ココノコボ

2024/10/28(月)23:09

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~#8あらすじ

恋心が芽吹く頃~Blooming Days~あらすじ(10)

岁岁青莲 Blooming Days 第8話「消えた銀子」 賀連信(ガレンシン)は駱青蓮(ラクセイレン)の住まいを漣微居(レンビキョ)に移した。 ここは景色がとても美しく、懐妊中の側夫人・李浅陌(リセンバク)が希望しても与えられなかったという。 屋敷では使用人たちが新しい主を出迎えた。 そこで青蓮はここでは誰もが平等であり、忠誠も求めず、去就も自由だと伝えておく。 「己の心に従って、決して責めたりしないわ」 使用人たちは呆気に取られていたが、駱青蓮の美しく凛とした姿にすっかり感化された。 しかし引っ越して早々、青蓮は賀連信から1年間の禁足を命じられてしまう。 侍女の東籬(トウリ)は困惑したが、当の青蓮は賀連信なりに理由があるのだろうと理解を示した。 …民思いの賀連信なら曲涼(キョクリョウ)の明主になる、ただ慕海瑶(ボカイヨウ)が腹黒く、慕家も大きな力を持つ、いずれ賀連信に害を及ぼすかも… その夜、慕海瑶は侍女・如画(ジョガ)から駱青蓮の様子を聞いた。 何でも新居に移って早々、禁足になり、使用人も融通が利かない無能な者ばかりだという。 しかし慕海瑶は駱青蓮を警戒、棲雁(セイガン)楼に使いを出すよう命じた。 …駱青蓮の追放… すると慕海瑶の文を読んだ棲雁楼の主はすぐ燃やしてしまう。 七弟・賀連倚(ガレンイ)は三兄が父王のお気に入りである駱青蓮を禁足にしたと聞いて驚いた。 しかし賀連信は屋敷の内情を知らない駱青蓮がここで生き抜くには待つことを覚える必要があるという。 その頃、駱青蓮は信宅の内情を知るため、侍従・李塘(リトウ)、侍女・織月(ショクゲツ)と染雲(ゼンウン)を集めた。 3人は古株ながら実直なせいで主に好かれず、これまでに仕えた人数が多いという。 …なるほど、公子は先を見越してこの3人を私につけたのね… 青蓮はこれまでの屋敷の出来事や妻妾たちの性格などを聞き出し、飲食の担当で唯一、外と連絡が取れる東籬には各部屋の一挙手一投足を見張るよう命じた。 駱青蓮は賀連信の期待通り、待つことを覚えた。 しかし5ヶ月が過ぎたある夜、東籬が寝所に駆けつけ、賀連信が急に王府に呼ばれたと報告する。 「何があったのかしら?」 実はこの激しい雷雨で曲涼河の堤防が決壊した。 安王は治水工事を命じるはずだったが、税収を収める銀庫が空、未払いの手形だけしかないと知る。 激怒した安王は息子や重臣たちを呼びつけ叱責、誰かに貸付金の回収を任せると決めた。 すると四子・賀連修(ガレンシュウ)と結託する右長史・袁百里(エンヒャクリ)が賀連信を推挙する。 「貸付金の回収は曲涼中に影響が及びます  手違いがあれば民の不満を招き、混乱が生じるでしょう  そのためにも徳や仁が不可欠ですが、″時間の猶予″がある方が適任かと…」 袁百里は賀連信が遊び人を装っているのを利用し、まんまと嫌われ役を押し付けることに成功した。 李浅陌は明け方だというのに苦い薬湯を飲まねばならなかった。 「ゲッ!いつまで耐えればいいの?」 すると薬材を取りに行った奴婢・半秋(ハンシュウ)が戻って来る。 実は帰り道で禁足中の駱青蓮とすれ違ったというのだ。 「蘇南春(ソナンシュン)と連れ立って足早に通り過ぎたのです、その時、これを拾いました」 急いでいた駱青蓮はうっかり髪飾りを落としていた。 李浅陌は駱青蓮の髪飾りを受け取ると、慕海瑶がまだ何も知らないはずだと気づく。 「あの人は駱青蓮を憎んでいる…」 窮地に追い込まれた賀連信は駱青蓮を呼び出し、父王の寝宮を訪ねた。 しかし父王から買付金回収の件で駱青蓮を連れて来たと見抜かれてしまう。 「お見通しでしたか…私では力及ばず、ご迷惑にならぬか心配です」 「青蓮はどう思う?」 すると青蓮は安王の子息である信公子ならできると答えた。 安王は機嫌取りも上手いと失笑、5ヶ月も禁足にされて不満はないのかという。 「禁足も悪くありません、この五月(イツツキ)の間に多くのことを学びました」 「そうか、ふっ…優しさの形はそれぞれだ  老三がそなたを労っているように、私も息子に愛情を注いでいると思わぬか?」 その時、賀連信は父王が何か意図があってこの件を自分に任せたと気づいた。 「必ず父親(フーチン)の期待に応えます!」 一方、慕海瑶は李浅陌からの知らせで禁足のはずの駱青蓮が外に出たと聞いた。 今や公子の心にいるのは駱青蓮だけ、激しい嫉妬に駆られた慕海瑶は大きなお腹を抱えて朗月閣を出たが、足を滑らせ転倒してしまう。 賀連信は駱青蓮を屋敷まで送り届け、出かけて行った。 安王の狙いは一体、何なのか。 青蓮が考え事をしながら寝宮へ到着すると、朗月閣の侍従・徐良川(ジョリョウセン)が待っていた。 慕海瑶は駱青蓮が正殿に入ると扉を閉めた。 何やら異様な雰囲気に戸惑う青蓮、すると驚いたことに慕海瑶が赤子を抱いている。 「もうお生まれにって…いつの間に?」 「私の子を見て、可愛い?」 青蓮がおくるみの中をのぞくと、赤子は死んでいた。 「この子は死んだ…あなたのせいよ!」 慕海瑶は駱青蓮の髪飾りを示して激高した。 ようやく髪飾りがないことに気づいた青蓮は罠にはめられたと分かったが手遅れ、外に出られない。 しかしその時、外から嫡妻・方懐蕊(ホウカイズイ)の声が聞こえた。 ↓ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ 慕海瑶は如画(ジョガ)に駱青蓮を拘束させ、耳をすませた。 侍従は扉を開けられないと拒んでいたが、方懐蕊は慕海瑶が転んだと聞いて駆けつけたという。 その時、思いがけず李浅陌の声が聞こえた。 「正夫人に逆らうつもり?!やけに邪魔するけれど赤子に何かあったの?」 李浅陌は自分の侍女が確かに海瑶夫人が転倒して出血するのを見たと訴え、駱青蓮の髪飾りを踏んだことが原因だと口を滑らせた。 駱青蓮は朝方、出かける際に李浅陌の侍女とすれ違ったことを思い出した。 一方、慕海瑶も自分が転んだ原因を知る李浅陌こそ黒幕だと気づく。 そこで咄嗟にお腹に詰め物を入れ、大きなお腹で部屋を出た。 「確かに転びました、でも天のご加護があります  私の子を害そうとしても無駄ですわ…ねえ、妹妹?」 つづく (  ̄꒳ ̄)このネタ満載の懐かしさよwww

続きを読む

このブログでよく読まれている記事

もっと見る

総合記事ランキング

もっと見る