかったと訴え、何もかも十四皇子の心を得るためだったと泣きついた
『どうかお命だけはお助けを…』
『ゴホゴホッ…嫉妬深いだけなら許してやってもよい、だがそちの犯した罪は万死に値する』
皇帝は毒薬を用意してあるため、直ちに受け取れと命じた

茗蕙は皇帝から死を賜り、不満だった
そこで以前、皇帝が茗薇を排除しようとしたことを思い出し、自分も皇帝の手伝いをしたに過ぎないと屁理屈を言う
そもそも後継者争いに呪詛や簒奪など無関係、帝位は有能な者が継ぐべきだ
『胤禵の邪魔者を取り除けるのは私しかいないのです!その私を殺すとおっしゃるの?!
 そんなの老ぼれのたわ言よっ!』
茗蕙の不遜な態度に皇帝は憤怒し、そのせいで激しく喀血した
驚いた茗蕙は慌てて薬を飲ませようとしたが、皇帝は咳き込んで吐き出してしまう
そこでひとまず皇帝を寝かせて侍医を呼びに行こうとしたが、その時、皇帝の息がないことに気づいた

茗蕙は皇帝の崩御を確認し、呆然となった
しかし思わぬ事態に動揺しながらも、遺詔を確認しようと思い立つ
実はそこで立ち上がる時、茗蕙は先帝の血が着いた手で寝台を触っていた

遺詔には四皇子が世継ぎとあった
その時、寝殿に近づいて来る足音が聞こえる
茗蕙は咄嗟に遺詔にある″四皇子″の上の文字に血を垂らし、慌てて逃げた…
「私は先帝を殺めてなどいない!人心を操っただけよ!」
しかしもはや誰も言い分を信じてくれず、皇帝は茗蕙に死罪を言い渡した。
さらに十四福晋の位を廃され、皇族系譜より除名されてしまう。
茗蕙は納得できなかったが、何より十四皇子に憤った。
「あなたが私を裏切った時から死は覚悟していた
 徳妃は皇上と十三皇子の絆を見誤ったけど、私はあなたの茗薇への情を見誤ったのね…」
「…私が欲しいのは自分で手に入れた物だけだ」
「だから…私に死ねというの?!」
すると茗蕙はふと納得したように小さく頷いた。
結局、この婚姻もただの同盟関係に過ぎなかったのだろう。



十四皇子は牢獄の茗蕙を訪ねた。
「まだ私を疑っているの?」
「どうやって君を信じろと?」
するとやけになった茗蕙は先帝を殺めたのは自分だと認めた。
十四皇子は反省するどころか開き直った茗蕙に落胆し、紫禁城の恐ろしさが分かっていないと叱る。
茗蕙は人を操っているつもりで深みにはまり、実は政権争いの生贄に過ぎず、ただ利用されただけなのだ。
「私は欲望に呑み込まれそうな君を守ろうとして来た
 しかし君は気にも留めず、悔い改めることもせぬ…」
「あなたを買いかぶっていた、私と一緒に死力を尽くして皇位を奪ってくれると思っていたのに…
 それが小薇の一言であなたは裏切った」
十四皇子は首を横に振ると、茗蕙の隣に座って手を握った。
「なぜ君を娶り、許し続けたと思う?なぜ救い続けたと?…私の想いがまだ分からぬのか?」
「まさか…あなたは本気で…本気で私を?!」
すると十四皇子はいきなり手を振り払った。
「もう遅い、全て手遅れだ…父を殺めた者を許すことはできない」



十四皇子は茗蕙を見限って帰って行った。
復讐にとらわれた茗蕙はようやく目が覚めたが、大切な物を失ったと気づく。
一方、雍正帝は長春(チョウシュン)宮に母を訪ねていた。
そこで父の崩御と遺詔について調べが終わり、全て十四福晋の仕業だったと報告する。
皇太后に異論はなかったが、今後は自ら足を運ばずに使いを寄越してくれと冷たかった。
「太后に伺いたいことが…先帝は崩御される前に何か言い残したことが?
 十三福晋に殺意を抱くような出来事でもありましたか?」
皇帝は真相が解明された今、茗薇を見逃してやって欲しいと頼んだ。
すると皇太后は天下を得た帝王が愛する女を諦められるだろうかと訝しむ。
「諦められます」
「皇帝の口から出た言葉は2度と覆せないいのよ?
 お前は四阿哥ではない、天下に君臨する皇帝なのだから…」
「太后、ご安心ください、口に出した言葉を覆しはしません」

つづく


∩(´・ω・`)つ―*’``*:.。. .。.:*・゜゚・* もうどうにでもな~れ ♪





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最終更新日  2021.04.09 23:16:30
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