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2023/12/19(火)21:52

マリアージュ・ブラン ~嘘つき弁護士の愛の法則~ #34

【現代劇】マリアージュ・ブラン~嘘つき弁護士の愛の法則~全40話(40)

爱的二八定律 She and Her Perfect Husband 第34話「絶体絶命」 天航(ティエンハン)の買収案件を担当することになった秦施(チンシー)。 秦施の偽装結婚の目的を知った陶俊輝(タオジュンフイ)もチームへの参加を承諾し、ホテルの付加価値を高めるため、最近、警察の容疑者逮捕に協力した姚遥(ヤオヤオ)が利用できると思いついた。 早速、尹(イン)社長は姚遥と和解すべく自宅を訪れ謝罪、何東娜(ホードンナー)も起訴を取り上げ、会見を開いて謝罪すると報告する。 しかし姚遥の社長への不信感は強く、事実上の和解金も突き返した。 「もし私を慰留させたいなら、社長が引責辞任することが条件です」 一方、呉菲(ウーフェイ)は携帯の電源を切ったままふて寝していた。 陶俊輝は仕方なく自宅へ電話したが、母親が繋ごうとしても呉菲が切ってしまう。 呉母は仕方なく陶俊輝にかけ直して謝ったが、2人の間に何かあったのだと分かった。 「若い人たちにケンカはつきものよ、でも溜め込まずに何かあったら話してね」 尹社長が姚遥の説得に失敗、秦施は仕方なく直接、姚遥と話すことにした。 陶俊輝は同行すると申し出たが、秦施は姚遥が裁判で自分を傷つけた弁護士に会うとは思えないという。 しかし陶俊輝は頑固で決めたことは変えない女性の扱いなら慣れていた。 「ともかく今夜はこれで引き揚げましょう、また明日ね」 陽華(ヤンホワ)は秦施が姚遥に会うと聞いて動揺した。 「融資元との関係で″あなたの姚遥″がキーパーソンなの」 「あなたのじゃない」 「いいのよ、別に責めてるわけじゃないの、誰にでも恋愛経験はあるわ  あんな美人だも、好きになるのも分かる」 「え?!誰に聞いたの?!」 「…認めたわね?あなたって隠し事が下手なんだから」 陽華は秦施の誘導尋問にまんまと騙され、結局、姚遥が元カノだと認めた。 姚遥とは同じ横町で育った幼なじみで、交際が始まったのは大学に入ってからだという。 「別れたのは僕の若気の至りだ…連絡は取っていなかったが、この間、裁判所で再会した」 秦施は寛容な妻を装いながら、陽華と姚遥がどんな付き合いだったのか探りを入れた。 「で最後の質問ね、もし今、選べるとしたら姚遥と復縁する?」 「…その仮定は成立しないから答えられないな」 「だからもしもよ、もし選べるなら復縁するの?」 「あり得ない話をしても意味はないだろう?そんな議論はつまらないよ」 すると秦施は急に席を立って寝室に戻ってしまう。 「別に怒ってなんかいないからね!おやすみ!」 「え?寝るの?」 ↓何がいけなかったんだろう? 翌日、秦施は唐伊慧(タンイーフイ)のオフィスを尋ね、昨夜の陽華の呆れた返答を嘆いた。 ↓もう絶交よ! 唐伊慧はまるで新婚夫婦の痴話喧嘩のようだと大笑いしながら、今夜の食事会で陽華本人から真意を聞いてみようという。 「食事会?」 「夫婦同伴でね」 一方、陶俊輝は弁論部の飲み会に誘われていた。 秦施も誘ってみたが、成功した男たちの集まりに参加しても居心地が悪いと断られてしまう。 「それに今夜は大事な用があるの」 秦施と陶俊輝は姚遥と面会した。 姚遥は以前、エレベーターで一緒になった秦施が弁護士だと知ったが、社長の件で来たのなら無駄だという。 「もう関わる気はありません」 すると秦施は姚遥が協力することでリストラされる仲間たちを救うことができると訴えた。 陽華の話では幼い頃から姚遥は面倒見が良く、いじめられっ子を助ける英雄的存在だったという。 秦施は彼女の義侠心を揺さぶったが、姚遥は自分を助けてくれなかった相手を守る義理はないと冷たかった。 「では1ヶ月だけ…」 実は秦施はホワイトナイトとなる買収先を探していた。 陶俊輝の報告では安(アン)トラベル以外に2社が天航に興味を持っており、有力候補は南洲(ナンジョウ)グループだという。 確かに南洲の蒲(プー)社長は蘇(スー)会長の友人、関係も良好だった。 「…1ヶ月の間、天航の広報に協力してくれたら買収は上手くまとまります  その後、辞めても構わないし、辞めないなら解雇された従業員の違約金を勝ち取ります  女性が働きにくい環境も改善させるわ」 陶俊輝も必ず上層部を説得すると約束し、姚遥の心を動かした。 陶俊輝は姚遥が陽華の元カノだと気づいた。 どうやら陽華の好みは一貫しているらしい。 「君たちは似ている、2人とも自立した強い女性だ」 秦施は陶俊輝に言われると悪口に聞こえると憤慨、穏やかな人生なら自分も穏やかだと否定した。 「それよりどうして何社も天航を奪い合ってるの?」 「新エネルギーシティを?」 実は天航は未来都市の予定地に4つのホテルを持っていた。 秦施は陽華と一緒に所長の自宅を訪ねた。 集まったのはパートナー弁護士だけ、秦施は何やら重要な話だと気づく。 すると唐伊慧は胡平(フーピン)から3億の融資を受けたと報告、まずは3500万が振り込まれ、これを元手に海外支社を広げるという。 また事務所は全国優秀法律事務所のトップ10に選出、馬(マー)律師と陳(チェン)律師も弁護士100人に選ばれた。 「それから皆さん、事務所の歴史で最も若いパートナーが誕生します…秦施、あなたよ」 秦施は感激のあまり言葉がなかなか出てこなかった。 「皆さん、感謝します」 一方、飲み会に参加した陶俊輝は同窓生たちと久しぶりに大学の講堂を訪ねた。 友人たちは伝説のカップルと呼ばれた陶俊輝と秦施の破局に皆がショックを受けたと話したが、陶俊輝はすでに過去のことだという。 しかし友人はあきらめきれず、秦施を呼び出そうと言い出した。 その時、廊下に人影が映る。 「秦施が来たのか?!」 陶俊輝が廊下を見に行くと、掲示板を眺めている秦施を見つけた。 「最優秀弁護士の登場か?」 しかし振り返ったのは秦施ではなく呉菲だった。 「菲菲?…どうしてここに?」 陶俊輝は友人たちの話を聞かれたと気づき、誤解だと訴えた。 「誤解?私に嘘ばかりついているくせに!…私は恋人の心に他の女がいるのは嫌  会いたいなら秦施に会いに行ったら?  良いことを教えてあげる、秦施は偽装結婚よ、いつでも離婚できる」 「いつから知っていた?」 「…あなたはいつから知っていたの?ふふ、あなたにできないから私がやってあげたわ」 呉菲は大学を飛び出し、車に飛び乗って帰ってしまう。 秦施は念願のパートナーに昇格、まるで夢を見ているようだった。 「ついにやり遂げた…所長に本当のことを話すわ…でも本当は迷ってる」 しかし陽華は所長夫婦が大局を見て許す確率が高いと判断、秦施の背中を押した。 その時、窓から他のパートナーたちが続々と帰って行く様子が見える。 すると陶俊輝から電話がかかってきた。 📱<秦施、偽装結婚を認めるな、証拠があっても否定しろ(ガチャ 陽華は嫌な予感がしてすぐ帰ろうとしたが、所長夫妻が現れ、引き止められてしまう。 秦施は手続きのため金誠(ジンチョン)の書斎に入った。 その間、唐伊慧は陽華の相手をしながら、実はある親しい友人の会社に投資するかどうか決めかねているという。 「その友人が嘘つきだったの、あなたはその友だちと仕事を続けるべきだと思う?」 一方、秦施はパートナー契約書に目を通していた。 金誠は焦らずゆっくり考えてからサインするよう助言したが、秦施は心の準備ならできているという。 「もう一つ大きな質問がある、君の子供のことだ」 実は金誠夫婦も秦施の師匠である卞静(ビエンジン)と同様、35歳までは子供を持たないと決めていた。 しかし唐伊慧が病気で子供を産めない可能性があると分かり、苦労の末、2人の子に恵まれたという。 「だがこれは初耳だろう、子供が生まれた年、離婚話が出たんだ」 当時、唐伊慧は仕事と育児の両立ができなくなり、追い詰められたという。 「だから君も良く考えて欲しい」 陽華は偽装結婚がすでにバレていると分かった。 「僕なら…嘘をついた理由によると思います」 「私もそう思う、でも仕事柄、他人を信用することが難しい、私は確実な根拠を必要とするの  だから友人の会社に多額の投資をするなら条件があると言ったわ  私はその条件を全て書き記した、当然、その内容は彼女に当てはまらない  確かに彼女の嘘は仕事に影響しない、私の信頼を得たかっただけ  でもその契約書にサインしたら事情は変わる」 一方、秦施は陽華が家庭を選んでくれたので自分は仕事ができると答えていた。 すると金誠が別の契約書を差し出す。 「秦施、これは君のために設立した福利だ、君との契約書の中に特別な補助を盛り込んだ」 つづく (´-ω-。` )呉菲…若いって素晴らしいw

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