日々、多発する...『動物事件簿』 ~No,1~
■ りんどう:荒尾の市道にトカゲの仲間 / 熊本 ■ 11日(火)午前10時頃、荒尾市内でオーストラリア産の「フトアゴヒゲ」と見られるトカゲの仲間を福岡県大牟田市の男性(58)が見つけ、荒尾署に届け出た。 同署によると、男性は自宅から仕事で荒尾市内の工事現場に車で向かう途中の11日午前10時頃、荒尾市増永の同市中央公民館付近の市道上で見つけ、拾った。 動物は全長約40cm、色は黄色っぽく、背中に亀の甲羅の様なものが付いている。同署はペットショップに確認し「フトアゴヒゲ」の可能性が高い。署員が葉っぱを与えた所、元気良く食べて居る。 野生で日本には生息していない事から飼い主が居るとみて、来週半ば頃まで同署で保管。その後は動物園に引き取ってもらう予定。毎日新聞~7月15日紙面より抜粋~-----------------------------------------------------------------■ 逃げ出して発覚…大学教授、カミツキガメ無許可飼育 ■ 埼玉県警浦和署は14日(金)、特定外来生物のカミツキガメを許可無く飼育したとして、外来種被害防止法違反の疑いで、さいたま市浦和区に住む白鴎大男性教授(66)を書類送検した。 調べによると、6月1日(木)の午後、教授宅近くの路上を歩いているカメを通行人の女性が発見。翌日に教授から「カメが居無く成った」と同署に届けが有り返却されたが、飼育に必要な環境相の許可を受けてい無かった。 教授は2004年3月ごろ、当時勤務していた埼玉大を卒業した学生が実験室に残していったカメを自宅に持ち帰り、庭の水槽で飼育して居たと言う。カメは体長35cm、重量は約3Kgで、金網を被せた水槽から逃げ出したとみられる。ZAKZAK~7月15日より抜粋~----------------------------------------------------------------------■ 動物の死骸放置相次ぐ 鳴門市内の幼稚園や小学校 ■ 鳴門市内の幼稚園や小学校等で、飼育して居たウサギの死骸や切断された猫の頭部が相次いで見付かっている事が20日(木)、分かった。今の所不審者情報は寄せられて居無いが、保護者からは「こうした事案がエスカレートして、子供に危害が及ぶ事が心配」との声が上がって居る。 鳴門署は夜間に何者かが侵入し、死骸を放置したとみて器物損壊容疑などで捜査して居る。 最初に動物の死骸が見つかったのは6月5日(月)。市西部の公立幼稚園で、出勤した職員が体の一部をくり抜かれた様な傷が有るウサギを庭で発見した。同20日(火)には市東部の児童クラブで、砂場を覆う雨よけのビニールシートの上に、切断された猫の頭部が置かれて居るのを児童が見付けた。 更に同19日(月)には、児童クラブ近くの公立保育所の廊下で子猫が死んで居た。この保育所では7月1日(土)にも、玄関の靴箱の上に血痕と動物の体毛らしき毛が確認されて居る。同14日(金)には市中心部の小学校運動場で、腹部を傷付けられた猫の死骸が見付かった。 市は、今月上旬から公立保育所7ヶ所と児童クラブ4ヶ所で順次、防犯効果の高いセンサーライトの設置を進め、鳴門署の連絡先を書いた不審者対策プレートを市内の公・私立の全保育所等に掲示。保護者に不審者に注意する様連絡すると共に、施設の周辺住民にも非常時の協力を依頼した。 一方、鳴門署は現場付近で聞き込み捜査等を行って居る他、市内各施設周辺での巡回を増やす等して警戒を強めて居る。徳島新聞社~7月21日紙面より抜粋~----------------------------------------------------------------------■ 神戸・西区、看護師寮に動物の体の一部/兵庫 ■ 23日(日)午後9時頃、神戸市西区曙町の県立総合リハビリテーションセンターの看護師寮の通路に、猫とみられる動物の尻尾と足1本が置かれて居るのを寮生が見付けた。神戸西署は器物損壊と動物愛護法違反の容疑で捜査して居る。 調べでは、寮の入り口から約10m入った通路に並べて置かれて居た。刃物で切断された形跡は無く、同署は何者かが体から引き千切ったとみて居る。毎日新聞~7月25日紙面より抜粋~----------------------------------------------------------------------■ 迷い犬.猫が窮地に 遺失物法改正、県警が保護や里親探し中止へ/徳島 ■ 6月改正の遺失物法が施行されると、迷い犬や猫は同法の適用外と成る為、徳島県警は各署に届けられた迷い犬や猫を保護したり、飼い主、里親を探したりする事を原則としてやめる。このままでは飼い主や里親が見付からずに殺処分される迷い犬や猫が増えるとみられ、一年半以内の施行を控えて県内の動物愛護団体が懸念を強めて居る。 現在、県警は迷い犬や猫が届けられた際、遺失物法に基づき原則として二週間保護している。二週間を過ぎると、保健所を通じて神山町にある県動物愛護管理センターに引き取られ、センターで一週間保護しても飼い主が見つからなかった犬、猫は殺処分されて居る。 昨年、県警に届けられたのは、迷い犬491匹、迷い猫11匹の計502匹。その内、飼い主に返還されたのは314匹、里親が見付かったのは121匹、拾った人が里親に成ったのは12匹。警察で預かる期限内に飼い主、里親が見付からず保健所に送られたのが55匹。一方、昨年度に管理センターで殺処分された犬、猫の総数は7,721匹に上る。 県警は殺処分される犬、猫を減らす為、二週間の保護期間に動物愛護団体などに声を掛けて里親を探して貰う他、徳島新聞に犬、猫の特徴や見付かった場所等の情報を提供する等して飼い主や里親を探して居る。中には、殺処分されるのを可哀想に思った署員が、里親、飼い主が見付からない犬や猫を連れて帰って飼うケースも有ると言う。 しかし、改正遺失物法では、持ち主が分からない犬、猫は対象外。迷い犬や猫は警察の管轄外と成り、施行後は届けられても県警では保護せずに保健所に引き取られ、管理センターに送られる事に成る見通し。 保健所は、迷い犬や猫の情報を公開して飼い主への引き渡しはしているが、通常は里親探しをしていない。管理センターに送られるまでの期間も最短で三日間と県警の二週間と比べると短く成る。 この為、迷い犬、猫などの里親探しをして居る動物愛護グループ「TAO」で活動しているAさん(48)=吉野川市西麻植西開、農業=は「迷い犬や猫に飼い主が現れる迄には時間が必要で、改正遺失物法の施行後は飼い主や里親の見付からない犬、猫が多く成り、殺処分が増えるだろう」と心配して居る。徳島県内のニュース~7月26日より抜粋~----------------------------------------------------------------------■ 大型犬にウサギかみ殺させる 保育・幼稚園で発生/愛媛 ■ 松山市の保育園等で飼って居たウサギが、咬み殺される事件が相次いで居ます。何者かが犬をウサギ小屋に放したとみられます。 ウサギが殺されて居たのは、松山市内の保育園と幼稚園の2ヶ所です。27日(木)午前7時頃、保育園に出勤した職員が、飼育小屋で飼って居たウサギ1匹が死んで居るのを見付け、警察に通報しました。殺されたウサギには、動物に咬まれた様な傷が有り、小屋の中には、大型犬とみられる足跡が残って居たと言う事です。 又、今月24日(月)には、近くの幼稚園でも、飼って居たウサギ12匹が同様の手口で殺されて居り、警察は何者かが犬を連れて園内に侵入し、犬にウサギを咬み殺させたとみて、周辺の幼稚園や小学校等に注意を呼び掛けて居ます。ANN~7月27日抜粋~----------------------------------------------------------------------■ 団地にはぐれザル/広島 ■ 広島市安佐南区と安佐北区で、住宅団地の民家近くに猿が出没したとの情報が相次いで居る。 安佐南区の毘沙門台で11日(火)夕、民家の庭先のフェンスに小柄な猿が座って居るのを住民が見付けた。庭の柿の実をもいで口に入れ、直ぐに逃げ去ったと言う。 同区役所によると、沼田町伴の区スポーツセンター近くの路上でも12日(水)朝、歩行する目撃情報が有った。毘沙門台と同じ個体との見方も有る。 安佐北区役所によると、高陽ニュータウンでも10日(月)朝に目撃情報が6件続出した。口田小からJR玖村駅まで約三Kgの一帯を1匹で移動していったとみられる。 両区役所によると、安佐北区可部、白木地区に生息する群れから成長した雄猿が離れ、単独行動している可能性が有る。安佐南区の場合はペットが放されたケースも考えられると言う。 人を襲う等の被害情報は出て居無い。両区役所は「餌を与えたりせず、むやみに刺激しないで」と呼び掛けて居る。中国新聞~7月29日紙面より抜粋~