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カテゴリ:墨雨雲間~美しき復讐~全40話
![]() 墨雨云间 The Double 全40話 最終話「蝋梅が咲く頃」 沈玉容(シンギョクヨウ)の合図で弓兵が蕭蘅(ショウコウ)に狙いを定めた。 「蕭蘅!お前は見捨てられたのだ!」 しかしその時、馬にまたがった薛芳菲(セツホウヒ)が駆けて来た。 「見捨てるものですか!」 李家に監禁しているはずの薛芳菲が城門に現れた。 驚いた沈玉容は慌てて弓兵を止めたが、薛芳菲は蕭蘅と共に大燕(ダイエン)に殉ずるという。 「シェンユーロン!もう一度、私を殺すがいい!」 「阿狸(アリ)、皇族どもは我らを虫けらのように潰す…どうせ忘れ去られる運命だ 蕭蘅を葬り、かつてのように2人で暮らそう!」 「思い違いもはなはだしい、人々は決して忘れない!」 薛芳菲は望(ボウ)城を守って戦死した100名の誇り高き兵士の名を挙げ始めた。 すると龍武軍の将兵は北境で散った蕭将軍や彭(ホウ)副将、父や兄弟を思い出して目頭が熱くなり、次第に戦意を喪失してしまう。 「大燕の臣、蕭蘅も忠義を貫く!」 「…薛芳菲と共に!」 薛芳菲と蕭蘅の絆を目の当たりにした沈玉容は愕然となった。 その時、ちょうど城外に出ようとしていた司徒九月が精鋭を引き連れやって来る。 沈玉容から応戦を命じられた龍武軍の総領将軍・楊青(ヨウセイ)は不本意ながらも部下を連れて城楼を降り、蕭蘅たちと対峙した。 「父親が率いた龍武軍を殺せるのか?ぶははは~結局、お前は誰のことも守れぬ!」 すると薛芳菲が弓を構え、城楼の沈玉容に矢を放った。 弓矢は右腕をかすめ、沈玉容は衝撃で魚符を落としたが、運良く左でつかむ。 「…楊青、軍命に反すれば死すのみ!」 沈玉容は城楼で魚符を掲げた。 その時、薛芳菲が2本目の矢を放ち、今度は見事、左手に命中させる。 沈玉容は転倒、魚符が城楼から落下した。 すると司徒九月が馬から飛び出し、魚符を確保して蕭蘅に投げ渡す。 蕭蘅は父の龍武軍を取り戻し、司徒九月に城外の逆徒の始末を頼んだ。 「阿狸…」 「待っているわ」 「龍武軍に命ず!北境の謀反軍を制す!」 沈玉容は射抜かれた手をかばいながら呆然としゃがみ込んでいた。 すると薛芳菲が城楼に上がってくる。 「…殺してくれ、この命で償う、お前の手で死ねるのなら悔いはない」 「あなたを殺せば私の手が汚れる、謀反人は国の法で裁かれるべきよ」 「阿狸…私が状元に受からなければ今も平穏に暮らしていただろう 私たちは選ぶ道を誤った、私の誤ちは生涯であの一歩だけ… その一歩で後戻りできぬ道に足を踏み入れてしまった」 「沈玉容、来世でその罪を償って、今度は冨貴な家に生まれて真の善人として生きてほしい」 薛芳菲と入れ替わるように衛兵が城楼に駆け上がって来た。 沈玉容は城楼の縁に上がると、眼下に見える薛芳菲の背中を見つめながら″芳菲散りて梨花白く″を吹く。 しかし薛芳菲が立ち止まることはなかった。 すると全てを失った沈玉容は身を投げてしまう。 薛芳菲は背後で大きな音を聞いたが、結局、最後まで振り返ることはなかった。 ![]() 成王たちは国公府に逃げ込んだ皇帝を追い詰めていた。 しかし思いがけず魚符を取り戻した蕭蘅が龍武軍を率いて駆けつけ、逆に包囲されてしまう。 絶体絶命に陥った成王、そこで趙鄴の寵姫である麗(レイ)妃を人質にして逃げることにした。 「趙鄴に伝えよ、来年こそ必ずその首を討ち取ってやるとな」←( ˙꒳˙ )え?w すると誇り高い麗妃は皇帝の足枷になるより自ら死を望んだ。 「粛(シュク)国公、宮女のことはどうか陛下には内密に…私が墓場まで持って行く」 麗妃は成王が突きつけていた剣で自ら首を切りつけ絶命、成王は突然の事に動揺してしまう。 その隙をついて蕭蘅が成王に斬りかかり、止めを刺して父の敵を討った。 激動の一夜が明け、大燕に平穏が戻った。 しかし成王の死後、北境軍の残党が復讐を掲げ兵を起こし、朝廷は逆賊鎮圧を掲げて正式に出兵を決める。 李仲南一家は投獄され死罪が確定。 沈家は取りつぶしとなり、郷里に避難していた沈夫人と沈如雲(シンジョウン)も捕まった。 また姜元興(キョウゲンコウ)と楊(ヨウ)氏は姜家から追放され、国公府では蕭大川(ショウダイセン)が姜梨(キョウリ)の救出を笠に着て孫を顎で使っていた。 蕭蘅は出征を前に皇帝へ挨拶に向かった。 すると洪孝(コウコウ)帝・趙鄴(チョウギョウ)は御書房に飾った麗妃の姿絵を眺めている。 「麗妃は死に際に言葉を残したとか」 「宮女の件を陛下には内密にと…」←いやバラすのかーいw 皇帝はこの機に代国が侵攻してくると心配し、龍武軍だけでなく禁軍と城南軍も連れて行くよう勧めたが、都を守る兵が必要だと蕭蘅は断った。 薛芳菲は海棠(カイドウ)から朗報を聞いた。 司徒九月の見立て通り薛懐遠(セツカイエン)が記憶を取り戻したという。 苦難を乗り越え、再び揃った薛一家。 薛懐遠はいつ淮郷(ワイキョウ)へ帰るのか聞いたが、薛芳菲は姜家の二娘子という身分ゆえ帰る口実がないと説明した。 しかし薛昭(セツショウ)に本音を見抜かれてしまう。 「姐夫を置いて帰郷できないんです」 「阿昭!」 すると薛懐遠は蕭蘅の人柄を褒め、自分の心に従って進めと励ました。 薛芳菲と蕭蘅は夫婦になると決めた。 そこで2人で姜梨(キョウリ)と桐児(トウジ)の墓へ報告に向かう。 姜梨が失ったものを全て取り戻し、自分の復讐も果たした薛芳菲。 するとふいに風が吹いて梨の花が雪のように舞い散った。 …姐姐?… …梨R?… …姐姐謝謝、私の汚名をすっかり晴らしてくれた… 薛芳菲は母の形見の玉佩に値する男と出会い、床入りの儀で蕭蘅に狸の玉佩を贈った。 2人は夫婦になった記念に蝋梅を植樹、しかし嫁いで早々、薛芳菲は城楼から姜元柏(キョウゲンハク)と一緒に出征する蕭蘅を見送ることになった。 ![]() 姜元柏は姜梨を連れて屋敷に戻った。 この機に官職を辞した姜元柏は都を離れ、姜若瑶(キョウジャクヨウ)が待つ永(エイ)州へ越すという。 「お前はどうする?粛国公が戻らなかったら?」 「戻って来なければ一生、寡を守ります、でも必ず戻ると約束を… 父親、実は明かさねばならないことが…」 「もしやお前が姜梨でないということか?お前は薛芳菲なのだろう? 私の娘、梨Rの最期は安らかだったろうか?」 姜元柏はこらえ切れずに嗚咽を漏らした。 「私と桐児が見守る中、静かに眠りにつきました 今頃は葉(ヨウ)氏とむつまじく過ごしているはずです」 すると姜元柏は高齢の母に与える衝撃を心配し、この秘密を誰にも知られたくないと頼んだ。 薛芳菲と葉世傑(ヨウセイケツ)は姜家の見送りに来た。 姜景睿(キョウケイエイ)は想い人の柳絮(リュウジョ)と結ばれ、共に永州へ向かう。 すると最後に姜元柏が薛芳菲の肩に手を置いた。 「困ったことが起きたら永州の我々を頼りなさい…無事を祈っている」 その時、薛芳菲は不思議と自分の中で生き続ける姜梨と姜元柏の父娘の絆を感じた。 「父親…寒くなりますから風邪など召しませぬよう、暖かくしてください」 姜元柏は娘の言葉にうっすら笑みを浮かべ、馬車に乗り込んだ。 葉世傑は姜梨を国公府まで送って行くことにした。 都にはまだ自分という身内がいると安心させ、何かの時には頼って欲しいという。 「私を実の兄と思ってくれ」 「…哥」 薛芳菲は姜家だけではなく、葉家との縁も繋がっていることを実感し、笑顔を見せた。 薛芳菲は蕭蘅の無事を祈りながら、夫婦で植えた蝋梅を世話していた。 その頃、北境では成王の死を好機と見た代国軍が国境に侵攻、蕭蘅は龍武軍を率いて格闘するも、腹心の文紀(ブンキ)と陸璣(リクキ)は討ち死にしてしまう。 戦は凄惨を極め、龍武軍は壊滅した。 しかし蕭蘅は孤軍奮闘、敵将を仕留めたが、さらに敵軍が襲いかかる… ↓これがやりたいがための最終話w ![]() 早朝、薛芳菲はなぜか矢も盾もたまらず、国公府を飛び出して蝋梅の木を見に行った 『蝋梅が咲く頃には無事に凱旋する』 薛芳菲は蕭蘅の約束を思い出しながら、見事に開花した梅の花を眺めた その時、白馬にまたがった蕭蘅が蝋梅の木を目指して馬を掛けてくる… ![]() 終わり ( ๑≧ꇴ≦)終わったぁぁぁぁぁ! 話数を短くするためなのか1話が長い長いw 最終話も酷い酷いwww 配信ではサクサク進んだ印象でしたが、そうそう、忘れていたわ〜 早送りで見ていたことをwwwww それにしても正面カットの乱用は何なの? 別々に撮影している弊害かしら? オカルトカップルのおかげで無事に完走できましたが、さすがに女主の作品はもう打ち止めかな さて配信当時、本国でも最後のあいまいなシーンのせいで解釈が分かれていました 「これ夢なの?」 「結局、蕭蘅はどうなったの?」 しかし短い番外編が登場、論争は収まりました…めでたしめでたしってことで
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最終更新日
2025.11.11 22:15:29
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